日本人は善くも悪くも
神道・仏教・儒教のベースがあり
「愛」や「自立」の解釈が苦手なようです。
特に物質的に豊かになった
昭和50年代ぐらいから
価値観の多様化が進み
「愛」と「自立」の解釈も多様化したようです。
物質的に貧しい時代には
自然と助け合いの精神が生まれるものですが
物質的に豊かな時代には
個人主義が広まりやすいものです。
個人主義はエゴ(我欲)を強めます。
エゴ(我欲)の強まった状態では
「愛」や「自立」は所有欲や支配欲やワガママなどと
取り違えてしまう傾向にあります。
昭和50年以降は共依存家族・組織が増えました。
バブル経済が崩壊した平成時代は
ニートや引きこもりや社会に溶け込めない人も増え
精神病とみなすことによる誤魔化す傾向も増えました。
近年では大人の保護下にある
小学生すら登校拒否が激増しているようです。
家族間の殺傷事件や
幼児虐待も増えましたね。
自立のできない人達が
家族や子供を持ってしまうと
愛が憎しみとなり、暴力となるものです。
本来は愛=自立です。
自立力が高まる程に
相互扶助力も高まるものです。
相互扶助とは共に助け合うことですね。
ちなみに共依存は共倒れです。
自立は自助の精神が必要ですし
自分を助けることができれば
人を助けることもできます。
また自立は社会に貢献する責任を
自覚することでもあります。
加えて自立は自分にも人様にも
思いやりを持つことです。
「愛」や「自立」の解釈は
なかなか難しいかもしれませんが
超高齢化社会の今日
自立力と相互扶助力を高めることは
とても重要な徳目です。
自立がエゴ(我欲)ではなく
本当の意味での愛情であることが分かると
運が良くなります。
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