高度精神成長のすすめ

洋の東西を問わず

農業化から工業化（産業化）へのシフトに

成功できた国は先進国と呼ばれます。

 

環境破壊や公害問題は別として

工業化（産業化）に成功すると

物質的に豊かな国になれます。

 

その移行期には

高度経済成長が起こり

いわゆる中流層が増加します。

 

中流層が増えると

サラリーマンが増え

会社組織も増大化します。

 

人員を多く抱える組織は

マネジメントのために

必然的にピラミッド型となり

それに伴い学歴や身分（役職）が

尊重されるようになります。

 

すると本来の学問や仕事の意義や

社会での役割を見失うようになり

人心が姑息と腐敗にまみれるようになって来ます。

 

物質や経済至上主義が優勢なり

混乱や動乱が社会や組織を覆い始めます。

 

現在の欧米社会はこの段階に来ているようですね。

 

さて欧米の２０年遅れの日本はどうなるのでしょうか？

 

運の良いことにこの３０年の間で

世界最速で少子高齢化となり

高齢者の豊かな財産により

他国に比べると穏やかな状態にあるようです。

 

それでもコロナ禍から

時代の変化が顕著になりましたね。

 

欧米社会のように混乱や動乱が増して来るのか

この穏やかな社会のまま推移するのかは

誰にも分かりませんが

少なくともどんな方向に進んだとしても

自立力と相互扶助力を高めておけば

色んな状況に対応できるのではないでしょうか。

 

加えて、心と身体と資産の運用力・活用力も

磨いて行きたいものですね。

 

高度精神成長して

精神的に強く柔軟になり

現実的に実践・改善できるようになると

運も良くなります。