戦前は小学生の授業にも「修身」がありました。
江戸時代からつながる道徳(精神)教育です。
戦後はアメリカに負けたため、修身の勉強が無くなりました。
日本精神の基礎を否定されたのです。
ただ多くの10代以上の人の心には残っていました。
当時の状況としては
街も廃墟になり、物資に窮乏していたので
やはり物質的な復興と発展が第一になることは
致し方ないのではないでしょうか。
昭和20・30・40年代の復興と経済成長を支えたのは
終戦直後、10代以上だった人達です。
一生懸命働いたのでした。
そして昭和40年代には
アメリカに次ぐ、世界第二位の経済大国になりました。
昭和50年代は日本の製品が世界を席巻して
アメリカ製品をも凌ぐように成り
Japan as NO,1と言われるほどになりました。
ただ経済的な成功が、日本精神を忘れさせてしまったようです。
昭和60年代と平成ひと桁時代に体験した
バブル景気の興隆と崩壊は
享楽・空虚・喪失・堕落・・・と、一段と精神を腐らせて行きました。
2010年代の前半から
ようやくパラダイム転換が始まったようです。
良い社会・良い家庭を築くには
まずは自分自身の修身からのようです。
心と身体を健全に美しくすることは
自己実現の一歩でもあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます