四書五経(ししょごきょう)とは儒教の経書です。
今年の大河ドラマの主人公である渋沢栄一も
「論語と算盤」という名著を書いていますが
その「論語」も四書の一冊です。
四書五経とは簡単に言うと
道徳や歴史や生き方の書籍で
昔の知識階級は必ず読んでいました。
昭和20年の敗戦後は
教育から外されました。
仕方がないことですが
戦後世代の多くが
道徳が分からないのは
こういう所にも原因があるのではないでしょうか。
道徳があって経済が成り立つのですが
経済優先だけだとますます
格差や分断は進むかも知れませんね。
「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一は
「論語」という道徳
「算盤」という資本主義の
調和が大切であることを
伝えたかったのではないでしょうか。
ちなみの江戸期は
5~6歳の子供の頃から
四書五経を暗誦させられていたそうですね。
この頃に
意味は分からずとも
暗誦させられることにより
身体に叩き込まれ
人生経験を積み
大人になる程に
身に染みて来るのではないでしょうか。
現在の日本で行われている道徳教育が
どのようなものなのかは
詳しくは知りませんが
四書五経のエッセンスを取り入れると
精神病が減るかも知れませんね。
加えて昔も
座学だけではダメで
「知行合一」が大切なことは
言うまでもありませんね。
道徳と経済の融合で
運も良くなります。