自然界に昼と夜があるように
社会心理にも
平常時と非常時があります。
またそれぞれに
前半と後半があります。
歴史研究の
文明法則史学に学ぶなら
非常時の前半は約20年間で
後半は約15年間ぐらいのようです。
非常時前半と後半のターニングポイントが
パラダイムの転換点になるようです。
平常時前半は約15年間で
明治時代の坂の上の雲や
昭和30年代の高度経済成長のように
新しい価値観をぐんぐん伸ばして
上昇して行く期間のようです。
平常時後半は約20年間で
成熟期でもありますが
パラダイム転換期に
苦労や困難を乗り越えた世代が亡くなり
苦労知らずの世代が闊歩し始める頃です。
その辺から社会心理も
爛熟や狂乱が起こり
だんだんと動乱の非常時前半に突入して行きます。
それでは現在の2020年は
どの位置にあるのでしょうか?
今回のパラダイム転換点は
2012~13年ぐらいなので
非常時後半に当たるようです。
2027~28年ぐらいまでに
古い価値観が新しい価値観に押され
だんだんと変化が加速してきます。
2027~28年から約15年間は
新しい価値観が
坂の上の雲や高度経済成長のように
ぐんぐんと成長する平常時前半になります。
まずは新しい価値観が
何なのかをチェックして行きたいものですね。
すでに起こった未来としては
知識・情報・高齢化社会であることは
間違いないのではないでしょうか。
知識社会は生涯継続学習すること。
情報化社会はフェイク情報や詐欺が増えるので
心を操作されたりしないように
感性や心のマネジメントを高めることですね。
高齢化社会は心身の健康と
死生観を持つことではないでしょうか。
非常時前半がそうだったように
古い価値観の制度は変わってきます。
非常時後半は
新しい価値観を意識して
学び行動して行きたいものですね。
運も良くなります。