日本を代表する
天才数学者の岡潔先生は
「人間の中心は情緒である」と言ってます。
知識・情報化社会の現代では
一見、脳や思考が中心のように思われますが
人間の物事の捉え方は
理屈よりも先に情緒や感情が
作用するのではないでしょうか。
「分かっちゃいるけどやめられない」（笑）
という言葉もあるように
アル中やギャンブル依存症や各種の癖など
思考では止められないことが
生きて行く上では多いものですね。
どんな人にも癖があるものですが
もし悪癖を治したいのなら
まずは自分の心の癖を
客観的に分かった方が良いかも知れませんね。
その手立てが
瞑想やマインドフルネスや内観などです。
自分の心や情緒や感情に溺れるのではなく
客観的に自分の心や情緒や感情を見つめてみるのです。
まずは呼吸を客観的に見つめてみます。
姿勢を正し
深呼吸をしながら
余計な事を考えずに
吸う・吐くを
客観的に見つめながら呼吸します。
慣れてきたら
今度は客観的に自分の心を見つめて行くのですが
やはり最初は手引きが必要かも知れませんね。
マイナス感情や悩みなどは
客観的に見つめられずに
心に取り込まれて行く可能性があるからです。
最近は瞑想等の講習なども各種ありますので
最初のウチは
心を見つめることに慣れるまでは
良いかも知れません。
最終的には
だんだんと自分独りでも
自分の心の癖を見つめられるようになるといいですね。
自分の心の癖を知って
悪癖は手放し
良癖は伸ばすと
運が良くなります。
繰り返しますが
自分の思考よりも先に
情緒や感情が作用していることは忘れずに
湧き上がって来る感情に溺れず
客観的に自分の心や癖を見つめることを習慣づけると
依存症や精神病の解消に
向かう一歩になると思います。
運も良くなります。
