確かに知識・情報化社会は便利で快適な社会ですが
世の中が便利で豊かになる程に
どうして精神病が増えるのでしょうか？
戦前は現在のように
良くも悪くも多くの庶民が
精神科や心療内科に
行くことは少なかったものです。
戦前は金持ちやインテリが掛かる病気でした。
心と身体はひとつなので
身体を動かさないで
頭ばかり使って固くなると
心は病みやすいものです。
困ったことに
現代社会は生まれた時から
デジタルに囲まれた社会になっています。
地球も生物もアナログですね。
もちろん赤ちゃんや幼児もアナログです。
身体や人格形成の基礎の基礎である時期に
不自然なデジタル環境に浸らせてしまうと
後年、かなりの問題になるかも知れません。
生物の基礎は野性でありアナログです。
常々、幼児教育において
「体育は知性を、徳育は感性を高める」と言っています。
人や自然とのふれあい
野性的な体力づくり
話しかけや読み聞かせ
人に揉まれ泥んこになることもいいですね。
残念なことには
上記のことを体験するには
現在は塾のような教室で行われているそうで
お金が掛かるようですね。
もちろん知識・情報化社会である今日
小学生ぐらいからの
デジタル教育は必要な事だと思いますが
幼児にはアナログ教育を
公の機関で取り組むことはできないのでしょうか。
若い世代は共働きの時代ですものね。
平成がそうであったように
独りで居るとゲームやスマホに走り易いものです。
小学校低学年ぐらいは
身体や人格形成の基礎である
アナログ的な教育の方が
良いのではないでしょうか。
もちろん大人も
心が疲れているのなら
身体を使って
自然とふれあう機会持つことは
有益な事だと思います。
人や自然がアナログであることを思い出すと
運も良くなります。
