「滅私奉公」はご存知でしょうか?
ここでの「私」は自我や我欲やエゴの事です。
エゴを滅して、公(おおやけ)に奉仕するという意味ですね。
とても良い意味です(笑)
ただこれを悪い意味に取るようになったのは
大東亜戦争に負けたことと
戦後教育に原因があるようです。
戦争中は「滅私奉公」の精神を戦争に向けたことが問題でした。
結果は良くないですが、あの時期や世界情勢から考えると
致し方ない所もあったのではないかと思います。
ただ戦争は多くの人の命を奪う行為なので反省は必要だと思います。
戦後欧米から入って来た
自由主義や個人主義は悪いものではありませんが
公の意識が無くなると、エゴイズムとなり
争い緊張が絶えない世の中に成ります。
現代の精神病の増加は
エゴイズムや我欲の執着が原因だと思います。
会社に従属するとの解釈でなく
良い意味での「滅私奉公」は大切なことではないでしょうか。
世のため・人のため・自分のために働くことは
精神衛生上にも良い事だと思います。
運も良くなります。