明日は選挙ですが
結果がどうあれ言えることは
日本にも英米型の格差社会が広がっていることです。
特に若者の格差が広がりつつあります。
これまでさしたる混乱もなくここまで来たのは
英米に比べ、日本は良くも悪くも依存型社会なので
格差が目立たなかったことと
高齢者の世界一の金融資産があったからです。
英米では考えられない盛んな「オレオレ詐欺」の流行は
高齢者がお金持ちである証拠ですね。
それでも戦後世代は段々とお金がない人も増えています。
子供の大学・専門学校の奨学金の増加を見れば
親世代がお金が無くなってきている事を物語っていると思われます。
格差の事をいうと、すぐに経済格差の話になりますが
実は精神成長と行動の格差が本質です。
それが経済格差に拍車をかけて行きます。
旧制度の良い学校に入り、良い会社に入り、良い社会保障をもらう
という考え方も悪くはないですが
その考え方で自己実現できる人は、ほんのわずかです。
大切なことは生涯学習や、信用あるキャリアや実績や
仕事をイノベーションする能力や
お金や身体をマネジメントする能力です。
ただこういう本当の知識や情報にアクセスするためにも
精神成長と行動力が必要になりますが
英米を見る限りでは、難しいかも知れません。
今年から人口ボリュームゾーンである
団塊の世代も70代に入ります。
今後はもう高齢者に依存できる人も少なくなって来ると思われます。
待ったなしで、精神成長と行動の時代であると思います。