農業社会から工業化社会に移行したからと言って
農業が無くなった訳ではありません。
工業力を使って、少ない労働力で農業を営んだり
他国から農作物を輸入したりして、今日まで来ています。
工業化社会から情報化社会に移行したからと言って
工業が無くなる訳ではなく、農業と同じように推移しています。
旧来の家電製品は他国から輸入したりしていますので
どうしても国内でのモノづくりに携わる人は
減ってくるのは時代の流れかも知れません。
情報化社会に欠かせないコンピューターは進化を続け
社会のあらゆる分野で影響を与えました。
音楽産業や出版行や物販業にも
業界を揺るがす程のインパクトを与えました。
現在進行形であらゆる分野に情報化が進んでいます。
今言われているように人工知能(AI)は
これまで人がやってきた職業を
機械が取って代わるとの議論が起こっています。
もしかすると専門的な知識を必要とする職業
たとえば弁護士・税理士・医師の方にも影響があるかも知れません。
いまだ予測の段階ですが、これまでの変化のように
物質に情報が影響を及ぼし、世の中を変えています。
人間も単なる物質的な存在として考えるのならば
機械に仕事も人生も奪われてしまうのかも知れませんね。
情報化社会に生きる僕たちは
物質ではなく精神的な存在であり
心や精神を表現するアーティストや芸術家のような生き方を
それぞれの職業に、また生活に
望まれるようになって来ているのかも知れません。