たまたまテレビで
アフリカの某国の若者の事情をやっていました。
14~15年前まで内戦で国が乱れ
その時代に、子供兵士だった
今は20代になってる若者の映像でした。
彼らは公営の墓場で寝泊まりしていて
生きて行くために、スリや泥棒や売春をやって
その日の食べ物をてにしたり
薬物を買ったりするお金を稼いでいるそうです。
あっけらかんと「生きて行くためだ」と言って
何が悪いんだといわんばかりに、たくましく生きていました。
とりあえず内戦も終わり
国としての発展もしている中で
戦争の中生まれ、兵士として育てられ
身よりも無く、墓場で寝泊まりしている彼らを
この平和で、物があふれ、便利な暮らしをしている
日本人の若者は、どのように感じるのでしょうか?
日本人も戦国時代を生きた庶民
飢饉の時を生きた庶民
幕末動乱や昭和の敗戦を生きてきた庶民は
何を思い、何を感じ生きて来たのでしょうか?
「清き水には魚は住めず」とも
「清濁併せ吞む」とも言われますが
どんな国でも時代でも
人が生きて行くためには
たくましさは必要なのかも知れません。