フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯、ペア・フリー(ジャッジスコア)。
<マルチュシェワ/ロゴノフ(ロシア)> SP:48.97 FS:96.40 合計145.37
「枯葉」♪ 若々しくてロマンチックな雰囲気。スローで転倒が1回。ロシアのペアにしては、少し線が細い感じがするんだけど、これからどうなっていくかな。
<高橋/木原> SP:49.54 FS:86.59 合計136.13
「レ・ミゼラブル」♪ 今日も丁寧に一つ一つこなしていった。ツイストは昨日よりも高さが出たかな? スロージャンプの両足着氷などはあったが、とにかくコケなかったからまずは良し?! サイドバイサイドスピンのユニゾンも良くなってるし、リフトのワンハンドもスムーズにできるようになっていて嬉しい。成美ちゃんはリンクサイドに戻った時咳をしていたが、風邪を引いていたそうな。演技に大きな影響が出なくてよかった。
<ローレンス/スウィガース(カナダ)> SP:52.78 FS:100.77 合計153.55
映画「オズ はじまりの戦い」から♪ 女性がわりと可愛らしい 以上
<カステリ/シュナピア(米)> SP:58.60 FS:110.29 合計168.89
映画「007/スカイフォール」から♪ 曲に合わせて男性はYシャツにショルダーホルスターをつけ、女性はナイトドレス風の衣装。スロー4回転サルコウに挑戦!惜しくも両足着氷。リフトのスプリット姿勢を見ると、近い将来また高橋成美選手の美しいスプリットを見たいな、と思う。男性の体格がいいので、リフトは安定感がある。ソロジャンプが決まらなかったのが課題か。
インタビューで、成美ちゃんも木原くんも「すごく緊張してた」という。コーチからは「Good job」と言われたそうな
<デニー/フレイジャー(米)> SP:58.67 FS:109.18 合計167.85
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 羽生結弦が使ったあの曲♪ SPより大人っぽい雰囲気。スロージャンプはすごく距離が出る。片手でウエストあたりを支えて女性が前向きでアピールするリフトは迫力。
<彭/張(中国)> SP:65.09 FS:117.09 合計182.18
「ピアノ協奏曲 黄河」♪ 男性の髪に辮髪のエクステが 4回転ツイスト、まるで3回転みたいに決まった サイドバイサイドスピン、あまり合わせる気がない?と思ったが最後が合ったからいいのか^^; 曲の盛り上がりにうまく要素や振付がはまって、いいプログラムだと思う。
<隋/韓(中国)> SP:70.13 FS:101.19 合計171.32
「カリンカ」♪ こちらも負けじと4回転ツイストを決めた もう中国のペアは4回転がデフォルトか^^; しかしソロジャンプのミスや、スローの転倒、上げられずに終わったリフトなど、満足な出来ではなかった。スピンなんかはとてもいいんだけど。
<ボロソジャル/トランコフ(ロシア)> SP:82.03 FS:154.46 合計236.49
「ジーザス・クライスト・スーパースター」♪ この二人の辞書には、失敗という単語はないらしい、、、。ソロジャンプが単独もコンビネーションも完璧にユニゾンで下りて、ツイストもスローも全く隙がなく、すごいポジションのリフトも軽々。終わった瞬間、トランコフはガッツポーズ。わずかに自己ベストに届かなかったが、毎回このレベルって、どんだけ~~~
結果、優勝はボロソジャル/トランコフ、2位に彭/張、3位隋/韓。
優勝インタビューでトランコフが、「ミナサン、コンニチワ、アリガトウゴザイマス」と日本語の単語を交えながら、「素晴らしい応援でまるでロシアで滑っているようだった」「日本の皆さんの前で初めて滑れて嬉しい」「今日のような演技をオリンピックでもしたい」と英語で答えてくれた。
ボロソジャル/トランコフはこれで30ポイントでファイナル進出決定。彭/張と隋/韓は共に24ポイント(最高2位)、彭/張組が得点合計で上位となるが、この2組はまだあと2戦の結果を待つことになる。
この後は、男子フリー