口パク禁止!を書いた後に思ったことを少し。
中国政府がこの決定をした背景には、大陸のポップス市場の急激な拡大に伴って、歌手の急増と商品化が進み、質の低下につながるという危機感がある、のかな~という気がする。
昔の中国では、西洋音楽系なり伝統歌曲系なり、きちんとした専門教育を受けた歌手が、政府の意向と大衆の好みの間で絶妙なバランスを取っている曲を歌ってきた。当然、マイクがなくては歌えないような歌手は歌手とは呼べず、声量と声質が絶対条件。容姿はいいに越したことはないが、必須の条件ではなかった。(そのせいか、大陸で絶大な人気を誇る歌手の中には、かなり恰幅のいい体格の人がちらほら^^; もちろんオペラ歌手ではなく、普通の歌謡曲・ポップスの歌手。)林子良を紹介したとき、「中国大陸だったら歌手になれない」と書いたのはそういうわけだった。80年代後半からは北京搖滾と呼ばれるロック(バンド)の流れもあるのだが、全国的&全世代的に受け入れられたのは最近じゃないだろうか。
しかし、改革・開放政策は歌謡曲・ポップスにも大きな影響を与えた。海外の音楽が自由に聞けるようになっただけではない。香港・台湾の歌手が大陸で活動できるようになり、大陸の歌手が香港や台湾でもアルバムを出せるようになった。厳然と区別があった大陸と台湾の北京語ポップス市場が、だんだん一体化してきた感じなのだ。いわゆる“大中華圏”市場というやつ(シンガポールやマレーシアの華人市場を含む)。
そんな中で、私でもわかるような変化の一環が、“容姿重視”の新人歌手たち。人口の多い中国のこと、香港のように“どうみても容姿だけ”というわけではなく、ちゃんとそれなりに歌える子ばかりなのだが、なんとなく似たような雰囲気の、同じくらい美人orイケメンの子が次々と出てくる。このままだと、本当に実力のある歌手が育たなくなるのでは? まして、「口パク」が許されたら、ますます“容姿重視”が進み、台湾や香港の歌手みたいにお洒落でカッコいい歌手を目指した挙句、結局際立った存在にならず、逆に台湾香港歌手に押されてしまう、、、かも?
もっとも、恵まれた環境で音楽教育を受けた人の中には、作れて弾けて歌えて踊れてと、何拍子も揃った人が出てきている。そういう人たちが大陸の音楽シーンを引っぱっていくだけでなく、香港台湾でも活躍できるようになると面白くなる。
中国政府がこの決定をした背景には、大陸のポップス市場の急激な拡大に伴って、歌手の急増と商品化が進み、質の低下につながるという危機感がある、のかな~という気がする。
昔の中国では、西洋音楽系なり伝統歌曲系なり、きちんとした専門教育を受けた歌手が、政府の意向と大衆の好みの間で絶妙なバランスを取っている曲を歌ってきた。当然、マイクがなくては歌えないような歌手は歌手とは呼べず、声量と声質が絶対条件。容姿はいいに越したことはないが、必須の条件ではなかった。(そのせいか、大陸で絶大な人気を誇る歌手の中には、かなり恰幅のいい体格の人がちらほら^^; もちろんオペラ歌手ではなく、普通の歌謡曲・ポップスの歌手。)林子良を紹介したとき、「中国大陸だったら歌手になれない」と書いたのはそういうわけだった。80年代後半からは北京搖滾と呼ばれるロック(バンド)の流れもあるのだが、全国的&全世代的に受け入れられたのは最近じゃないだろうか。
しかし、改革・開放政策は歌謡曲・ポップスにも大きな影響を与えた。海外の音楽が自由に聞けるようになっただけではない。香港・台湾の歌手が大陸で活動できるようになり、大陸の歌手が香港や台湾でもアルバムを出せるようになった。厳然と区別があった大陸と台湾の北京語ポップス市場が、だんだん一体化してきた感じなのだ。いわゆる“大中華圏”市場というやつ(シンガポールやマレーシアの華人市場を含む)。
そんな中で、私でもわかるような変化の一環が、“容姿重視”の新人歌手たち。人口の多い中国のこと、香港のように“どうみても容姿だけ”というわけではなく、ちゃんとそれなりに歌える子ばかりなのだが、なんとなく似たような雰囲気の、同じくらい美人orイケメンの子が次々と出てくる。このままだと、本当に実力のある歌手が育たなくなるのでは? まして、「口パク」が許されたら、ますます“容姿重視”が進み、台湾や香港の歌手みたいにお洒落でカッコいい歌手を目指した挙句、結局際立った存在にならず、逆に台湾香港歌手に押されてしまう、、、かも?
もっとも、恵まれた環境で音楽教育を受けた人の中には、作れて弾けて歌えて踊れてと、何拍子も揃った人が出てきている。そういう人たちが大陸の音楽シーンを引っぱっていくだけでなく、香港台湾でも活躍できるようになると面白くなる。
上海のコンサートを蘇永康が見に行ったのが雑誌に書かれてたらしいです。(台風で行けなかった人が多かったんで、ちゃんと行った人は目立ってしまった^^;)
大陸のCDは、日本でちゃんとした店・業者で買えばわりと安心だと思います。でも、オークションはヤバイです^^;海賊盤を平気で出品してますから。
香港の信和中心はどうですか? 地下のCD店は一応まともな大陸版扱ってるように見えるんですけど。私はこれまでのところ不良品に当たったことはなく、大丈夫でした。一度お試しを~
今の大陸のシステムだとCDが安い上に
盗版が多くて、印税よりも
ライブのギャラで生活するシステムなので、
港台進出を狙ってる大陸の歌手は多いそうです。
私は彼女が所属する、京文唱片、
好きなアーティストやバンドが多いのは
良いですが、
今年に北京や深センで買った京文のCDは
不良品が多くて
正規版を買ったのに!!と憤っています。
中国でCDを買うとレシートに
「不良品の場合お買い上げから〇日までの
場合は交換いたします」と書いてありますが、
深センにして既に交通費の方が高いし。
それだけ不良品率が高いって事でしょう。
韓紅は今年リリースした、チベット語の
アルバムを聴きたいです。
日本の方が却って手に入るかもですね。
韓紅、十大中文金曲で、生を聴きました。
すっごい迫力でしたよ~。
いっしょに歌ったのが“育休あけ”のイーソンで。
対抗できるのは彼くらいだな~と思いました。
彼女も、少し港台を意識したアルバム作ったら、香港でも売れるんじゃないかな。
> 大陸で絶大な人気を誇る歌手の中には、
> かなり恰幅のいい体格の人がちらほら^^;
太陽計画(っていつでしたっけ?)に
韓紅を招待してますね。
んでもって、安仔とゴシップか?という微笑ましい騒ぎがありましたが、
一方このルックスで大丈夫?という
無礼な記事もみかけました。
実力がある人が香港で活躍するのは
大歓迎です。