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四大天王の頃の香港

2006年11月15日 15時43分37秒 | 香港
 Yahoo!雅虎香港・音樂の今月の特集の一つが、張敬軒≪笑忘書≫不忘音樂。そこで「HINS煙花匯演音樂會」ライブ映像が見られた。
 持っているマイクに「海港城」のタグがついているところを見ると、尖沙咀の天星碼頭の前あたりか。花火があるときなら、10月かな。
 前半は持ち歌を次々と。後半、いきなり黎明の「今夜你會不會來」、懐かしい~と思ったら、張學友の「頭髪亂了」。ヒンズにしては腰振って歌ってる。さては四大天王コーナーか。案の定次は郭富城「對你愛不完」。「とぅいにぃあい、あい、あい、ぶーわ~ん」と“歌振り”もやってくれた(あい、あい、あい、で手の甲を上にして前へ3回つきだし、ぶーわ~んで空気をつかむような仕草)。最後はえらくアップテンポになった劉徳華「忘情水」。面白かった。
 そのあとは「My Way」をロック調で、バンドメンバー紹介しながら。コーラスだけ紹介するのを忘れ、歌い終わってからあわてて紹介していた^^;
 私は最初の香港駐在と、四大天王の活躍時期が重なるので、その活躍ぶりはよく覚えている。考えてみると、81年生まれのヒンズは小学校高学年から中学ぐらいのころだ。おそらく香港明星の映像や情報がどんどん入っていたと思われる広州で育ったヒンズ、教室で好きな明星の真似なんかしてたかもしれない。
 香港の景気がよくて、広東省のあたりが香港ドル経済圏とすら言われた時代があった。80年代後半くらいだろうか。つれあいが広州に行ったとき、ホテルでもどこでもこっちが北京語を話しているのに広東語で返されて、「中国人なんだから中国語を話せ!」と怒ってたそうだ。当時の広州で一番いいお客は香港人で、広東語でサービスするのがもっとも喜ばれるから、まず広東語で話していたのだろう。広東語が通じないとわかって、ようやく北京語に切り替えてくれたとか。
 それも今は昔、香港人がせっせと北京語を勉強して、大陸の観光客を北京語でもてなす時代になった。経済的にも文化的にも、別に香港は憧れの存在ではなくなってるだろう。わずか十数年前だけど、ちょっと古き良き時代になってしまったかも・・・四大天王。(でも、みんな現役バリバリなのだ~!學友だけは仕事少なめだけど)

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