全米フィギュアスケート選手権2018、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
セバスチャン・パヤネット SP:61.29
「The Great Gig In The Sky」♪ ターコイズ。トリプルアクセルで転倒、コンビネーションはルッツが2回転になったが3回転トウループをつけて、基礎点は守れた。3回転フリップで片手をつく。
最初から最後までオルタナ系の同じような曲調で、なんか盛り上がらなかった フルタイムで仕事をしているサラリーマンだそう
ジョーダン・モイラー SP:55.35
「Trival Gathering」ヴァネッサ・メイ♪ 黒にブルーのストーン。4回転サルコウに挑んで転倒、アクセルが1回転に ルッツ・トウ3-3で転倒。
ステップやスピンは悪くなかったが、あまり個性は感じられず。ジェイソン・ブラウンのコーチ陣。
ダニエル・クーレンカンプ SP:60.15
「Fragile」♪ 黒、ストーンでチェック模様。ダブルアクセル、フリップ・トウ3-3、後半3回転ルッツとまとめた。「スケーティングが重い」と解説・杉田さん。
マックス・アーロン SP:74.95
「レ・ミゼラブル」♪ ベージュにグレー。優勝候補の一人が早くも登場。4回転トウループでステップアウト、4回転サルコウも両手をついて単独に終わり、コンビネーションにできなかった。トリプルアクセルはややこらえた着氷。
スケーティング自体はきれいになっているが、、、
ケヴィン・シャム SP:55.74
「All By Myself」♪ ブルーのシャツ。冒頭のトリプルアクセルが「途中で回転を止めてしまった」と解説・杉田さん。ルッツなんとか、フリップ・トウ3-3は回転が足りず。「トウの抑えが甘い」と杉田さん、エッジが十分に使えてないそうで、、、よくわからない
マサチューセッツ工科大学の現役学生だそう。
ここでディック・バトンさんの表彰 1948年でオリンピック金メダルから70周年
ショーン・ラビット SP:73.22
「Somewhere In Time」♪ 紫。長身をしなやかに使ってよくエッジに乗っていく。フリップ・トウ3-3、イーグルからダブルアクセルをそのままイーグルに。後半に3回転ルッツ、どれもクリーン。
一歩を大きく伸ばしながらのステップで盛り上がり、ノーミスの演技に嬉しそう。キス&クライでは先に日本語で「ありがとうございました。ほんとに楽しかった」 4回転2本に挑んだアーロンとあまり変わらない得点。
エマニュエル・セイヴァリー SP:64.65
「A Bachelor in Paris」♪ 白シャツにグレーのベスト。フリップ・トウ3-3はトウループを両手上げできれいに決めたが、4回転予定のサルコウは2回転に アクセルもダブルに。
ビッグバンドジャズ系アレンジの曲で、きれいな滑りと小粋な振付のステップで魅了してくれた。
アレクセイ・クラスノジョン SP:82.58
「Korobushka」♪ 赤のルパシカ風。4回転ループは回避して3回転ルッツから。トリプルアクセル、後半フリップ・ループ3-3も決めた。民族舞踊を氷上で見せるステップは、会場の手拍子を誘う。
終わってうんうんと頷いてみせた。
ティモシー・ドレンスキー SP:85.06
「Awake My Soul」♪ グレー。片手上げ3回転ルッツから入り、トリプルアクセルでステップアウト、後半にフリップ・トウ3-3。キャメルスピンの姿勢を褒められている。
伸び伸びとしたステップが曲によく合って盛り上がった。高得点でトップに立つ。
アレクサンダー・ジョンソン SP:79.60
「Legends」♪ 黒にストーン。前に宇野昌磨が使っていた曲。トリプルアクセルはきれいに決まったが、ルッツ・トウは3-2に。後半に3回転フリップ。キャメルスピンはちょっと速度が出なかったが、大きなミスはなし。
肩の動きや視線で振付は蠱惑的に、なかなかカッコいい。
ここまでで前半の10人。トップ3にマックス・アーロンが入っていないのは、ちょっと意外。
グラント・ホクスタイン SP:92.18
「ムーラン・ルージュ」より「Your Song」♪ ブルー。今季限りで引退の意向。トウ・トウ4-3、決まった トリプルアクセルも問題なく、後半に3回転ルッツ。
笑顔を浮かべながら、体じゅうで表現するステップ。大きなイーグルに拍手が沸いた。ノーミスの演技に会場総立ち
ベン・ジャロヴィック SP:56.12
「Sound of Silence」♪ ブルーと黒。トリプルアクセルでオーバーターン、3回転フリップはエッジエラー判定。コンビネーションはルッツ・トウ3-2。
「体の動きが硬い」と解説・杉田さん。最後のスピンは時間ぎりぎりな感じ
ロス・マイナー SP:88.91
「Cosmic Superhero」「Magic Cure」「Downtown」♪ 黒の革ジャン風。3回転ルッツ、トリプルアクセルと続けて決めた。後半にフリップ・トウ3-3が入る。
テクノ風の振付が面白い。キックやジャンプを交えたステップ、大きなイーグルと生き生きした動きを見せてくれた。
ヴィンセント・ジョウ SP:89.02
「Chasing Cars」♪ グレー。3回転?と思うほどスムーズな4回転ルッツに両手上げ3回転トウループ 4回転フリップも軽やか。後半トリプルアクセルが回転不足で転倒してしまった。
去年より背が伸びて、さらに長くなった手足を存分に使って大きくステップ。スピンの姿勢や手の使い方もいい。
ジミー・マー SP:75.28
「Propaganda」♪ 黒の革ジャン風、翡翠のペンダント。3回転ルッツ、トリプルアクセルと決め、後半のフリップ・トウ3-3でステップアウト。
ヒップホップできびきびした動きのステップに会場が沸く。
ネイサン・チェン SP:104.45
「Nemesis」♪ 黒に白のライン。フリップ・トウ4-3をするっと決め、4回転トウループもスムーズ。トリプルアクセルでステップアウト。シットスピンで「膝の位置が少し高い」と杉田さん。動きのキレは文句なし。
・・・それにしても、この衣装はジャージにしか見えない・・・
スコット・ダイアー SP:60.17
「Ne Me Quitte Pas」♪ ブルーグレー。フリップ・トウ3-3は入ったが、アクセルが1回転に 「姿勢をきちんとしようとしているが、そのために体が動いていない」と解説・杉田さん。3回転ルッツはフリーレッグをついてしまった。
曲の表現は悪くなかったと思う。
アンドリュー・トーガシェフ SP:81.32
ベートーヴェン「月光ソナタ」♪ グレーからブルー。長い助走からトリプルアクセル、「ちょっと待ちが長いと評価が上がらない」と解説・杉田さん。3回転ルッツ、後半フリップ・トウ3-3でオーバーターン。
テンポが速くなったパートで、動きの速いターンをたくさん入れたステップ。スピンではヘアカッターも見せた。
アダム・リッポン SP:96.52
「Let Me Think About It」♪ 赤系に黒。ジェフリー・バトル振付。フリップ・トウ3-3、トリプルアクセル、流れの中で淀みない。後半3回転ルッツも問題なし。
振付が粋なだけでなく、動きのちょっとした緩急がいい。パーカッション系の音を見事にとらえながらのステップ。シットスピンの回転の速さ。キャリア最高の出来
キス&クライではコーチのアルトゥニアン氏が涙目。自己ベストに悲鳴
ジェイソン・ブラウン SP:93.23
「ハミルトン」より「The Room Where It Happens」♪ 白シャツにワインカラーのベスト。トリプルアクセルで両足着氷 フリップ・トウ3-3、後半の3回転ルッツは着氷姿勢も美しい。
キャメルスピンのポジション、コンビネーションスピンのポジションを変えながらストーリーを表現するところも惚れ惚れ。頭のてっぺんから指先爪先まで、ずっと表現し続けた。
トモキ・ヒワタシ(樋渡知樹) SP:63.48
「Emerald Tiger」ヴァネッサ・メイ♪ 黒と緑。4回転トウループに挑んだが転倒、トリプルアクセルは片足で立ったが大きくオーバーターン。フリップ・トウはなんとか3-2。
ジャンプのミスにめげずに、ステップやつなぎのバレエジャンプなど、最後まで頑張った。
結果、ネイサン・チェンが余裕のトップ、2位リッポン、3位ブラウン、4位ホクスタインまで90点越え。5位ジョウ、6位マイナー、7位ドレンスキー、8位クラスノジョン、9位トーガシェフまで80点越え。
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