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ペアいろいろ

2010年02月16日 15時39分21秒 | スポーツ
 バンクーバー五輪、フィギュアスケート・ペア。フリーが終わって、中国の申雪/趙宏博組が優勝。
 ・・・そっちか・・・
 私としては、2位の龐清/佟健組のほうがいいと思ったけど。ていうか、引退して何年もたってから復帰してきていきなり勝つっていうのはどうなんだろう、と思ってしまう。
 ただ、あらためて見直すと、申/趙は重心が安定している。腕・肩・胸などの細かい動きが柔らかくてうまい。技が決まった瞬間、申雪がぱっと笑うと「ニカッ」という感じになっていまいちだが^^;
 龐清/佟健組の「見果てぬ夢」、曲のストーリーをしっかり表現する振付をノーミスで演じきった。表現がよかったのは、コンビネーションスピンでじわっと拍手が起こったことでもわかる。終わって佟健が氷にキスしていた。
 3位のサブチェンコ/ゾルコビー組、SPほどの迫力はなかったかな? そして川口/スミルノフ組・・・直前までコーチと話していた川口選手、納得しないまま出てきてしまったのか。6分間練習では決めていたように見えたスロージャンプで失敗、特に2回目の転倒では手を痛そうにしていたけど、大丈夫だったかな? 川口/スミルノフの「美しき青きドナウ」大好きなんだけど。
 張丹/張昊組の「シェヘラザード」、大陸的なイメージの曲は東洋人に合ってるかも。少し動き全体が固かった感じ。ジャンプで転倒した張昊、終わった瞬間の落ち込みよう 地元カナダのデュベ/デービソン組、「追憶」の曲と衣装、雰囲気はすごく合っていた。期待が大きくて大変だったみたいだけど、まだ若いし、ソチまでに伸びてきそう。
 新聞記事に出ていて意外だったのは、14位ヴァネッサ・ジェームズ/ヤニック・ボヌール組(フランス)が、史上初めての黒人ペアという話。黒人のフィギュアスケート選手はときどき出るが、ペアで二人ともというのがいなかったらしい。ペア結成はインターネットを通じてだとか。身体能力の高さ、リズム感のよさが感じられた。
 そのジェームズ/ボヌール組の総得点が145.10。ちなみに高橋成美/マーヴィン・トラン組のパーソナルベストが151.83。もしオリンピックに出ていたら、14位に相当する力を持っているわけだ。
 ソチに出られる道を、考えてあげてほしい>日本スケート連盟にお願い

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3 コメント

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恭喜! (デビット リー)
2010-02-16 20:07:21
 ペアフリーは感動というか感慨深いものが・・・
 申雪/趙宏博を初めて見たのはいつだったか、多分NHK杯でしょう。そのくらいしかスケート放送していない頃。もう、笑いましたよ!ぎゃははってくらいに。「うりゃー!!」って感じに女性を投げる時「男性も飛んでるじゃん!」衝撃的でした。でも、ほんっとに滑って投げるだけのペア。それがどんどん進化していって世界を制しました。
 フリーは少しミスもあったけど、金メダルおめでとう!です。
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Unknown (yiteng)
2010-02-17 17:29:32
どの中国ペアをみてもいつも思うんですけど、
「雑技団やんか」
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プラス (HO太)
2010-02-17 23:23:28
>デビットさん
滑って投げるだけのペア、、、そんな時期もありましたね~。
申雪/趙宏博組は、結婚したのが演技にはよかったのかもしれないですね。情感たっぷりの表現を堂々とやりやすくなったかも。

>yitengさん
うちの長男も「すげぇ、今すぐ雑技団入れる」と感動(?!)してました。
アクロバティックな技術を見せるだけでなく、それがプログラム全体の中で生きるようになって、高得点が出せるようになったと思います。

世界選手権も中国ペアが強いかな。川口/スミルノフにも頑張ってほしいです。
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