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マカオでは

2005年02月05日 03時19分32秒 | ××語
 広東省では広東語を話す地域が多い。広東省に隣接する香港とマカオも、住民の多くは広東語が母語だ。香港はイギリスの植民地だったので、英語教育を受けた人が多く、英語を話す人が多い・・・ということになっているが、最近はかなり怪しいと言われている。中国大陸からの観光客が激増したこともあって、北京語のほうが通じやすくなっているかもしれない。それでも、バリバリ広東語で話しながら、メモは英語でサラサラ取っている人もけっこういる。
 一方マカオはポルトガルの植民地だったので、ポルトガル語が通じる・・・かどうか、試してみたことはなかった。(とりあえず、通りの名前は全てポルトガル語と中文で表記されている。)が、先日マカオのポルトガル料理のレストランでランチを食べていたら、隣のテーブルの、どう見ても中国系の爺さん二人が、バリバリのポルトガル語でしゃべっているのである。かと思うと、店の主人のポルトガル人のおじさんが、店員にバリバリの広東語で何か指示している。
 マカオには広東人と結婚して根を下ろしつつ、ポルトガルの言葉と伝統を守って暮らすマカニーズと呼ばれる人々がいる。混血を重ねるうちに顔はどんどん中国人になっていくが、習慣も教育もポルトガルを守る人々、、、爺さん二人もそんな人たちだったかもしれない。(香港にも、祖父母か曽祖父母に一人だけイギリス人がいる、なんて人は珍しくないが、そういう人はもうどっぷり中国人になっているだろう。)
 通りの名前のプレートをかたどったマグネットを買った。「AVENIDA DE AMIZADE/友誼大馬路」なんか、良くない?
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