全豪オープンテニス、クルム伊達公子と組んだ混合ダブルスは今日の2回戦で惜しくも敗退した錦織圭。相手のマッチポイントをしのいで逆にセットポイントを握り、会場は盛り上がったんだけど・・・
相手ペアの女子選手、ロベルタ・ヴィンチが強かった。女子ダブルスでも準決勝に残っているだけあって、強いサーブと速いストロークで、つけいる隙があまりなかった。
しかし、クルム伊達も錦織もプレーそのものをとても楽しんでいて、多少のミスがあってもいらいらせずに、存分にやってたのがよかったと思う。たぶん二人とも今日の試合はそういうものと位置付けてたような・・・昨日のとてつもなくタフなツォンガ戦の後で、むしろリラックス効果があったような今日の混合ダブルスだった。
昨夜放送されたNHK「アスリートの魂」で、ここまでの歩みを振り返る。ハンマー投げの室伏選手など一流アスリートが通うトレーナーについて、みっちり体を作った。腕だけでなく、全身の筋肉を使って打つことで安定し、ミスが少なくなった。
長いラリーに打ち勝てる体、じっくりチャンスを待てる精神力、トップ選手に必要な力が備わってきている。松岡修造が「ニュースステーション」で「このポイントを落としていたら勝ちはなかった」と言ったポイントの、自分のサービスゲームで相手にポイントをリードされ、バック奥に攻め込まれたとき、相手のバック奥でもバック側ネット前でもなく、その中間にリターン、ミスを誘った判断力とコントロール。
全豪オープンで日本人男子がベスト8に進出したのが、1932年の佐藤次郎以来80年ぶりだという。当時は出場選手が32名、佐藤は3回勝ってベスト4に残った。全豪1回の大会で4回勝った日本人男子は初めてということになる。
準々決勝の相手は第4シードのアンディ・マレー。松岡修造によれば「圭が一番やりたくない相手」だそうで、、、タイプが似ているのだとか。またタフな試合になりそう、、、でもわくわく
スケジュールのRod Laver Arenaに名前があるのを見るだけで嬉しい。最高のプレーができますように
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