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もしかして史上初?!

2016年09月25日 22時56分07秒 | スポーツ

 豪栄道が全勝優勝して、NHK・BS1でバドミントン・ジャパンオープン2016決勝を生中継、Jリーグの横浜Fマリノスvs川崎フロンターレは9分(?!)のアディショナルタイム中に0-2から2-2、結局2-3という激戦
 そんなスポーツ三昧の週末、フィギュアスケート・ISUジュニアグランプリシリーズで快挙
 第5戦スロベニア大会、女子フリーで紀平梨花がトリプルアクセルに成功 ISU公認国際大会で成功させた女子として、史上7人目となった。(今までの6人は、伊藤みどり、トーニャ・ハーディング、中野友加里、リュドミラ・ネリディナ、浅田真央、エリザベータ・トゥクタミシェワ。)ジュニア大会での成功は、浅田真央以来2人目らしい。
 さらに、6種類8回の3回転ジャンプに成功 ソチ五輪で浅田真央が6種類8回の3回転ジャンプを着氷したが、回転不足2つとルッツのエッジエラーがあった。今回の紀平梨花は、全てのジャンプを完全に回って着氷、エッジエラーもなくGOEはどれもプラス。8つのトリプル完全着氷は、史上初かも 技術点71.74は、昨季の女子全体でもトップ10に入る。
 もちろん優勝、第2戦チェコ大会の2位と併せてファイナル進出ポイントを28として、ジュニアグランプリファイナル進出を決めた。
 ソチ五輪の浅田真央と、今大会の紀平梨花のジャンプ構成はこちら。
<浅田真央>
トリプルアクセル
3回転フリップ+3回転ループ
3回転ルッツ
ダブルアクセル+3回転トウループ(ここから後半)
3回転サルコウ
3回転フリップ+2回転ループ+2回転ループ
3回転ループ
<紀平梨花>
トリプルアクセル
3回転ルッツ+3回転トウループ
3回転ループ
ダブルアクセル+3回転トウループ(ここから後半)
3回転フリップ+2回転トウループ+2回転ループ
3回転サルコウ
3回転ルッツ

 浅田真央はフリップとループが得意なので2回ずつ跳ぶ。紀平梨花はトウループとルッツを2回。プログラムの最後はスピンやステップで終わる選手が多いが、紀平梨花は最後の要素が3回転ルッツというのも、ちょっと凄い。
 紀平選手とともにJGPスロベニア大会に出場していた本田真凜は2位。ジャンプのミスがあって少し口惜しかったが、第3戦日本大会の2位と併せてポイントは26、ファイナル進出の可能性を残した。

 男子も友野一希が3位と健闘 そして優勝したアレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)が、フリーで4回転ループを着氷 回転不足なく片足で立った。少し着氷が乱れたのでGOEはマイナスがついてしまったけど^^; “史上初の4回転ループ”をプログラムに入れる予定の羽生結弦、認定という点では史上初を逃しちゃったかな

 怖いもの知らずで挑戦していくジュニアの若い選手たち。シニアの選手たちも負けてられない。10月に入ると、シニアも本格的にシーズンに入っていく。今季はどんな演技が見られるか、楽しみ


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3 コメント

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Unknown (Disney 鴨)
2016-09-27 22:07:46
こんばんは。
紀平ちゃんは、SPが終わったとき、SP1位の選手との点差から見て、FSで、3Aを成功させて、全ジャンプ成功なら、優勝と思っていたので、本当にそうなって、JGPF進出を決めて、良かったです。ただ、HO太さんも、ご存知のように、ジュニアは、ジャンプ6回なので、シニアに上がる2シーズン先、紀平ちゃんが、3Aを含む6種8トリプルを7回のジャンプで、全部成功させるところを見たいです。それと、HO太さんには、先刻ご承知かもしれませんが、紀平ちゃんが、たった、3週間の事で、平昌五輪の出場資格がないのも、残念です。この点、3か月弱で、トリノ五輪の出場資格がなかった、真央ちゃんと被りますよね。
真凛ちゃんは、今シーズンは、SPとFSでの3連続ジャンプの最初の2Aが、鬼門ですね。それでも、2試合連続で、SPでの、逆転するのには、厳しい点数差からの、2位浮上には、びっくりポンでした。まだ、JGPF進出は、確定ではありませんが、かなりの高確率で、JGPF進出の可能性が、出て来たように、思います。
隣のクラスのジョン君は、他のスケートブロガー様の記事で、4Loをプログラムに入れていることは知っていましたが、既に、シニアで滑ることが出来る年齢とは言え、ジュニアの選手が、プログラムに4Loを入れるなんて、認定されるなんて、恐ろしい時代になったものです。恐らく、来シーズン、シニア入りだと思いますが、昨シーズンは、金博洋選手が4Lz、今シーズンは、ネイサン選手が4Lzと4F持込でシニア入りなので、本当に、来シーズン、隣のクラスのジョン君がシニア入りということになれば、3シーズン連続で、恐ろしいシニア1年生の誕生ということになり、これは、まさに、凄い時代ですよね。
月末には、今シーズン初のゆづの試合がありますが、ゆづには、4Loを成功させた、最初の選手になって欲しいです。
末恐ろしいジュニアたち (HO太)
2016-09-28 03:56:36
こんばんは。

>ジュニアは、ジャンプ6回なので、シニアに上がる2シーズン先、紀平ちゃんが、3Aを含む6種8トリプルを7回のジャンプで、全部成功させるところを見たいです。

女子フリーは、ジュニアもシニアもジャンプ要素7つですよ。
記事の中で、浅田真央と紀平梨花のジャンプ構成を列挙しているので数えてみてください。
(シニアにあってジュニアにない要素は、これオシークエンスですね。)
紀平選手には、今のジャンプ技術を保ったままシニアに上がって、8トリプルを軽々やってみせてほしいです。

男子で4回転ループが認定されたアレクセイ・クラスノジョン。層の厚いアメリカの選手なので、来季シニアの国際大会に出てくるかどうかは、、、今季の成績次第ですね。
昨季は全米ジュニアで3位。まだシニアの全米選手権に出場していません。ジュニアの上位がシニアの国内選手権に出られる日本と違って、アメリカはジュニアで実績があっても、シニアの地区予選を勝ち抜かないと出られないんです。
全米選手権出場して上位入賞→世界ジュニア代表になって上位入賞、くらいの成績が出せれば、一気に来季シニア参戦という可能性もあるかな?

それにしても、すごいジュニア勢が続々ですね。
ジュニア男子SPで4回転解禁、なんてこともあるのかしら?!(選手の健康を守るためには、解禁しないほうがいいですね!)
羽生結弦にはクリーンな4回転ループを成功させて、さすがシニアのトップ!というところを見せてほしいです。
Unknown (Disney 鴨)
2016-09-28 16:34:14
こんにちは。
ジュニアは、シニアより、要素が1つ少ないと聞いていたので、その1つ少ない要素が、ジャンプの数だと思い込んでいました。今、HO太さんの記事で、真央ちゃんと紀平ちゃんのジャンプを数えたら、両方共、7回になっていました。その節は、申し訳ありませんでした。私も、HO太さんが、仰ったように、シニアに上がる、2シーズン先、紀平ちゃんには、シニアでも、6種8トリプルを成功させて、ジュニアでも、シニアでも、6種8トリプルを成功させた、初めての選手になって欲しいと思っています。
HO太さんのレスで、シニアより1つ少ない、ジュニアの要素が、コレオシークエンスというのは、びっくりポンでしたが、これを機会に、正しいことを知ることが出来て、良かったです。HO太さんには、感謝します。
アメリカの場合、日本と違って、ほぼ同時期に、ジュニアとシニアの国内選手権をするため、日本のように、ジュニアとシニアの国内選手権に、掛け持ちで出場が不可能だということは、聞いていましたが、シニアの国内選手権の本戦に出ようと思えば、ジュニアで、実績があっても、シニアの地区予選に出なければならないとは、厳しいですよね。隣のクラスのジョン君の場合、スケート強豪国特有の厳しさで、シニアへの道は、甘くないかもしれませんね。
思えば、ゆづの時には、ジュニアで、4回転を飛ぶ選手は、皆無に近かったのに、今や、ジュニアでも、特に、シニアで滑ることを許されている年齢の選手は、4回転を飛ぶことが、日常茶飯事化して来ていますよね。ジュニア男子SPで、4回転が解禁にならないのは、選手の健康の他に、まだ、シニアで滑ることが許されていない年齢の選手では、4回転を飛ぶ選手が、少ないために、公平性を期するためであるように思います。

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