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キム・ヨナの特権

2010年07月22日 01時36分38秒 | スポーツ
 真夏にフィギュアスケートの話題もなんだが^^;
 韓国のキム・ヨナ選手が、2010-11シーズンのグランプリシリーズを欠場するというニュース。11月の中国(北京)大会とロシア(モスクワ)大会にエントリーしていたが、これからプログラムを作り込むので間に合いそうもなく? 3月の世界選手権東京大会に照準を合わせていくということだ。
 現役引退も噂されただけに、選手として現役続行は喜ばしい。新しい採点方式に合わせて、どんなプログラムを組み、どんな演技を目指してくるか、それを見るのは楽しみだ。
 自分の都合でグランプリシリーズを欠場しても、世界選手権には出場できるという前提で練習していけるのは、キム・ヨナの特権。ただし、オリンピックチャンピオンだからではなく、キム・ヨナを脅かすことができる力を持つ選手が国内にいないから、なのだ。
 日本では誰一人、浅田真央だろうと安藤美姫だろうと、そんな贅沢は許されない。怪我などで出場できないケースはあっても、グランプリシリーズの間にプログラムの完成度を高め、試合でどの程度の点数が稼げるかを見極めておかないと、全日本で3位以内に入る戦いの準備が十分にできない。
 グランプリシリーズのエントリー(女子)を見ると、日本の選手たちは6人がびっしり2試合ずつ。昨季の代表・浅田真央、安藤美姫、鈴木明子の3人に加えて、ジュニア世界チャンピオンの村上佳菜子、四大陸で実績をあげた今井遥、大!ベテランの村主章枝。若手がどんどん伸びてくるだけに、上位陣もベテランもうかうかしていられない。
 アメリカ勢も、レイチェル・フラット、長洲未来、アリッサ・シズニー、アシュレイ・ワグナー、キャロライン・ジャンとおなじみのメンバーに加えて、ザワツキ、ギルス、ムサデンバ、ドブスとジュニアから上がってきたメンバーが参戦する。全米もまた熾烈な戦いになるんだろうな~。こちらも、グランプリを辞退してのんびり調整してられる人はいなさそう。
 キム・ヨナも年明けの四大陸あたりは出場してくるかな。それまでには、採点方法と点数の傾向がある程度明らかになっているだろうから、しっかり対策も立ててくるんじゃないだろうか。
 今季は最初の大会が日本(NHK杯)。日本勢には、いいスタートを切ってほしい。
 ちなみに、日本男子は高橋大輔・織田信成・小塚崇彦に加えて、町田樹と羽生結弦が2試合エントリー! これも楽しみ 無良崇人、南里康晴、村上大介の3人が1試合ずつ。1試合でもいい演技を見せてくれるといいな。

 真夏になんだが、ジュニアのグランプリシリーズ第1戦は8月25日にフランスで開幕。学生が多いジュニアでは、夏休み中から試合を始めないと間に合わない?! シーズンはもうすぐそこまで来てる

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