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どっち?両方??

2011年01月31日 15時21分21秒 | ××語
 mixiのニュースで、山ピーことNEWSの山下智久が、初のアジアツアーを香港からスタートさせたという話題。明大の後輩にあたる長友佑都選手の活躍に刺激を受けた、なんて話をへぇ~と読んでいたら、、、
 “広東語で「大家好(ダー・ジャ・ハオ=みなさん、こんにちは)!」などとあいさつし、英語や日本語のトークを交えながら”という表現に、あれれ? 「ダー・ジャ・ハオ」と言ったんなら、それは標準の中国語(普通話)だ。広東語なら字は同じだが「ダイ・ガー・ホウ」と言ったはず・・・
 検索してみると、mixiのニュースの元のSANSPO.COMでは「ダー・ジャ・ハオ」になっているが、中日スポーツでは“「ダイガホー(こんにちは)」と広東語と英語を交えてあいさつすると”となっていた。実際にどっちで発音したんだかわからない
 今の香港、メインは広東語だが普通話を母語とする住民も増えてるし、広東語が母語の香港人も、なんといっても仕事で必要だから普通話を学んで話せるようになってきている。香港のライブで「ダー・ジャ・ハオ」と挨拶しても、何の問題もない。
 問題は、普通話で発音したのに「香港だから広東語」と思い込んで報道してしまってること。広東語と普通話の“聞いた感じ”の違いは、スペイン語やイタリア語と、フランス語の違いくらいある。「ブエノスディアス」「ブオンジョルノ」に対して「ボンジュール」、、、けっこう違う感じしない
 もしかすると山ピーは、「ダイガホー」「ダー・ジャ・ハオ」と両方言ったかもしれない。ツアーで台湾にも行く予定だそうだし、両方教わっていても不思議はない。それなら、“広東語や中国語であいさつし”と報道してほしいところだ。
 どっちでもいいような話だけど、ニュースを読んで「広東語で『みなさん、こんにちは』は『ダー・ジャ・ハオ』っていうんだ~」と覚えてしまう人もいるだろう。一応、気をつけたほうがいいんじゃない?

 中国に返還された香港、公用語は「中文および英文」だが、一般に話されているのは広東語。テレビやラジオも中心は広東語で、普通話のチャンネルや時間帯もあるという状況。しかし、香港に行ったことがない人の中には、返還後は全面的に中国語(普通話)になったものと思い込んでいる人も少なくないらしい。
 スペイン語地域がある日突然フランス語地域になる、なんてことが考えにくいように、広東語を母語とする人が多数派の地域で普通話を普及させるには、それなりの期間が必要。教育と放送が完全に普通話になるのは、2047年以降じゃないかな・・・
 こういうのって、ややこしくてわかりにくいことなのかな

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