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採点ルール改正

2010年05月08日 23時02分04秒 | スポーツ
 実際に試合をやってみないと、誰にどう有利になるか、わからないけど、、、
 フィギュアスケートの採点ルール改正が発表された。大きく取りざたされているのは、トリプルアクセルや4回転ジャンプの基礎点が上がったことと、回転不足が1/4~1/2回転の場合、基礎点の70%となったこと。これが浅田真央選手や、高橋大輔選手など、高難度のジャンプに挑戦している選手に有利になるだろうという予測だ。
 回転不足については、ちょっと足りないだけで1回転少ないとみなされるのはどうかと思ってたので、それなりに納得できる。判定するほうは大変だが、素人の見た目と点数の乖離が小さくなりそうだ。
 一方、女子が点を稼ぐダブルアクセルは、基礎点が3.5から3.2に下がった。また、トリプルアクセルと4回転はGOEのマイナスが最大4.2から3に、3回転は±3から±2.1になった。となると、4回転は多少回転不足でふらついても、降りさえすればそれなりの点になってくる。一方、ダブルアクセルはうんときれいに決めても、5点ちょっと。
 要するに、一流選手はそれなりに高度な技術に挑戦してみせろ、という方向になったわけだ。プルシェンコなんかは喜んでいそう。
 女子のショートプログラムで必須要素のダブルアクセルが、ダブルまたはトリプルアクセルになるとどこかに出てたような気がしたが、、、未確認。これこそ、真央ちゃんに最も有利な改正だと思うけど。。。本当かどうか、要確認です
 韓国では「浅田を勝たせるための改正」と反発の声があがっているそうだが、キム・ヨナ選手ががっつり稼ぐのは、3回転+3回転のジャンプなどもさることながら、スケーティング技術などの演技構成点。ジャンプの回転不足減点が小さくなるのはキム・ヨナにとっても同様の恩恵だし、必ずしも浅田真央に有利とは限らないのでは、、、
 「3回転全種類を成功させたらボーナス点」という話は、結局採用されなかったのかな。トリプルアクセルと4回転の基礎点を上げる分、4回転が習得しきれない選手たちの頑張りに応える部分があってもいいと思うんだけど。
 10/11シーズンに各選手たちがどんなプログラムを作ってくるか、、、楽しみに待とう。
コメント (2)
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