まるで

　国内大会に、海外の選手も招待されてるかのような・・・
　フィギュアスケート・グランプリファイナル。日本人選手最上位で表彰台に上ったらオリンピック代表内定―これがあるので、日本人選手の出来に一喜一憂する観客たちの雰囲気に、日本以外の選手たちは少し振り回されたかも＾＾；
　にしても、鈴木明子のフリーは素晴らしかった。涙出ちゃった　コスチュームも新しく、真紅に白く輝くビーズが映えて、素敵だった。
　そして安藤美姫の安定感。とにかく崩れず最後まで盛り上げ、途中少々のミスがあっても終わった瞬間に観客は忘れている（笑）（審判は忘れてくれないが＾＾；）
　安定感では織田信成も負けていない。今回は4回転を回避して、内定を取りにきたと思われる。トリプルアクセルがシングルになってしまって、本人は終わって会心の笑みとはいかなかったが、合計243点はシーズンベスト、胸をはっていい。
　高橋大輔は、何がどうしちゃったのか、、、4回転での転倒は、瞬時に立ち上がって流れが止まらなかったので、大きな影響はないと思ったんだけど。スピンでふらふらしたり、ジャンプの直前に一瞬バランスを崩したり　それでも合計224点なんだから、全日本で普通にやれば、何も怖がることはないだろう。（全日本にはライサチェクやジュベールやアボットはいないし）
　高橋の点数を待つ間、織田は苦笑いともなんともつかない顔で待っていた。このまま二人の勝負に勝てたら喜んでいいのかな、みたいな。4年前は1枠を最後の瞬間まで争って、ぬか喜びがあって、悔し涙で終わった。今度は自分も力を発揮して獲ってきた3枠、そのうちの一つに先に内定するだけだから、喜んでいいよね？　もちろん!!
　「オリンピックでもっといい演技といい笑顔を見せられるように」頑張って練習してください
　個人的には、ウィアーの妖艶さ、アボットの爽やかな美しさ、ライサチェクの凄さを堪能できてよかった。
　あとはジュニアのアイスダンス・女子のフリーが残っている。村上佳菜子選手、SPは0.02差で2位につけた。これはジュニアアベック優勝のチャンス大！　フリーがんばって