覆しては「決めた」ことにならない

　花巻東・大谷投手が日ハム入り。
　NHKニュース7でやっていました。

　もう既成事実のようなもので、その結果に驚くことはありません。
　ドラフト会議の前に、
　「メジャーに挑戦することを決めた」と発表した映像も出ました。

　「決めた」のだから、ドラフトで指名しないでくれという趣旨だったはず。
　実際、日ハム以外、指名せず。

　それが、高卒でメジャー挑戦することのリスクや、日ハムでの育成方針を聞いて翻意という過程も。

　パイオニアになるという気持ちはどこへ？
　今後もメジャー挑戦を表明する選手がいたとして、ドラフト指名を避けることにはならない。表明の意味はない、そういう前例になっただけかも。
　
　指名後の様子からして、たぶん日ハムに入るんだろうというのはありました。
　親の反応が日ハムというか、日本にいて欲しいという感じ。それはわかります。高卒で手の届かぬ海外に出すのは心配だと思います。野球以外のことも心配でしょうから。

　となると、あの会見は不要だったというか、させてしまった周囲はまずかったんじゃないかと思います。

　ピッチャーと野手の両刀は、無理だと思うし、甲子園や18Uでも制球力に難ありだったのか、それほどの成績ではなかったです。
　バッティングの方がむしろよかった感じ。
　
　どんなルーキーイヤーになるのかな。