イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

工事完了と発表後に未完了がわかるのはなぜ?

2021-02-27 10:58:28 | Weblog
 地元紙一面トップは柏崎刈羽原発のことでした。
 7号機の安全対策工事が未完了だった点。

 完了したと発表したのが今年の1月13日で、その後未完了が見つかったのは3例目だと。
 今回の未完了は、重大事故時に原子炉を冷やすための重要設備につながる配管周辺で止水工事を実施していなかった点。

 文章だけではよくわからないんだけれど、図も出ていました。

 それにしても、完了というのは、いろんなチェックをしたうえで、言えることで、それが完了発表後に未完了の工事があったというのは、何とも不思議です。

 誰がどうやってチェックをしていたのでしょう?
 規模が大きければ見落としもあるさ、ということがあるかもしれない? そんなばかな、ですね。規模が大きければより厳密なチェックがあって、二重三重に確認しているのではないでしょうか?

 以前、日産で無資格者が完成検査を行っていたということが大きな問題となりました。
 言い訳はあり得ないでしょうが、自動車の場合、各工程で厳密な検査があり、完成段階では通常不具合はない、というような話もちらっとあったような気がします。もちろん、日産がそう説明したわけでないと思います。

 原発の場合は規模が全く違うから、各工程というのがどういうことになっているのかわからないし、それらを最終的にチェックするというのは、すごく大変な作業だとは思うけれど「完了した」と発表したのに、未完了箇所があったというのでは、意図的にというのか、承知して発表したのではないかという疑義を感じてしまいます。

 なぜそうするかは2021年6月に運転開始という予定があったようですから、そちらを考えると完了時期がその頃でないとまずいというようなこと?

 結局、運転開始予定は未定と原子力規制委員会に届け出たと同記事に書いてありました。


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