イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

斎藤七段、会心譜かな

2019-12-16 11:06:50 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、豊島将之二冠と斎藤慎太郎七段の対戦でした。
 
 収録時は豊島将之名人で、その字幕が出るたびに「竜王」にもなったことが画面上部に字幕で紹介されていました。

 絶好調といえる豊島二冠。
 先手番の斎藤七段。局面は同型で進んでいて、角交換をしたところから、激しい展開に。

 解説は山崎隆之八段。
 ほとんど解説通りに進みました。
 
 先手番を持ってみたいという局面から、徐々に優勢となって、もう後手番の豊島二冠が受けている場合ではないと。

 そこで攻めたのですが、攻めきれず。手番が回ってきた斎藤七段が、ミスなく攻めきりました。
 113手で豊島二冠が投了。

 斎藤七段の会心譜と思える展開でした。特にそこまでの解説はなかったけれど、先手番の有利さもあったのかな。
 これまでの対戦は3局あって、豊島二冠の2勝。ただ、今回を含めすべて先手番が斎藤七段。その中で、対戦成績が一つ負けているのは悔しい思いあるかもしれないということで、今回の勝ちはやっぱり先手番を活かした会心譜だったのではないのかな。

 ただ、豊島二冠の指し手も見応えあって、以前羽生善治九段が勝ち負けも大事だけれど、自分のやりたい手を指し手、その結果がどうなるのか実戦で確かめたいというような話をしていたような気がします。昨日の豊島二冠も、そんな感じで指していたのかなとも思いました。


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