かみ合わぬ議論

　国会中継、いまひとつ議論はかみ合っていません。

　原発事故対応について、
　「全く後手後手で、対応できていない」と責める野党。
　しかし、菅総理はじめ政府の答えは、
　「十分な対応ができている」ということですから、
　かみ合わないはず。


　結局は、過ぎてしまったことの議論だから、解釈の違いになってます。
　時系列を丁寧に追っていけば、矛盾した部分がたくさんあるように感じるのですが、そこまでの追及は持ち時間が足りなくて、できないのでしょうね。

　これから先のことについては、　
　現地本部長が病気加療で不在のままという事態を解決せよ、というもの。
　返答に困った様子もあったけれど、
　「早急に対応する」

　また、学校のグランドにブルーシートをかけた表面の土砂。
　これをどこに処分するか。
　切実な問題。
　「早急に対応する」
　
　具体策は出ませんでした。
　土壌の除洗（グランドに限りません）、本当に深刻なことなのに、対応策なしの状態は明白でした。