「負けた気分です」

　昨日の深夜、BSN杯中学バスケの男子決勝が放送されました。

　柳都中と本丸中の対戦でした。

　ヘッドコーチは小林透先生と井上英樹先生。ともに、指導実績十分です。
　
　前半は17:12と本丸リード。ロースコアの展開で5点差はけっこうある感じですが、どちらも得点力のあるチームなので、ちょっとリズムが出てきたら、すぐにひっくり返る可能性もあるという折り返しでした。

　3Q後半、柳都のディフェンスが機能して、本丸がシュートにまで持っていけない場面が続いて、逆転そして差がつきました。

　4Qも見応えある攻防でした。中学生は各クォーターが8分なのであっという間です。
　最終スコアは47:38で柳都中の初優勝でした。

　小林透先生は2016年に石山中をBSN杯初優勝に導いていて、今度は柳都中を初優勝に。
　試合後のインタビュー、第一声は「負けた気分です」。本丸中の主力選手が試合途中のアクシデントで交代したようで、今度は相手がベストの状態で戦いたいという話をされていました。

　井上英樹先生は2014年から本丸中勤務。今年度が5年目。まだ異動にはならないと思うので、新年度も両チーム、そして3位の鳥屋野中、横越、これらのチームを中心として、県大会、北信越大会、全国大会と活躍が続くのでしょう。
　柳都中のキャプテンは目標を聞かれて「全国制覇」。新潟県のバスケでは常套句と言っていいくらいの目標です。