イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

お酒を飲んだあとの行動変化

2019-12-30 20:58:33 | 
 週刊朝日の連載小説「朔が満ちる」(窪美澄)、今週号で、主人公の生い立ちが書かれていました。

 父親の暴力。
 お酒を飲むと暴れる。通常はビール。しかし、そのあとに日本酒が入ると、大変なことになる。
 ビールはよくて、日本酒はだめ、そういう話ではないですよ。

 アルコールの摂取量があるところを越えると、人格が変わるというのか、ブレーキがきかなくなるというのか、小説とはいえ、現実にもありそうでこわいです。
 主人公は1991年生まれ。小学生の頃のことが書かれているので、当時は家庭内暴力かな、今はDomestic Violence。

 父は役場の職員。公務員として安定した生活ともいえるのに。
 母は専業主婦のようです。藝大でピアノを専攻。
 父は婿に入った。

 それが鬱屈したものを生んで、一定量以上のお酒が入ると爆発している感じ。

 私は、アルコールが全くだめなので、具合が悪くなってしまいますが、この小説のように人が変わったように、暴力を振るう場合もある。
 お酒(アルコール)のせいにしていいのかどうかわかりませんが、この小説であれ現実の出来事であれ、やっぱりお酒との関係かなりあるように思います。

 タバコはだめ。健康被害。喫煙者はもちろん、副流煙で周囲の人にも被害が及ぶというのが、今の社会。とすると、お酒はどうなのでしょう? CMや広告はたくさん出ているし、日本酒文化と言うこともあります。
 もちろん、日本酒以外のアルコール類も宣伝してます。

 「朔が満ちる」はお酒はだめとか、そういうことをテーマにしているわけじゃないと思うんだけれど、こわいですね、お酒はという思いにすごくさせられます。

 母に、主人公に、そして妹に(まだ妹は大丈夫)。父の暴力がどう及んでいくのか。
 そして、テーマとして何が出てくるのか、今週号は合併号。続きは新年になってからです。


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