「悪い」と思うことの程度差

　日産が国土交通省から問題指摘を受けてからも問題のある状態だったということが、ニュース7で伝えられました。

　日産社内では、問題だと思ってなかったのでしょうか。そうでなければ、長い期間続くわけないし。
　同様に、神戸製鋼も問題とか悪いと思ってなかったんでしょう…。

　安倍総理も、私は誰にも頼んでないし、私に頼まれたという人もいない、だから何も悪くないと演説してます。
　だから、国会で「忖度」という言葉が出てきたのに…。
　
　悪いことをしている、と感じるのって、すごく程度差があるのではないかと思います。
　例えば、高卒で就職であれ、進学であれ、お酒もタバコも事実上公認。飲まない吸わないという人ももちろんいるけれど、例えば職場の飲み会で、学友との飲み会で「未成年だから飲めません」と断ると、むしろ変な奴と思われかねません。

　15日の寺泊シーサイドマラソンの帰り道、前を走るラパンが見事なまでに60km/h走行。妻が「後ろに7～8台つながったわ」と。

　それが制限速度に従った走行なのに、後続車は「もっと出してよね」という思いあり(厳密には、スピードメーターの誤差があって、メーター読み60km/hだと実測55km/hくらいかもしれません)。
　速度違反を期待するような、そういうのが当たり前という、そんな日常もありますね。