イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「マスコミも選手にやさしくてあまり叩かない」by中山竹通

2014-05-17 11:16:17 | 陸上競技・ランニング
 月刊陸上競技の「先人たちのマラソン哲学」
 中山竹通氏の話は、今まで通りの鋭さでした。

どの話をとっても「らしさ」が出ています。
 その中でも、強く感じた部分。

 『マスコミも選手にやさしくてあまり叩かない』
 
 『マラソンも2時間10分ぐらいでほめたりする。私たちの頃は「2時間10分の平凡な記録」と書かれた』

 確かに、そうでした。
 それが、もう20年も30年も前の話ですからね。

 瀬古選手と中山選手の関係も感じます。
 瀬古選手は、陸連からもマスコミから、期待されていて、少々ひいきされている感じ。
 中山選手は、その反対みたいな。憎まれ役的な扱われ方があったように思います。
 インタビューでも、ずばずばと少々甲高くややハスキーで。

 今は、選手もみんないい答えをするから、マスコミも叩きにくいのかも。
 
 30年前の1984年がロスオリンピック。
 その頃と、記録水準が変わりないとしたら、もっと徹底的に叩く……、そうじゃないけれど、原因追及をした方がいいのでしょうね。


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