「ホテルローヤル」の紹介

　今朝のNHKラジオ第一で、
　「ホテルローヤル」の紹介がありました。

　「著者に聞きたい本のツボ」のコーナー。
　直木賞受賞と言うことで。
　桜木紫乃さんが話していました。

　途中から聞くことになったのですが、第5話とか第6話といった感じで、短編が集まった感じの構成なのでしょうか。

　どれかの話で、
　「体をつなぐことだけを考えている…」と言ったような。
　すごいと思いました。

　「手をつなぐ」というのは、ごく普通に使うし、行為自体も普通に行われると思います。

　「体をつなぐ」とさらっと言われて。どうイメージしましょ。
　つなぐんですね。特定の場所を意味しているわけですね。
　「ローヤルホテル」がラブホテルなんだから、当然そうなるのでしょうが。

　朝の時間帯で、さらっと言って、聞いているアナウンサーも特に反応なくて、そういう表現はいいのか…。

　文学だなぁと思いました。