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イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

王座戦、防衛

2020-10-15 11:24:16 | 将棋
 将棋の王座戦。第5局は永瀬拓矢王座が勝って、防衛となりました。

 棋譜を見ると、大駒を取り合う(切り合う)、激しい戦い。
 先手番が久保利明九段で、チャンスありかと思ったけれど、永瀬王座のと金攻めもあったし、110手で投了。

 永瀬王座はタイトル3期となって、九段昇進。
 八段を飛び越して九段というケースに。

 これで、現在のタイトルは渡辺明三冠(名人、棋王、王将)、豊島将之二冠(竜王、叡王)、藤井聡太二冠(王位、棋聖)、永瀬拓矢王座。

 ちょっと戦国時代かという時期があったけれど、かなり集約されてきた状況。
 安定した状態ではないと思うので、まだ数年はタイトルの移動が起きたり、初タイトルの棋士が現れたり、楽しみや驚きが待っているような気がします。
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兄弟子の応援に押されて

2020-10-12 10:30:15 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、千田翔太七段と渡辺大夢五段の対戦でした。

 解説は勝又清和七段。渡辺大夢五段とは同じ石田和雄門下生。
 渡辺五段との出会いの話もあって、弟子入りの話もあったけれど、自分は弟子をとらないので、それならばと石田和雄九段を紹介したと。

 だから、小学生の頃からずっと知っているし、棋風についてもよくわかる、と。
 
 勝又七段は、データの分析というのか、集積というのか、すごく詳しくて、これまでに将棋フォーカス等でも、いろいろ解説されたことがあります。
 昨日も序盤は、とにかく詳しいと思いました。中村桃子女流が合いの手を入れる間もなしというくらいに。

 その話が一息ついた頃には、渡辺五段がいいのかな…と。後手番だけれど、玉の動ける場所がたくさんある囲い。対して、千田七段は玉の動ける場所が少なく、角も使えない状態。
 ということで、形勢は後手有利。

 と思っていたら、「なるほど」が出ました。千田七段も考えてのことだったのかと。

 でも、やっぱり渡辺五段がそれよりうまく指したようで、終盤は明らかに「勝ちが見えた」という話になりました。

 応援解説というのとは違うにしても、そういう要素はありました。
 後押しが対局室に届いたかと思ったけれど、渡辺五段は1回戦で菅井竜也八段に勝っています。
 
 次の相手は稲葉陽八段。菅井八段同様、井上慶太門下。
 ここを突破すると、旋風ですね。
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竜王戦、52手で決着

2020-10-10 20:30:13 | 将棋
 竜王戦が52手で決着。

 ということは後手番の豊島将之竜王が勝ったということです。

 竜王戦のHPで棋譜を見たら、羽生善治九段の攻めも積極的で、こんなに早く決着しちゃうの、という驚き。

 先手、後手とも玉は動いていません。

 次は、豊島竜王の先手番。
 流れを取り戻すために、羽生九段の勝ちを期待したいけれど、先手有利は確かなことなので、豊島竜王としても、絶対落としたくない一局でしょう。

 22日と23日。
 またまた注目となるでしょう。
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99と100で何が違うか

2020-10-09 20:22:18 | 将棋
 週刊新潮の将棋コーナー(渡辺明名人)、今週号で竜王戦のことが取り上げられています。

 羽生善治九段が挑戦者となって、タイトル獲得通算100期がかかっているから、話題になっていると。

 『99と100で何が違うかと言えばキリがいいということでしかないのだが、ご本人はどういう思いなのかは興味がある』

 何ともストレートな文章だと思いました。

 タイトルの獲得数、羽生九段の次は大山康晴永世名人の80。現役で羽生九段に次ぐのは谷川浩司九段の27。その次が渡辺名人の25。その間に中原誠永世名人の60があって、これでトップ5。

 大山永世名人の時代は、今よりタイトル数が少なかったし、その点で、羽生九段の99と80の比較もかなり微妙な所はありますが、そういう諸々を考えたとしても、
 「99と100で何が違うか」
 そこまでの数字を残せば、もう十分偉業、100でなくてもダントツ。でも、キリがいいのが数字の魅力? 魔力?
 
 例えば、プロ野球でピッチャーが通算199勝で引退したら「あと1勝で名球会なのに…」となるでしょう。

 テストで99点と100点(100点満点)も、かなり違うかな。
 たかが1点ではないですね。全問正解、パーフェクト。

 だから、1つの違いに大きな差異がある場合と、単に数字のキリがいいだけというのと、あるのでしょう。
 
 竜王戦、今日から始まりました。
 羽生九段が27手目を封じたということですから、かなりゆったりした進み具合のように思います。
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龍2枚vs馬2枚

2020-10-07 18:51:20 | 将棋
 王座戦の第4局は、先手番の久保利明九段が勝って2勝2敗に。

 王座戦のHPで棋譜を見たら、途中で龍2枚と馬2枚での攻め合いがあって、迫力。

 龍が久保九段、馬が永瀬拓矢王座。

 そこで決着がつくのかと思ったら、さにあらず。長く、長く続きました。
 久保九段が一瞬大駒4枚という時もあったけれど、駒を渡しながら攻めていくので、大駒が飛び交う激しい戦い。

 201手で永瀬王座が投了。

 第5局は14日。振り駒がまずは注目で、先手有利であろうことは予想できますが、決着の最終局ですから、どうなるかわかりません。
 久保九段、タイトル奪取なるかな…。
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初手合いでも着実に

2020-10-05 08:39:33 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、稲葉陽八段と本田奎五段の対戦でした。

 練習対局を含めて、一度も指したことがないというお二人。
 初手合いなら、本田奎五段にも大いにチャンスがあるのかと思いました。
 プロデビューからの期間は短くても、すでにタイトル挑戦という貴重な経験も積んでいますし。

 対局前のインタビューでは「稲葉八段はA級の先生ですし」という謙虚な部分もあって、だからこそ突破したいという気持ちの裏返しでもあるのかと。

 しかし、展開は終始稲葉八段が優勢に進めていたようです。
 解説は千田翔太七段。
 千田七段が次の対局で勝てば、昨日の勝者と対戦するという、微妙な解説。
 それを知った時にはびっくりしたと。

 指し手は、ほぼ解説通りで、本田五段の思い切った攻撃もあったんだけれど、稲葉八段は玉を逃がすことでかわしました。
 
 本田五段は2八歩と打ったのが、玉の逃げ道をふさいでしまったような結果になって、打った時点で千田七段が「あとあと邪魔な駒になってしまうかも…」話していたので、そうなってしまったということかも。

 96手で先手の本田五段が投了。
 稲葉八段が着実に攻めて、詰みが見えるところまで指しきりました。

 藤田綾女流が「稲葉八段は二度準優勝。今度こそ優勝という意気込みはあるでしょう」と話していましたが、そういう気持ちはあるのでしょう。
 千田七段が来週登場で、勝てば稲葉八段との対戦となります。
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息が上がる、意気が揚がる

2020-09-28 10:29:28 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、渡辺明名人と増田康宏六段の対戦でした。

 解説は佐藤天彦九段。

 対局前の両棋士の印象を話す時、渡辺名人について、「名人位を獲得して『いきがあがっている』」と言ったので、えっ?と思いました。

 疲れているの? 大相撲中継でインタビュールームに入ってきた時に、息が上がっていることあります。今場所だと翔猿がそういう状態で答えていました。

 でも、藤田綾女流も何も言わずに話が進んで、特に違和感はない……。
 ちょっと考えてみたら「意気が揚がる」のことなんだろうと思いました。

 息が上がるのと、意気が揚がるのでは、全く違ったことなのに、聞いただけでは、どっちかわからない。日本語は難しいです。

 対局は、中盤から渡辺明名人が優勢で、増田六段も粘りは見せたけれど、101手で投了。

 対局前のインタビューで、優勝を目指したいけれど、まずは今日の対局に勝つことと話していた渡辺名人。
 確かに、そこにも意気が揚がっている要素があったんだなぁと思いました。
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王座戦第3局、永瀬王座が2勝目

2020-09-25 20:20:39 | 将棋
 王座戦の第3局。昨日、仙台市で行われました。

 先手番の永瀬拓矢王座が勝って、2勝1敗としました。

 王座戦のHPで棋譜を見たら、攻め合いが激しくて見応えありました。

 永瀬王座は穴熊で、その分ちょっと堅さで有利だったかも。

 五番勝負なので、第4局で永瀬王座が勝てば防衛。
 しかし、先手番は久保利明九段なので、最終局までもつれることも大いにあると思います。
 そちらの期待をしたいです。
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中七海二段が三段に昇段

2020-09-25 12:06:57 | 将棋
 関西奨励会の中七海二段が、三段に昇段。

 日本将棋連盟のHPで奨励会の成績を見ました。

 12勝4敗で三段に昇段と成績表に出ていました。
 それより早い段階で三段リーグに上がっている人たちがいるので、順位ではなく、勝敗の規定があって昇段するのだと思います。

 中七海さんの生年月日は1998年8月7日。現在22歳。
 師匠は井上となっているので、井上慶太九段なのでしょう。

 プロ入りの四段昇段までに、期間として十分とはいえないかもしれないけれど、実現させて欲しいです。
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将棋、B級2組の成績

2020-09-22 20:33:29 | 将棋
 NHKニュース7で、藤井聡太二冠と羽生善治九段の対戦が伝えられました。
 
 王将戦の挑戦者決定リーグ。
 この対局で決まるというのではなく、これがリーグ初戦。
 青井アナが、まもなく結果が出る…といって、すぐに「羽生九段が勝ちました」と。
 何となく、藤井二冠が勝つのを想定していた?

 解説の場面が映って、豊川孝弘七段が得意のだじゃれで、それを聞いている限り羽生九段が有利なように思えたけど。

 リーグ戦に出場している棋士は、実力者ばかり。おそらく全勝というのは厳しいのではないかと思うので、誰が挑戦者になるかわかりません。

 それより、順位戦はどうなっているのか?
 藤井二冠はB級2組。
 ここまで4戦全勝。成績順では2番目。
 佐々木勇気七段、橋本崇載八段、鈴木大介九段、谷川浩司九段に勝っています。
 こっちがすごいかな、やっぱり。
 B級1組への昇級は3名。

 予定では最終局が3月10日。
 このあとの成績に注目します。
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