goo blog サービス終了のお知らせ 

イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

がっくりした動作があっても

2021-02-09 11:24:53 | 将棋
 一昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、深浦康市九段と山崎隆之八段の対戦でした。

 先々週に寝込んでしまい、先週は少しずつ回復してきたかと思ったのに、定期通院のあとに、またダウンということに。

 見るのも読むのも聞くのもだめという中で、復活するのは将棋の対局、そんなパターンが続いているような。

 でも、一昨日の対局はハラハラして、もしかしてガックリくるかも…という熱戦。

 山崎八段を応援していて、解説の渡辺明名人も、後手番の山崎さんが優勢と言ってたのに、終盤戦に入って、「しくじったかな」みたいな話に。

 さらに、山崎八段ががっくりした動作もあって、「そこまでのことはないと思うけど」という解説から、もう少し進んだら「これは逆転かな」にもなりました。

 藤田綾女流が紹介したこれまでの対戦成績は深浦九段7勝、山崎八段6勝。
 互角。

 意表を突く手が山崎八段に多く、それが渡辺名人からすれば、普通はそうは指さないという解説にもなり、その辺もハラハラ。

 動作を見る限り、最後まで山崎八段が苦戦のように見えましたが、最終盤には「後手番の勝ちになりましたね」と。
 156手で深浦九段が投了。

 見てよかったなぁという素晴らしい攻防でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お~いお茶杯第62期王位戦

2021-02-02 14:46:59 | 将棋
 大会にスポンサー名が付くのは、各種競技でありますが、将棋も増えてきて、王位戦は「お~いお茶杯第62期王位戦」

 お~いお茶というのは、伊藤園の商品。
 何となく、抵抗感と言わないまでも、「お~いお茶くれ」みたいなイメージも少々。
 昔のホームドラマだと、夫が妻にそういう感じで言うのがあったような。

 「ふたりは80才」という歌で、
 「お茶でも飲もうかおばあさん はいはい飲みましょ おじいさん ふたりでおせんべい 半分こ」
 そんな歌詞もありました。その感じはいいかもね。

 ま、そこは「お~いお茶」にそんなにこだわるものはないけれど、現在の王位は藤井聡太二冠。
 不二家とサントリーがCM契約をしたとか。
 
 サントリーの立場はどうなるんでしょう?
 お茶の持ち込み困らない?

 かといって、藤井王位が「お~いお茶」とわかるのを飲むのもね…。

 たまたま、タイミングがそうなっちゃったんでしょうが、その点でも注目されるのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木村一基九段のあざやかな攻め

2021-02-01 18:36:30 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、永瀬拓矢王座と木村一基九段の対戦でした。

 先週、寝込んでしまい、テレビは全く見ることできませんでした。
 まだ、ちょっときついなぁという状態だけど、将棋は静かですし、もしかして大丈夫かなと思って、挑戦。
 録画しておいたものだから、何度かに分けて見ました。

 受けに定評のある木村九段でしたが、攻めが見事でした。
 2人の対戦成績は永瀬王座3勝、木村九段2勝。
 中村桃子女流が「とっておきの情報として、そのうち千日手が2局」と。
 解説は広瀬章人八段で、そのうちの1局はNHK杯。「自分の記憶が正しければ解説は私だった。もし、今日の対局も千日手だったら、解説者が悪い…?」
 中村女流のフォローは「でも、千日手だと2局も見られるから」

 広瀬八段の解説は適確で、違ったのは永瀬王座が角を打った時に、飛車は取らないだろうと言ったのに、とったこと。
 それが、敗着というのではないでしょうが、木村九段の攻めを加速させたのかもしれません。ゆるめたら逆転されるということで。

 116手で、先手の永瀬王座が投了。

 見応えのある素晴らしい一局でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋敷九段の逆転ならず

2021-01-25 11:29:58 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、深浦康市九段と屋敷伸之九段の対戦でした。

 解説は中川大輔八段。

 開戦が早く、中盤戦は少なく、終盤戦の息詰まる攻防が長く続いたような印象を受けました。

 深浦九段の攻めが決まって、123手で後手番の屋敷九段が投了。
 屋敷九段の逆転を期待していたんだけれど、深浦九段にミスはなかったです。

 トップ棋士の対戦で逆転があるとすれば、絶妙手が出るか、ミスが出るか、そのどっちかなんだと思いますが、連覇を目指す深浦九段にミスはなかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棋王戦の日程変更

2021-01-19 12:25:19 | 将棋
 将棋の棋王戦。

 第1局が宇都宮市のホテルから、東京都の将棋会館に変更。

 栃木県が緊急事態宣言の対象となったから。
 それなら、東京都でも実施できないように思うけれど、単純にそういうことではなく、会場に予定されていたホテルが休業となったから。

 将棋会館は通常営業というか、対局は予定通りに行われているのでしょう。

 とはいえ、感染者数が一番多いのは東京都。もちろん、人口も一番多いわけですが。

 今年度の初めは、緊急事態宣言でタイトル戦を含め、かなりの対局が日程変更となって、大変でした。
 今回の緊急事態宣言は、そういう状態ではないようで、他のイベントと同じことなのでしょう。

 ちょっと、すっきりしない部分です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入玉を見て、投了

2021-01-17 18:49:26 | 将棋
 今日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、行方尚史九段と佐藤天彦九段の対戦でした。

 解説が豊川孝弘七段。
 得意の話術で、藤田綾女流も楽しそうというか、笑ってしまう場面が何度か。
 話をするというのは、相手があってのことで、いろんな場面で、リモート出演、テレワーク、授業もオンライン、そんなことになっていますが、その場で反応があると、次につながるというのを実感する、豊川節です。

 適確な解説が多いと思ったけれど、角を打つ場所で、藤田女流が9三角はないですか? と聞かれて、それがありますね、と、そんな場面も。
 あるいは、さすがは九段、七段との違いがそこにあるというような話も。

 ですが、最終盤は、豊川七段の考えた手の方がよかったかも、というのが後手番の行方九段にありました。
 わからないですけど。解説はある意味無責任にいえるし、対局者は勝つか負けるかすごく熱くなっている、そういう感じの話も。

 30秒将棋になってからが長くて、181手目で入玉され、それを見て行方九段が投了。

 もったいなかったなぁという感じもしましたが、藤田女流が紹介した対戦成績、10局で行方九段4勝、佐藤九段6勝という、拮抗しているようでいて、やはり佐藤九段有利だったのかな?

 見応えと聞き応えのある一局でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王将戦、開幕

2021-01-13 11:22:45 | 将棋
 王将戦が、10日に開幕。2日制の7番勝負。

 緊急事態宣言が出されてどうなるのかと思ったけれど、まずは無事に第1局が終了。

 渡辺明三冠が永瀬拓矢王座に勝ちました。

 毎日新聞の王将戦HPに棋譜が出ていました。
 
 先手番の渡辺三冠が積極的に攻めている印象。
 藤井聡太二冠が中学生棋士として話題を集めましたが、その前の中学生棋士は渡辺明三冠ですから、このところの強さは、その実力を遺憾なく発揮している感じがします。
 
 ちょっと不振というのか、低迷というのか、そんな時期もあったけれど、今は最盛期に入ったかというくらいに充実しているようです。

 とはいえ、永瀬王座始め、その年代の棋士も強さを発揮しているし、7番勝負がどうなるか、先は長いです。

 このあと、大阪府高槻市、栃木県大田原市、東京都立川市と予定されています。
 緊急事態宣言が出ている、あるいは出そうな地域でもあり、順調にスケジュールが消化できるのかが、勝負よりも気になる点です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK杯3回戦で2度目の対局

2021-01-11 09:39:10 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、山崎隆之八段と青嶋未来六段の対戦でした。
 
 対局前のインタビューで、青嶋六段が以前NHK杯で対戦した時負けているので、その時の経験を生かして戦いたいと。
 
 藤田綾女流がお二人の対戦成績を、2局で山崎八段の2勝と。

 ということは、今回が3回目の対戦。そのうち、2回がNHK杯。そして青嶋六段が話した、以前というのも3回戦での対戦。その時は、山崎八段が優勝したと。

 なかなか珍しいケースだと思います。

 解説は横山泰明七段。山崎八段と同学年。小学生名人の時に知り合ったと。その時は二人とも3位。横山七段はカメラの前で泣いてしまった。後で知ったことだけれど、山崎八段はトイレに行って、泣いていたと。
 そういう意味では、同学年のライバルなんだけれど、実績では常に1歩も2歩も先に行っているから、先輩のようにも感じると。

 そうはいっても、解説はとてもうまいし、指し手の予想もすごく適確で、わかりやすかったです。

 早指しの難しさを感じさせられる終盤戦。30秒将棋になってからは特に。
 山崎八段がよくなったと言ってからも、もしや攻めにも受けにもなる手があれば、逆転かという場面が続きました。

 結局119手で、後手番の青嶋六段が投了。
 
 対局も解説も見応え、聞き応えがありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糸谷八段、久々のタイトル戦

2020-12-29 11:25:12 | 将棋
 将棋の棋王戦。
 
 挑戦者が糸谷哲郎八段に決まりました。
 竜王になったのは、いつだったか。若い竜王だと思いました。
 2014年12月。
 現在の年齢が32歳なので、26歳。

 その後、2016年に王座戦に登場。羽生善治王座に挑戦するも敗退。
 それ以来のタイトル戦。
 
 現在20代の棋士も活躍しているし、藤井二冠は10代。
  
 そういう中では32歳だと、充実期という表現になるのでしょうか。
 
 渡辺明三冠が36歳ですから、むしろそちらに近いともいえるのですが、渡辺三冠は中学生棋士で、デビューが早かったから、ベテランという印象あり。
 
 棋王戦は2月に入ってから。
 その頃には、諸々落ち着いた状況になっているかなぁ。
 ちょっとそういうのは甘いか…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50代でタイトル戦に登場した棋士

2020-12-29 09:30:22 | 将棋
 週刊新潮の将棋コーナー(渡辺明三冠担当)に、竜王戦のことが書かれていて、羽生善治九段が、50代でタイトル戦に登場したのは4人目だと。

 大山康晴永世名人はわかるけれど、他の2人は誰でしょう?
 米長邦雄永世棋聖が50歳で名人と言われていたように思います。
 調べてみたら、それは確かなんだけれど、タイトル獲得は49歳11か月。タイトル戦の時は40代。

 東京新聞のWEB10月6日付の記事がありました。
 その中に紹介されていました。
 土居市太郎、升田幸三、大山康晴。

 升田幸三氏はわかるけれど、土居市太郎氏はわかりません。1940年52際での名人戦。

 土居氏も升田氏も名人戦に出て、敗退。
 大山永世名人は51歳で棋聖戦に出て獲得。その後7連覇。56歳で王将戦に出て獲得。その後3連覇。さらに66歳の時棋王戦に出て、これは敗退。

 渡辺明三冠は、羽生九段の今後に関して、
 『次のタイトル戦登場がいつになるかは大きな注目が集まる』と書いていて、50代に入ってタイトルをとるのは難しいとか、そういうことは書いてないんだけれど、やっぱり大変なことなんだというのは伝わってきます。

 大山永世名人のことを考えれば、羽生九段のタイトル獲得100期は十分可能性ありだと思うけれど、容易でないのも確か。

 数字にこだわらない方がいいのかな。見ている側としても。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする