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イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

棋王戦、大駒が飛び交う将棋

2021-03-10 09:32:03 | 将棋
 7日に新潟市で行われた棋王戦第3局。
 
 先手番の渡辺明三冠が133手で勝ち、2勝1敗に。
 5番勝負なので、あと1勝で防衛です。

 大駒を取り合うことで、どんどん盤面に大駒が打たれ、馬や龍ができ、さらにそれもまた取り合ってという、豪華なというのか豪快なというのか、はたまた激しいというのか、見応え十分。

 糸谷哲郎八段も、久しぶりのタイトル挑戦ですし、あっさりと第4局で決着するかどうかはわかりません。最終局まで持ち込む素晴らしい将棋に期待したいです。
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斎藤慎太郎八段決勝へ

2021-03-08 08:48:53 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、山崎隆之八段と斎藤慎太郎八段の対戦でした。
 準決勝。

 解説は谷川浩司九段。ベスト4のメンバーは若手が多いとか、A級あるいは、来期A級とか順位戦上位者という、その共通点が話題になるのかと思ったら、違いました。
 山崎八段と斎藤八段はともに関西所属。もう1局の稲葉陽八段も関西。さらに、佐藤天彦九段も、奨励会時代は関西だったから、関西勢の活躍が目立っていると。

 なるほどその観点がありましたか。
 タイトル保持者で考えても、豊島将之竜王や藤井聡太二冠も関西だと、これは藤田綾女流が言ったのだったかも。

 これまでの対戦は8局で山崎八段5勝、斎藤八段3勝。

 ともに、今期好調。山崎八段はA級への昇級が決まっていて、これは最初のプロフィールで紹介されました。斎藤八段の名人挑戦は、今回も話題にならなかったので、まだ収録の方が先なのかもしれません。

 好調同士の棋士が激戦。山崎八段は1筋から端攻め。斎藤八段は8筋突破。
 斎藤八段の8筋攻めがいいようだったのに、持ち駒の金を守りに投入したことで、「これは中盤戦に戻るかも」という谷川九段の解説。

 でも、そうはならず。斎藤八段が攻めきりました。114手で山崎八段が投了。
 感想戦では、山崎八段が「悪手が2つも続いた」というような話で悔やんでいました。逆転勝ちのチャンスはあったようです。

 斎藤八段、A級での成績を考えると、やっぱり今期はすごく調子がいいんだと思います。
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王将戦第5局、永瀬王座が勝利

2021-03-03 18:41:50 | 将棋
 王将戦第5局は後手番の永瀬拓矢王座が勝ちました。

 DB2で棋譜を見たら、終盤戦の攻めがすごい。
 渡辺明三冠は底歩を並べて防いでいたけれど、永瀬王座の馬と龍は威力がありました。

 渡辺三冠の3連勝から、永瀬王座の2連勝。
 次は永瀬王座が先手番なので、タイに持ち込むチャンスは十分あるのでしょう。

 3連敗からの逆転というのは、過去にもあったから、その可能性もあるでしょうが、防衛にあと1勝という状況は変わってないわけで、第6局で決着をつけたい渡辺三冠だと思います。
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斎藤八段、準決勝に

2021-03-01 08:26:09 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、羽生善治九段と斎藤慎太郎八段の対戦でした。
 準々決勝最後の1局。

 解説は豊島将之竜王。

 これまで7局対戦して、羽生九段5勝、斎藤八段2勝という中村桃子女流の紹介はかなり意外。もっと五分に近いと思っていました。
 豊島竜王からタイトル戦で3勝1敗というのがあったから、という説明が。
 棋聖戦でのこと。

 今期はA級順位戦でも斎藤八段が勝っているし、名人戦に出ることを考えても、今は斎藤八段が勢いで優っているんだろうなぁと思って見ていました。
 対局前のインタビューでは、急戦で臨むときっぱり。
 しかし、急戦にはならず。インタビューは相手棋士が聞いてないはずで、作戦を知っていて羽生九段が、そうはさせじという対応をとったわけではないでしょうが、むしろ羽生九段が先に攻めました。

 現在の勢いはともかく、やっぱりここは羽生九段に勝って欲しい。ベスト4に残って欲しい。できたら優勝して欲しい、というのが願いだったのですが、豊島九段の解説では、攻めているのが羽生九段でも、形勢は斎藤八段ややリードか、というのが続いていました。

 結局100手で羽生九段が投了。

 これで、準決勝は山崎隆之八段と斎藤慎太郎八段、佐藤天彦九段と稲葉陽八段の対戦となりました。

 現在のタイトル保持者が残っていないことについては、特に話題にならなかったし、斎藤八段の名人挑戦も話題になりませんでした。こちらは収録時にまだ決まっていなかったのだろうと思います。

 4人の中では山崎八段が40歳。それで、一番年上というのは、世代交代が確実に進んだ感じがします。
 タイトル保持者で考えても同様です。
 それだけに、羽生九段に勝って欲しい!!と思って見ていたのですが、残念ながらその願いはかないませんでした。
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名人戦挑戦者は斎藤慎太郎八段

2021-02-27 11:44:03 | 将棋
 将棋のA級順位戦。
 斎藤慎太郎八段が8勝1敗で、名人戦の挑戦者となりました。

 敗れたのは豊島将之竜王にだけ。
 豊島竜王は6勝3敗。
 
 斎藤八段は今期が初のA級。
 そこで8勝1敗というのはすごいです。

 すでに王座のタイトルを1期獲得しているし、タイトル戦は他に棋聖戦にも登場しています。

 その点を考えれば、驚くことではないと思うけれど、一気に行ったなぁ!!という、勢いはすごく感じます。
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中飛車で佐藤天彦九段勝利

2021-02-21 18:45:17 | 将棋
 今日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、佐藤天彦九段と木村一基九段の対戦でした。

 対局前のインタビューで、お二人が練習将棋をかなり指しているというのがわかり、そういう間柄だったとは知りませんでした。

 解説は村山慈明七段。佐藤天彦九段は攻め将棋を中心としていたときもあったけれど、木村九段との関わりで、受け将棋に変わってきた面があるかもと。
 ただ、同じ受けでも二人のタイプは違うとも。

 練習将棋は指していても、公式戦は10局、それぞれ5勝ずつ。中村桃子女流の紹介でした。意外に少ないです。
 
 佐藤天彦九段が中飛車。行方九段と対戦したときも中飛車だったから、このところ研究しているのかな、という解説もありました。

 先に攻めたのは木村九段。あっさり決着がつくわけはないと思ったけれど、その攻めをしのいでからは、長くなりました。

 先手番の佐藤天彦九段が、その分の有利さもあったかな。30秒将棋になってからも長くて、形勢としては佐藤天彦九段有利のまま進んで、149手で投了となりました。

 これで、今期のベスト4は、B級1組以上(残る1局は羽生善治九段と斎藤慎太郎八段の対戦)。山崎隆之八段も来期のA級昇級を決めているので、順位戦の上位者が揃うことに。
 その一方で、現在のタイトル保持者はベスト4に残っていないということに。

 来週は解説が豊島将之竜王なので、そんな話題が出るかな?
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棋王戦、1勝1敗に

2021-02-21 11:08:51 | 将棋
 渡辺明三冠が、タイトル戦2つの挑戦を受けているのは知っていたけれど、もうだいぶ進んでいました。

 棋王戦は昨日第2局があって、渡辺三冠が勝って1勝1敗。後手番が連続して勝つというパターン。

 後手番の渡辺三冠が1三歩と打って、そこから端攻め。効果的だったようです。

 90手で先手番の糸谷哲郎八段が投了。


 一方王将戦は第4局まで進んでいました。
 渡辺三冠が3連勝したという記事は読んだような気がするんだけれど、もう第4局も終わっていました。
 永瀬拓矢王座が勝って、渡辺三冠の3勝1敗に。

 やっぱり、ニュースチェックがなかなかできなくて、ついていけないなぁというのを感じます。
 しかたありません。
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ばん回できないとしたら出席日数?

2021-02-17 11:18:18 | 将棋
 藤井聡太二冠が、卒業前に自主退学。

 ここまでくれば、何とかなりそうな気もするけれど、補習等の手段でばん回できないとすれば、出席日数かな。
 こればっかりは物理的に、間に合わない。もっとも、卒業式後にも登校して、出席日数を加えるという、そういうケースもあるような気はするけれど、藤井二冠にとって、高校入学自体が迷ったというか、ある意味本意ではないような3年前だったから、卒業できないことにこだわりはないのでしょう。

 スポニチアネックスに、『杉本昌隆八段が「出席日数が足りなくて退学という形になったのではないでしょうか』と出ていました。


 近藤正和六段は柏崎市出身。
 高校時代は欠席が多かったと、知人が話していました。近藤六段の同級生。高校は卒業しています。
 近藤六段は、「ごきげん中飛車」で有名ですが、藤井二冠とは高校時代の状況が大きく違っているのから、比較するのはちょっと違うとは思います。

 でも、柏崎市から東京へ対局に出かけるには、長岡から上越新幹線に乗って、東京へ。
 近藤六段の年齢を考えると、最初は大宮まででそこから新幹線リレー号を利用という乗継だったかもしれません。
 高校時代だと上野まで乗り入れたのかな。
 
 藤井二冠は名古屋を起点に、東京へ大阪へ。タイトル戦になれば、全国各地に。どんなに交通網が整備されても、対局数が増えて、欠席が増えるというのは容易に想像できます。

 この頃は大学卒の棋士も増えてきてますが、いろんなパターンがあっていいのだろうと思います。
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稲葉陽八段の安定感

2021-02-15 11:03:20 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、杉本昌隆八段と稲葉陽八段の対戦でした。

 藤田綾女流が、これまでの対戦は6局あって、杉本八段1勝、稲葉八段5勝と。
 解説の久保利明九段が、対局数が少ないとちょっと驚き。
 
 杉本八段がこのところ調子を上げているというのか、話題にもなっていた藤井二冠が強くなることで、師匠にもプラスになっていると。
 久保九段にもお弟子さんがいて、学ぶ点があるという話でした。
 例えば、最近の若手がどういう考え方なのかとか。
 まだ、プロ棋士は出してなくて、現在三段リーグにいるということでした。

 
 先手の杉本八段が中飛車。稲葉八段は穴熊にしたけれど、金1枚だけのあまり穴熊らしくない守り。

 急戦になる可能性もあったようですが、稲葉八段が端攻めをうまくかわして、徐々にいい形に。

 駒台に何もないという場面で、歩をとるために8三銀と打って、それが決め手だったような感じがしました。7四の歩がとれて、そこからは稲葉八段の安定感のある攻めで、決して急がず、着実に。

 106手で杉本八段の投了となりました。

 これで、稲葉八段が準決勝に進出。
 いつの間にか年度末が近づいているなぁと、そんなことも思いました。
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将棋の順位戦、昇級を決めている棋士

2021-02-11 09:30:27 | 将棋
 7日のNHK杯テレビ将棋トーナメントで、山崎隆之八段がA級への昇級を決めていると対戦者紹介の中で伝えられました。

 いよいよという表現も何ですが、待望のA級。
 順位戦参加23期目。
 これまで屋敷伸之九段の22期がもっとも長く要した記録ということですから、それを1期上回りました。
 A級になるということが、どれほど大変かというのを考えれば、本当に待望の昇級だと思います。

 その時の対局も深浦康市九段に勝ったのですが、感想戦の時間がなくて残念でした。昇級の話が聞けたかも…。
 もっとも、2月4日の順位戦で昇級確定だから、深浦九段との対局はそれより前だったかもしれません。

 その一方で、駆け上がってくるのは藤井聡太二冠。B級2組を9戦全勝で、8勝1敗の佐々木勇気七段とともにB級1組への昇級を決めています。
 藤井二冠はC級1組の時に、成績では8勝1敗で上位4人横並び。しかし、順位が一番下だったため昇級ならず。
 ストレートでA級までというのはなくなりました。

 過去に4年連続昇級、ストレートでA級まで駆け上がったのは、加藤一二三九段と中原誠永世名人だけ。
 谷川浩司九段がC級2組を2回やって、あとはストレート。5年でA級。
 羽生善治九段は1985年12月四段プロデビュー。A級は1993年度から。
  
 今年は、春の緊急事態宣言以降、対局ができないという状態の時もあり、どうなることかと思ったけれど、いろいろ対策をして、年度末に近づいています。
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