イタグレと暮らす戌年男のブログ

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斎藤慎太郎八段決勝へ

2021-03-08 08:48:53 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、山崎隆之八段と斎藤慎太郎八段の対戦でした。
 準決勝。

 解説は谷川浩司九段。ベスト4のメンバーは若手が多いとか、A級あるいは、来期A級とか順位戦上位者という、その共通点が話題になるのかと思ったら、違いました。
 山崎八段と斎藤八段はともに関西所属。もう1局の稲葉陽八段も関西。さらに、佐藤天彦九段も、奨励会時代は関西だったから、関西勢の活躍が目立っていると。

 なるほどその観点がありましたか。
 タイトル保持者で考えても、豊島将之竜王や藤井聡太二冠も関西だと、これは藤田綾女流が言ったのだったかも。

 これまでの対戦は8局で山崎八段5勝、斎藤八段3勝。

 ともに、今期好調。山崎八段はA級への昇級が決まっていて、これは最初のプロフィールで紹介されました。斎藤八段の名人挑戦は、今回も話題にならなかったので、まだ収録の方が先なのかもしれません。

 好調同士の棋士が激戦。山崎八段は1筋から端攻め。斎藤八段は8筋突破。
 斎藤八段の8筋攻めがいいようだったのに、持ち駒の金を守りに投入したことで、「これは中盤戦に戻るかも」という谷川九段の解説。

 でも、そうはならず。斎藤八段が攻めきりました。114手で山崎八段が投了。
 感想戦では、山崎八段が「悪手が2つも続いた」というような話で悔やんでいました。逆転勝ちのチャンスはあったようです。

 斎藤八段、A級での成績を考えると、やっぱり今期はすごく調子がいいんだと思います。


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