ドウダンツツジの仲間たちが咲いています。
正式にドウダンツツジという名で呼ぶ花は、白色の花を咲かせるドウダンだけだそうで・・・
あいにく、白い花が咲く『ドウダンツツジ』は庭に咲いていません。
でも、ドウダンの仲間たちが風鈴形の可愛い花を揺らせています。
「ドウダン」は、漢字で「満天星」と書くそうですが、これは白い花が咲きほころぶさまを、満天の星に見立てたのだとか・・・
とてもロマンチックな漢名ですねぇ~
それでは、庭に咲くドウダンの仲間たちをご紹介しましょう。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
まずは、ベニドウダン(紅満天星)・・・
名前のとおり、真っ赤な花が咲いています。色は、かなりどぎつい赤です。
それでも、花の縁がギザギザになっていて、どぎつい色を和らげてくれています。
真っ赤なチューリップを逆さにして、たくさんぶら下げた感じ。
その様子は、まるで赤いチューリップのドライフラワーを作っているみたいですね。
真っ赤な花の、ベニドウダン・・・

↑ ギザギザが可愛いね…
ベニドウダンの木はそれほど大きくはないのですが、炎天下でたくさんの花をぶら下げています。
花がたくさん咲いています・・・

↑ 赤いシャワーのようだね…
花の上部一面を緑色の葉が優しく覆って、強い日差しから花たちを守ってあげているのでしょうね。
ベニドウダンは、赤と緑のコントラストも素敵です。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
そして次は、サラサドウダン(更紗満天星)・・・
サラサドウダンは、淡黄色に暗紅色の縦縞が美しく、縁がうっすらと紅色に染まって、なんとも素敵な色合いの花。
花の形は可愛らしい風鈴形で、房状にたくさんの花を咲かせます。
どうやら木によって色の濃さや縦縞模様が微妙に違うようですね。
大きな木が2本並んでいるのですが、片方は淡い色でそしてもう一方は濃い色で咲いています。
2本並んで咲いている、大きなサラサドウダンの木

↑ 並ぶと色の濃淡がよくわかるね・・・
それでは、風鈴形の可愛らしい花を見てみましょう。
淡い色合いと濃い色合いの、サラサドウダンの花・・・


↑ 花の縁がたくさん紅色に染まっていると、濃い色の花に見えるんだね…
花が咲いている様子も、それぞれの木で見てみましょう。
淡い色合いと濃い色合いの、サラサドウダンの木・・・


↑ こうして木を眺めると、色の違いがよくわかります…
この大きなサラサドウダンは、もう30年以上もここで咲いているのだそうです。
サラサドウダンの大きな木を見上げると、その花の咲いている美しさにため息が出てしまいます。
見上げてごらん、サラサドウダンの花を♪・・・

↑ 夜の星ではないけれど、ホントに満天の星のようですね・・・
花の盛りが終わると、サラサドウダンの花が次々と落ちてきます。
まるで満天の星が空から降ってくるみたい・・・
大きな木の下は、散った花で埋め尽くされてじゅうたんを敷き詰めたようになっています。
この木の下には、カタクリや春蘭やセリバオウレンなど小さな山野草が暮らしているのですが、
サラサドウダンの花のじゅうたんに優しく守られているのでしょうね。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
最後は、ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)・・・
実はこの花は、ドウダンによく似た花を咲かせていますが、ドウダンの仲間ではないのです。
娘のお舅さんが言うには、「この花はムラサキドウダンだよ…」と・・・
だったら、この花もドウダンの仲間として一緒に今日のブログに登場させましょう。
ムラサキドウダンの名前をネットで調べてみたのですが、その名前は見あたりません。
ムラサキツリガネツツジとよく似ていたので、「見つかったぁ…」と思ったのですが、萼(がく)が違う。そこで調べていくうちに、ヨウラクツツジに辿りついたのですが、これもまた萼が違う。
更に調べていくと、葉の裏が白っぽいし、萼が線形で長い・・・この特徴から、
『ガクウラジロヨウラク』と判明!
ガクウラジロヨウラクはヨウラクツツジの変種で、萼の長いところが特徴なんですって。
一件落着。めでたしめでたし・・・
風鈴形の花を房状に咲かせるところはサラサドウダンとよく似ていますが、
花びらの先が反り返っているのが、とっても可愛いです。
本当に可愛らしい花、ガクウラジロヨウラク・・・

↑ ドキッ。この花、可愛すぎるぅ…
見てください! なんとも可愛らしい花ではありませんか。
蕾も可愛い、ほころびかけた花も可愛い、開いてみるとなおいっそう可愛い・・・
では、そんな可愛らしいガクウラジロヨウラクの花をもう少し見ていただきましょう。
色んな表情をご紹介・・・



↑ ドキッ、ドキッ。横顔も素敵だわぁ…
サラサドウダンと同じで、この花も植えてから30年位になるそうですが、こちらの木はそれほど大きくはありません。
大きな木の下で、木漏れ日を受けながら花を咲かせています。
木陰でひっそりと育っている、ガクウラジロヨウラク・・・

↑ 満天の星ではないけれど、揺れる花が風鈴のようだね…
サラサドウダンは以前住んでいた家にも植えてあり、そしてベニドウダンは見たことがあましたが、
このガクウラジロヨウラクにはこちらに来て初めて出会いました。
まず最初にサラサドウダンが咲いて、暫く経ってからベニドウダンも咲いてきて・・・
そして一番最後に、このガクウラジロヨウラクが咲きます。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
ドウダンの仲間たちは花も可愛らしいのですが、なんといっても秋の紅葉が素晴らしいですね・・・
正式にドウダンツツジという名で呼ぶ花は、白色の花を咲かせるドウダンだけだそうで・・・
あいにく、白い花が咲く『ドウダンツツジ』は庭に咲いていません。
でも、ドウダンの仲間たちが風鈴形の可愛い花を揺らせています。
「ドウダン」は、漢字で「満天星」と書くそうですが、これは白い花が咲きほころぶさまを、満天の星に見立てたのだとか・・・
とてもロマンチックな漢名ですねぇ~
それでは、庭に咲くドウダンの仲間たちをご紹介しましょう。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
まずは、ベニドウダン(紅満天星)・・・
名前のとおり、真っ赤な花が咲いています。色は、かなりどぎつい赤です。
それでも、花の縁がギザギザになっていて、どぎつい色を和らげてくれています。
真っ赤なチューリップを逆さにして、たくさんぶら下げた感じ。
その様子は、まるで赤いチューリップのドライフラワーを作っているみたいですね。
真っ赤な花の、ベニドウダン・・・

↑ ギザギザが可愛いね…
ベニドウダンの木はそれほど大きくはないのですが、炎天下でたくさんの花をぶら下げています。
花がたくさん咲いています・・・

↑ 赤いシャワーのようだね…
花の上部一面を緑色の葉が優しく覆って、強い日差しから花たちを守ってあげているのでしょうね。
ベニドウダンは、赤と緑のコントラストも素敵です。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
そして次は、サラサドウダン(更紗満天星)・・・
サラサドウダンは、淡黄色に暗紅色の縦縞が美しく、縁がうっすらと紅色に染まって、なんとも素敵な色合いの花。
花の形は可愛らしい風鈴形で、房状にたくさんの花を咲かせます。
どうやら木によって色の濃さや縦縞模様が微妙に違うようですね。
大きな木が2本並んでいるのですが、片方は淡い色でそしてもう一方は濃い色で咲いています。
2本並んで咲いている、大きなサラサドウダンの木

↑ 並ぶと色の濃淡がよくわかるね・・・
それでは、風鈴形の可愛らしい花を見てみましょう。
淡い色合いと濃い色合いの、サラサドウダンの花・・・


↑ 花の縁がたくさん紅色に染まっていると、濃い色の花に見えるんだね…
花が咲いている様子も、それぞれの木で見てみましょう。
淡い色合いと濃い色合いの、サラサドウダンの木・・・


↑ こうして木を眺めると、色の違いがよくわかります…
この大きなサラサドウダンは、もう30年以上もここで咲いているのだそうです。
サラサドウダンの大きな木を見上げると、その花の咲いている美しさにため息が出てしまいます。
見上げてごらん、サラサドウダンの花を♪・・・

↑ 夜の星ではないけれど、ホントに満天の星のようですね・・・
花の盛りが終わると、サラサドウダンの花が次々と落ちてきます。
まるで満天の星が空から降ってくるみたい・・・
大きな木の下は、散った花で埋め尽くされてじゅうたんを敷き詰めたようになっています。
この木の下には、カタクリや春蘭やセリバオウレンなど小さな山野草が暮らしているのですが、
サラサドウダンの花のじゅうたんに優しく守られているのでしょうね。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
最後は、ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)・・・
実はこの花は、ドウダンによく似た花を咲かせていますが、ドウダンの仲間ではないのです。
娘のお舅さんが言うには、「この花はムラサキドウダンだよ…」と・・・
だったら、この花もドウダンの仲間として一緒に今日のブログに登場させましょう。
ムラサキドウダンの名前をネットで調べてみたのですが、その名前は見あたりません。
ムラサキツリガネツツジとよく似ていたので、「見つかったぁ…」と思ったのですが、萼(がく)が違う。そこで調べていくうちに、ヨウラクツツジに辿りついたのですが、これもまた萼が違う。
更に調べていくと、葉の裏が白っぽいし、萼が線形で長い・・・この特徴から、
『ガクウラジロヨウラク』と判明!
ガクウラジロヨウラクはヨウラクツツジの変種で、萼の長いところが特徴なんですって。
一件落着。めでたしめでたし・・・
風鈴形の花を房状に咲かせるところはサラサドウダンとよく似ていますが、
花びらの先が反り返っているのが、とっても可愛いです。
本当に可愛らしい花、ガクウラジロヨウラク・・・

↑ ドキッ。この花、可愛すぎるぅ…
見てください! なんとも可愛らしい花ではありませんか。
蕾も可愛い、ほころびかけた花も可愛い、開いてみるとなおいっそう可愛い・・・
では、そんな可愛らしいガクウラジロヨウラクの花をもう少し見ていただきましょう。
色んな表情をご紹介・・・



↑ ドキッ、ドキッ。横顔も素敵だわぁ…
サラサドウダンと同じで、この花も植えてから30年位になるそうですが、こちらの木はそれほど大きくはありません。
大きな木の下で、木漏れ日を受けながら花を咲かせています。
木陰でひっそりと育っている、ガクウラジロヨウラク・・・

↑ 満天の星ではないけれど、揺れる花が風鈴のようだね…
サラサドウダンは以前住んでいた家にも植えてあり、そしてベニドウダンは見たことがあましたが、
このガクウラジロヨウラクにはこちらに来て初めて出会いました。
まず最初にサラサドウダンが咲いて、暫く経ってからベニドウダンも咲いてきて・・・
そして一番最後に、このガクウラジロヨウラクが咲きます。
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
ドウダンの仲間たちは花も可愛らしいのですが、なんといっても秋の紅葉が素晴らしいですね・・・
ドウダンツツジと言うと、低性の生垣は、観た事がありますが、
これらは、大きな木のようですね。
ベニドウダンは、一瞬熟した果物かと思いました。
見事な咲きっぷりですね。
サラサドウダンは、弁の縦縞が面白いです。
一番好きなのは、ガクウラジロヨウラク、満天の星も、
見事な表現ですが、私は、小人の国のツリガネ草なんて・・・
サラサドウダンの色合いが、とても素敵。
まさにすずなりに、花が咲いているんですね。
ガクウラジロヨウラク?の花の形を見ていると、
自然の神秘…って思うけど、
自然の方が先だから、長い人の歴史の中で、
この可愛らしい姿が、気づかぬ内に人の遺伝子の中に刷り込まれて、
人が好ましく思うのでしょうか?
どっちでもいいんですけどね…[E:coldsweats01]
どんな香りがするのでしょうか?
初夏の一日、
この木の下で、のんびり本が読みたいなあ。 [E:flair]
これって、この先、実が出来るんですか?
どれほどたくさんの実がなるんでしょう…
みさとさんの周辺には、なんてたくさんの植物があるのでしょう…と、
本当に羨ましくて、そして驚いてばかりです。[E:heart04]
これは、私のあこがれの、
「赤毛のアン」の世界そのもののように思えます。
近くに川もあるんですよね。
もしかして、沼とか湖とかもあります??
ベニドウダンやサラサドウダンの花、1つの大きさはどのくらいですか?
ほんとに可愛い花ですね。はじめて見たし、名前もはじめて聞きました。
以前紹介されてたスズランの花にも似ているような気がします。
特に、ガクウラジロヨウラク、とても覚えられない名前だけど、私の中では、
花の可愛さ、どんな花にも負けないと思います。
ほんとにいつも思いますが、色々な花が咲いていますね。
私の知らない花ばかりで感動します。
>これらは、大きな木のようですね。
ハイ、サラサドウダンは2本ともすごく大きな木ですよー。
私も、このように大きなサラサドウダンは、こちらで初めて見ました。
以前の家にも30年程になるサラサドウダンが植えてありましたが、
2m位にしか成長しなかったですよ。 なぜ、なぜ???
ガクウラジロヨウラクは、2m(訂正!翌朝確認したら1mでしたぁ…)位
の木です。一番小さいですね。
ベニドウダンは1.5mくらいでしょうか。
ガクウラジロヨウラクやベニドウダンは、木が小さいけれどたくさんの枝が
横に広がっているので、花も『たわわに実って』います[E:happy01]
真っ赤なベニドウダンは、本当に完熟果実のよう・・・
もしこれが果実だったら、きっと甘酸っぱい味がすることでしょうね。
>私は、小人の国のツリガネ草なんて…
うわぁー、すっごく可愛らしいネーミング!
小人の国・・・メルヘンチックでいいですねぇ~
この花を見ていると、そんな世界に入り込んでしまいそうです。
花の中から、小人さんがひょっこり顔を出してきたりして・・・
私も、ガクウラジロヨウラクの花が一番好きです。
>ドウダンの花…かわいらしいですね。
そうですね。どれもみな小さくて可愛らしい花ですよ。
サラサドウダンの色合いも、ガクウラジロヨウラクの花も本当に神秘的です。
木の上でこんなに小さな可愛らしい花がぶら下がってる様子は、
本当に自然の神秘ですねぇ~
どのようにしてこんな可愛らしい花が生み出されたのか、ホント不思議です。
>どんな香りがするのでしょうか?
香りは、特別にこれといって感じませんでしたよ。
本好きのホリホックさんには、『満天の星の下でのんびりと読書』な~んて、
きっと最高でしょうね。
時々上から花がポトリと落ちてきて・・・う~ん、いい感じ[E:wink]
>これって、この先、実が出来るんですか?
実が付きますよ-。
面白いことに、実は花とは逆に上を向いて結実して、やがて破裂して種を飛ばします。
実の写真をネットで探してみました。
こちらで見せていただけます。
http://hb6.seikyou.ne.jp/home/Kenji.Hiraga/tayori6-30-1.htm
こちらの写真の実はまだ青いけれど、これがしだいに茶色くなって、
種を飛ばした後も、その殻が空のままカラカラになって残っています[E:coldsweats01]
やがては、枯れて落ちてしまいますけどね。
>もしかして、沼とか湖とかもあります??
大きな川は、西に車で5分位のところに乳川、
そして東に10分位のところに高瀬川があります。
家の周りは田んぼの水路だけですよ。
湖は車で2、30分のところに三つありますが、沼はあったかしら???
まだあちこち探索してないので、ちょっとわからないわぁ。
そうそう、そのひとつの湖に両足がニョッキリ・・・こわ~いお話ですが[E:movie]
松島菜々子さんもロケに来てたみたいですよ。
おたまさんのブログで、きれいなツツジの花をたくさん見せていただいたのですが、
ドウダンの花は初めてでしたかぁ・・・
同じツツジといっても全然雰囲気が違って、ドウダンも小さくて可愛い花でしょう。
>スズランの花にも似ているような気がします。
そうです、そうです。スズランの花に、とってもよく似てますね。
『ドウダンツツジ』と呼ぶ白い花のドウダンは、特にスズランに似ています。
>ベニドウダンやサラサドウダンの花、1つの大きさはどのくらいですか?
さっき暗闇の中を、懐中電灯片手に測定してきましたぁ[E:good]
え~と、
ベニドウダンが、5mm~6mmくらいで一番小さい。
サラサドウダンが、6~8mmくらいかな?(高くて暗くて測定不可でしたぁ[E:coldsweats02])
ガクウラジロヨウラクが、10~12mmです。
以上、測定結果です[E:happy01]
ガクウラジロヨウラクなんて、単にカタカナを並べただけでは訳分からないですよねぇ~
そこで、ちょっと解説を・・・
『ガクウラジロヨウラク』とは、
ガク … 萼が長くて、
ウラジロ … 葉の裏が白っぽい、
ヨウラク … ヨウラクツツジです。
このように区切って読めば、少しは覚えやすいでしょう!
…って、花の名前もややこしいから、私だってそんなに覚えてないですよ-[E:coldsweats01]
>私の中では、花の可愛さ、どんな花にも負けないと思います。
ハイ、私も全く同感です。本当に可愛い花ですもんね!
これからもまだまだ、このブログには色んなお花が登場しますが、
呆れないでまた見てやってくださいね[E:bleah]