今日はフジバカマに、アサギマダラの♀がやってきました。
こちらがアサギマダラの♀です♪
アサギマダラの♂♀の見分け方です・・・
(ほぼ毎年恒例のようになっているので、今更って感じですが…)
後翅の下部に「黒班状の性標」があるかないかで、
簡単に♂♀を見分けることができます。
今日飛来した♂と♀の写真で比較してみましょう。
♂には性標があるけれど…♪
(写真↑の赤丸印が性標です…)
♀には性標がない♪
フジバカマにやってくるのはほとんどが♂で、
♀はあまりフジバカマにくることがないから、
♀を見るけるとラッキー!…と思って、嬉しくなります。
なぜアサギマダラの♀はフジバカマに来ないのか・・・
(こちらも過去に記述していることなので、今更ですが…)
アサギマダラの♂は、フジバカマやヨツバヒヨドリやヒヨドリバナなど、
フジバカマ属の蜜を吸って特殊な成分を摂取し、
その成分でフェロモンを出して、♀に近づこうという魂胆です。
♀はそのような必要がないから、吸蜜する花を選ぶこともなく、
別の花や林内で吸蜜していることが多いため、
フジバカマの花にやってくることが少ないというわけです。
もうひとつ、
普通の蝶は羽化するとすぐに交尾をするけれど、
アサギマダラの♀は交尾はしません。
長距離の渡りをするために、
交尾してお腹を重くしたくないからなのだそうです。
♂♀ほぼ同数で渡りをしているようですが、
♀は交尾を避けるために、林の中などで過ごすことが多く、
フジバカマにやってくることが少ないようです。
そんなわけで、今日は今季初の♀の飛来が嬉しくて、
その話題だけでのブログ更新です。
…とはいえ、
写真が3枚だけでは寂しいから、もう2枚載せましょう・・・
柿の木の下のフジバカマでは、小さなアサギマダラが吸蜜♪
畑のフジバカマでは、大きなアサギマダラが翅を広げて吸蜜♪
美しい浅葱色の翅を持つアサギマダラですが、
それぞれの大きさには個体差もあります。
吸蜜している姿やこちらの撮り方によって、
翅色も随分違って見えますね・・・
教えてください。
何度読んでも理解に乏しい婆は、
一生懸命 にらめっこ状態です。
あさぎいろ・・・読めませんでしたよ。
ブログを通して一つ一つ賢くなっていくのが本当に嬉しいです。
みさと64様のブログ友は皆さん
植物や昆虫に詳しい方ばかり。
超 恥ずかしさを覚えますが、また
いろいろ教えてくださいね。
オス、メスどころか、実物を見たこともありません。
それぞれ、事情があるのでしょうね。
性標だけで見分けるのですね。
色や大きさが違うと分かりやすいのにな。
青虫ね、多分、10cm越え。
で、なかなか蛹にならない・・・
緑になったり、黄色になったり、
カメレオンみたいです。
しかも、追従青虫がいるような?
どちらかという戸ああ議マダラは雌の方が気が楽そうで色々な花のところへ行って美味しく蜜を頂いている
って感じですね~
それに引き換え、雄の方は懸命にフジバカマや
ヨツバヒヨドリ草の蜜を沢山頂いて,そして♀に近づこうとして大変な努力が必要なんですね~
頑張れ!アサギマダラ君!!でしょう
雄だけにある性標というのも見たことはないし~何しろやってきたのはもう10年ほど前になるのかな?夕方でそれこそしゃしんもとれないくらいのときだった~
今年の様にまだまだ30℃くらいあるとなかなかやってきそうにもありませんね
兎に角、この時期に長野県あたりに行くといるのかな~
北岳に登った時にはその登山口へ行く途中にはいっぱいいたのに~懐かしいです
その時にみさとさまと出会っていたら、と思うと残念です
雌の方は体が重くなると遠くまで飛べないのでなるべく避けているのですね~健気な姿に感心です
その反対に雄の方は子孫を残そうと懸命になっているのですね!!頑張れって感じです
以前から見ていただいているブロ友さんにとっては、
「今更…」と思われる内容なのですが、
そうですね、お付き合いがまだ浅いブロ友さんもいらっしゃるし、
たまたまこの記事に飛んできてくださる方もいるかもしれないから、
「今更…」と思うことでも、何度も記載してもいいのかもねぇ〜(笑)
にらめっこしながら読んでいただいて、ありがとうございます♪
蝶の生態なんかは、普段の暮らしの中では話題にものぼらないでしょうから、
渡りだの交尾だの羽化だのという言葉も、きっと理解に苦しまれるでしょう。
そんな時は、遠慮なくスルーしちゃってくださいね。
それでも、アサギマダラという蝶のことは、
たまにはテレビや新聞などでも取り上げられますから、
頭の隅っこに名前だけでも入っていれば嬉しいかも・・・
>ブログを通して一つ一つ賢くなっていくのが本当に嬉しいです…
わたしも同じです!
地域が違えば文化も違う・・・
咲く花も違えば、花に集まる蝶も違う・・・
みなさんのブログを拝見しながら、色々と学ばせて貰ったり、
時には羨ましく思ったりもしながら楽しんでいます♪
>超恥ずかしさを覚えますが…
わたしも同じです! …というか蝶については同じでした。
何度も書いて、それこそ今更ながらですが・・・
こちらへ来たばかりの頃のわたしは、
白い蝶は、みんなモンシロチョウ・・・
小さい蝶は、みんなシジミチョウ・・・
大きな蝶は、みんなアゲハチョウ・・・
そんな呼び方でしたよ(笑)
引っ越して数年後、庭に見たこともない蝶がやってきて、
蛾だと思いながらもネットで調べたら、それは蝶でした。
そこから白い蝶や小さな蝶や大きな蝶の中にも、
色んな種類があるんだということを知り、
写真に撮る度に名前を調べて、ブログにアップしてきました。
ここでお詫び! ごめんなさ〜い・・・
『♂♀の見分け方』の写真タイトルが、2枚の写真共♂になっていました。
下の写真タイトルは♀です。気付いて修正しておきました(笑)
アサギマダラの実物を見る機会がなかったのでしたね。
土手にフジバカマやサワフジバカマが咲いても、
アサギマダラは来ないっておっしゃってましたもんね。
アサギマダラの渡りにも、大まかなルートはあるようなのですが、
mcnjさん地域はルートから大きく外れているのでしょうか?
そうですね、それぞれ事情があるのかもしれませんね(笑)
アサギマダラは、翅を広げれば10cm程の大きな蝶で、
その翅色も美しいです。舞う姿も優雅なので、
できることなら一度実物を見てほしいですけど、残念です!
サメ殿に、まもなく信州から飛び立ちますよ〜ってお伝えください。
我が家に来たアサギマダラには、そちらへ立ち寄るようにと、
よ〜く言い聞かせておきますからって、お伝えくださいね(笑)
そうです、アサギマダラもカラスアゲハもヒョウモン類も、
♂には性標があるんですよ。
アサギマダラとカラスアゲハの性標は、黒い汚れのような形ですが、
ヒョウモン類の性標は、♂の翅表に翅脈に沿った太い線で、
その線の本数がヒョウモンの種類によって違うから、
性標の本数で種類がわかる場合もあります。
ツマグロヒョウモンやメスグロヒョウモンの場合は、
♂♀の模様が全然違いますから、パッと見ですぐに見分けがつきますが・・・
蝶の♂♀の飛来は、それほど一喜一憂することでもないけれど、
アサギマダラに関しては、フジバカマに♀が飛来することが滅多にないので、
出会えると嬉しいです♪
観察中の青虫、10cm以上もあるのですか? それは、でかい!
カメレオンみたいに色が変わるの?
まぁね、アゲハの幼虫も小さい時は黒いけど、
何回か脱皮を繰り返して、終齢幼虫になると緑色になりますから、
きっと脱皮を繰り返して色が変わっているのでしょうね。
あらっ、追従青虫までいるの? 観察もあれこれ大変ですねぇ〜(笑)
中秋の名月を仰ぎながら・・。
(雲の合間から明るく照らしたり隠れたり・・)
アサギマダラ講座 楽しく拝見。
私がのっぺ山荘さんで 撮ってきたアサギマダラが
「それは レア物のメスのアサギマダラ!」と教えていただいてから ここだけはしっかりと覚えています・・と弟子は言う。
でも アサギマダラの大きさに「個体差」?
たま~に ほんのちょっとしか会えないアサギマダラ、
個体差なんて思ったこともありませんでした。
今度、複数で会えたら じっとみてみよう。
アサギマダラの♀がやって来たのですね。
この違いはみさとさんに繰り返し教えていただいて、
私も識別できるようになりました。
先日も♀を見つけることが出来て、
長年みさとさんに教えていただいたおかげと思いました。
やはり♂が中心で♀はめったに見ませんね。
昨日再びフジバカマの咲いている場所に行ったのですが、
アサギマダラ自体も少なかったですし、♀には出会えませんでした。
そちらはまだまだフジバカマが花盛りですね。
アサギマダラもまだ期待できそうでいいこと!
こちらの花は昨日、もう終盤の様でした。
でも他の蝶が来ていて楽しむことが出来ました。
アサギマダラの個体差…これは私も感じます。
翅の色も違いますし、閉じたり開いたりでも違いますね。
それだけ魅力も大きく、注目に値するチョウだと思います。
♂♀の違いをわかっていただけて、良かったです〜
アサギマダラの♂は婚活で、様々な苦労をしているのですよね。
繁殖地の南の島まで飛んでいくだけでも一苦労なのに・・・
そこへいくと、吸蜜する花を選ばなくてもいい♀は、
ホントお気楽なものですねぇ〜(笑)
でも♀は交尾を避けるために、それなりの苦労があるのかもしれません。
生きていくって、人間も昆虫もみんな大変なのよ!
アサギマダラは暑いと活発に行動できないようなので、
涼しい北国や、信州の高原辺りが避暑地なのでしょう。
でも、今年は北国も暑い夏になってましたし、
信州も連日真夏日でしたから、こうなったら、
アサギマダラたちはどこで夏を過ごすのでしょうね。
以前は東北あたりが北限だったらしいですけど、
今では北海道まで北上していくらしいですよ。
その北海道も、今年は暑い夏でしたよね・・・
我が家の近くにはアサギマダラの有名な飛来地があるのですが、
そこでアサギマダラについて色々と教えていただきました。
琵琶湖の近くの方でアサギマダラのマーキングをする方も来てらして、
その方から♀が交尾を避ける話などを教えていただいたのですが、
アサギマダラにはまだ謎がいっぱいあって、
だからこそ魅了的な蝶なのだそうです。