岡山と兵庫を放浪。倉敷中央病院でコンサルティングと招待講演をこなしてから、大避神社を経て、大型放射光施設(SPring-8)へ。医療サービス・イノベーションと、放射光基礎研究、実用への応用、渡来氏族系古代史といった異なるテーマをもって渉猟。
それぞれに成果あり。
倉敷中央病院には3年前に臨床研究センターが設立され、治験など創薬や医療機器メーカーと共同研究が進んでいる。民間の急性期病院としては先進的な取り組み。
看護という文字を良く見ると、手と目と口がはいっている。手先、目先、口先のメディアをフルに動員して行う営みが看護でもある。Nursingにはないニュアンスが含意されている。
連ちゃんで倉敷中央病院にて招待講演。人をケアすることのストーリーテリング。暗黙的な身体知の表出、などの人文的なテーマから入ってゆく。看護サービスは共創的かつ共進的。そこをどのようにサポートしてゆくのかが、サービス・イノベーションのひとつのテーマ。
その後、課題として温めていた大避神社へ寄って濃い調べ物をする。本屋で調べても当地にはあまりまとまった秦氏に関する郷土史研究がないようだ。
旧坂越浦会所で、こんなことをぼやくと、「こんなものありますよ」と管理人さんに声をかけられ、昔のお殿様が使っていた部屋に通され、珈琲までいただきながら、資料を見せていただく。ありがたし。
いろいろ調査ができて収穫大!別のところでまとめてみよう。
その後、兵庫県立大学理学部の下條先生から特別なパーミッションを得て大型放射光施設(SPring-8)をご案内いただき、たっぷりレクチャーを受けながら見学。自転車をこいでビーム沿いの通路を移動する。
強烈な所だ。
放射光とは相対論的な荷電粒子(電子や陽電子)が磁場で曲げられるとき、その進行方向に放射される電磁波。大型放射光施設(SPring-8)は、世界最高性能の実験施設であり、物質科学・地球科学・生命科学・環境科学などで研究成果が期待されている。
たとえば、放射光を活用した位相コントラストX線CTによる細胞の観察技術など。従来の吸収コントラストでは全く不可能だった生体軟部組織や有機物を高い精度でイメージングできるようになる。褥瘡のDTI(Deep Tissue Injury)観察なんかにぴったりだろう。もし、実用化できればの話だが。
下條先生が書いた秀逸な読み物「秦人(はたびと)の町 光都」と「播磨の大地に刻印された星座:秦氏、北斗七星、如意輪観音」の脈絡でも熱い議論をひとしきり。
物性物理と技術経営の異質なバックグラウンドを持つ二人の研究者が秦人or秦氏、古代宗教、古代の技術伝搬などについて議論する図は「新結合」(シュンペンター)か。
これについても別途にメモする予定。
それぞれに成果あり。
倉敷中央病院には3年前に臨床研究センターが設立され、治験など創薬や医療機器メーカーと共同研究が進んでいる。民間の急性期病院としては先進的な取り組み。
看護という文字を良く見ると、手と目と口がはいっている。手先、目先、口先のメディアをフルに動員して行う営みが看護でもある。Nursingにはないニュアンスが含意されている。
連ちゃんで倉敷中央病院にて招待講演。人をケアすることのストーリーテリング。暗黙的な身体知の表出、などの人文的なテーマから入ってゆく。看護サービスは共創的かつ共進的。そこをどのようにサポートしてゆくのかが、サービス・イノベーションのひとつのテーマ。
その後、課題として温めていた大避神社へ寄って濃い調べ物をする。本屋で調べても当地にはあまりまとまった秦氏に関する郷土史研究がないようだ。
旧坂越浦会所で、こんなことをぼやくと、「こんなものありますよ」と管理人さんに声をかけられ、昔のお殿様が使っていた部屋に通され、珈琲までいただきながら、資料を見せていただく。ありがたし。
いろいろ調査ができて収穫大!別のところでまとめてみよう。
その後、兵庫県立大学理学部の下條先生から特別なパーミッションを得て大型放射光施設(SPring-8)をご案内いただき、たっぷりレクチャーを受けながら見学。自転車をこいでビーム沿いの通路を移動する。
強烈な所だ。
放射光とは相対論的な荷電粒子(電子や陽電子)が磁場で曲げられるとき、その進行方向に放射される電磁波。大型放射光施設(SPring-8)は、世界最高性能の実験施設であり、物質科学・地球科学・生命科学・環境科学などで研究成果が期待されている。
たとえば、放射光を活用した位相コントラストX線CTによる細胞の観察技術など。従来の吸収コントラストでは全く不可能だった生体軟部組織や有機物を高い精度でイメージングできるようになる。褥瘡のDTI(Deep Tissue Injury)観察なんかにぴったりだろう。もし、実用化できればの話だが。
下條先生が書いた秀逸な読み物「秦人(はたびと)の町 光都」と「播磨の大地に刻印された星座:秦氏、北斗七星、如意輪観音」の脈絡でも熱い議論をひとしきり。
物性物理と技術経営の異質なバックグラウンドを持つ二人の研究者が秦人or秦氏、古代宗教、古代の技術伝搬などについて議論する図は「新結合」(シュンペンター)か。
これについても別途にメモする予定。
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