goo blog サービス終了のお知らせ 

よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

椿咲く

2005年02月13日 | よもやま話、雑談
つい最近まで固い蕾だった椿。
西印旛沼の畔の木立の陽だまりの中でそっと咲き始めている。

濃緑の厚い葉に、椿の赤はいやがおうにも映える。
「わが胸中に火あり冬椿」
という句を歌ったのは、たしか角川春樹だったか。

冬椿は雪の背景があってこそ、白のなかの紅一点で
あざやかに映える。

深い緑色の木立のなかの紅一点にも趣がある。
遠い春をあえて冬景色から遠望するのではなく、
春の確実な予兆を緑の中で体感する。

もうこのあたりは春の予感に満ちている。

日本対北朝鮮

2005年02月09日 | よもやま話、雑談
辛勝という表現が明日の新聞には数多く載るだろう、ハラハラした試合だった。

1対1で試合終了という悪夢、もしかしたら逆転もありかという極悪夢が次第に現実味を帯び始める。そんな流れのなかで、立て続けに高原、中村の欧州組みがピッチに投入される。するとどうだろう、中盤ががぜん安定して、タマのつなぎがよくなったのが素人眼にもはっきり分かる。さすがだ。

その戦術的流れのなかで生まれた大黒のロスタイムでの勝ち越しゴールには感動。あれがなかったらホームでの試合ながら勝ち点1。大黒のゴールで勝ち点3。この差は大きかった。

「日本対北朝鮮」という構図だけで、交錯した政治的文脈が過剰に塗りこまれている昨今の二国間関係。2対1で日本勝利というのは公安的視点から見ても望ましい結果だったことだろう。騒乱防止を目的にしたパブリック・マネジメント分野でも今回の試合には莫大な治安維持費が投入された。

そんな政治的文脈のなかでこそ、そのような文脈とは無関係のごとくに試合後ピッチ上で握手していた日朝の選手たちは爽やかだった。

It's raining in Seattle

2005年01月18日 | よもやま話、雑談
The tiresome eight-hour-flight across the Pacific Ocean brought me on my destination Seattle, where I am booked to participate in “Advanced IT Venture Biz Seminar” sponsored by Microsoft.

It was no more than two months ago when my company was nominated as one of the advanced IT ventures by the University of Tokyo, Chiba pref. government as well as by Microsoft. The nomination fortunately paved the road to Seattle but not to my newly created web log site!

A whole bunch of stories are supposed to get input by the Japanese, however, the PCs in the Westin Business Center do not accommodate the ATOK. Therefore, oh my god, I’ve got to input in English.

富士山

2005年01月15日 | よもやま話、雑談
富士山は新幹線の中からでも四季折々の姿を眺めることができる。

年間いったい何回新幹線に乗っているのか数えたことはないが、とにかくたくさん乗っている。車窓から垣間見る富士山は一服の清涼剤といったところか。

数日前に新幹線の中から眺めた富士山。移動性高気圧におおわれ、富士山は端正な稜線を青い空のまんなかにくっきりと描き出している。

でも9割方の乗客は見向きもしない。なにか、もったいないです。



和製漢字の話

2005年01月10日 | よもやま話、雑談
札幌で北海道看護協会の会長さんと名詞交換したときのことが忘れられない。

会長さんは垰さんという方だ。大変めずらしいお名前にこちらは感動した。「たお」と読み、珍しい国字であること、「垰」と同義の国字で「峠」という国字がありますね、という講釈めいたことを話すと垰さんもびっくりされていた。いままで30年以上名刺交換してきたが、垰さんの苗字が国字で峠と同義であることを言ったのは僕が初めてだとか。

まあ、それはおいて、国字とは、丼、串、躾、鰯、鱈、裃、俥、凪、噺のようにシナからもたらされた漢字を日本が独自に改修、変形させてつかってきた字のことをいう。なので漢字ではなく国字という。国字には日本人独特のユーモア感覚、造形美意識、エスプリがただよう。山をへだてて下界とその上の世界を隔てる峠。風が止んだら凪になる。口から出る新しいものが噺。きれいな身のこなしが躾というように。

漢字にはへん、つくりそのものに意味があり、それらから連想されるイメージを組み合わせて新しい文字を作ってしまうのが国字のエスプリだ。

このエスプリにはまった人がいる。国字研究者の大原望氏だ。愛媛県の県庁の職員の氏は、十数年前に国字研究が手薄なのを知って、この分野に入りこんだそうだ。

明治書院の『漢字百科事典』(1997)には、国字研究は江戸時代から今日に至るまで目立った進展はなく、いまだ総論の域を出ないとして、220字程度しか挙げられていない。

漢学者からは本来のシナ伝来の漢字とは無縁ということで一切注目を集めず、また国語学者からも正当な研究対象とはみなされてこなかったのだ。その間隙を突いて、大原氏はなんと2700字にもおよぶ国字を用例つきで丹念に調べ上げ、氏の「和製漢字の辞典」で公開している。

アカデミックな出版ビジネスのエコノミーには合わないかもしれないが、このような在野の研究成果、知恵がネット上で公開されることの意味ははかりしれないものだ。












築地のラーメン 井上

2005年01月05日 | よもやま話、雑談
新年の仕事で築地に行った。
築地の通りを歩いていると井上の前に朝10時だというのに
もう行列ができている。

仕事を終え、また井上の前を歩く。
う~ん、おいしそう。
まあ、いいか。
ランチの時間にはちょっと早いが。

普通のラーメンではない。チャーシューの分量からすれば、
チャーシュー麺と名乗るべきだ。600円という値段はすごく
安いと思う。