昨夜は旧友と、とくと語り合う。
彼はパキスタンの高校を卒業後、アメリカに渡ってCornellへやってきた。そこで僕らは友達になった。Electronic Engineeringで卒業後、オーストラリアに渡りTelecom Australiaではたらき、その後、日本へやってきて Deutsche Bank、Nikko CitigroupなどでFinance Technology and Managementのプロフェッショナルとして辣腕ぶりを発揮している。グローバルなキャリアを積み、奥さんはUKで教育を受けた日本人。
Riba(金利)をとることはイスラムの教えでは否定されているが、彼はリベラルなムスリム。クルアーンは英語で読み、結婚式は明治神宮で挙げた。
異邦人による日本社会の参与的観察には、『日本奥地紀行』のイザベラ・バードや『英国人写真家の見た明治日本』のハ-バ-ト・G・ポンティング を引くまでもなく、貴重な見解が多く含まれるのだ。
その彼の日本観察がとても面白かったのでメモ。
・日本は1990年代からほとんどなにも変わっていない。
・ひとりあたりGDPはどんどん落ちてきて、完全にピークアウトしているのに、大方の日本人はそれに気付いていない。あるいは、認めようとしない。
・日本人男性サラリーマンは教養ある会話ができない。
・年間自殺者3万人が10年以上の国の住人はハッピーとは思えない。
・用もないのに夜会社にだらだら残っているのは不思議としかいいようがない。
・日本にくる前は、日本女性は差別されているという先入観があったが、実は女性のほうが元気でクリエイティブ。
・家庭も持たない、地域との接触もなく、会社だけの人が多い。その会社が不況でギクシャクして結局、すがる絆がなくなっている人が増えている。
・年功序列が日本人のクリエイティビティを奪っている。
う~ん、なるほど。
・年寄りをリスペクトする、仲間を大事にする、街を綺麗に保つ、環境を安全に保つ、などのイスラムの教えが徹底されているのが日本。
イスラームの浸透が極端に低い日本ではあるが、なぜかイスラムの教えに沿って社会づくりをしてきたように見える、という観察は鋭い。イスラム神秘主義の話になったことは、相当酔もまわってきたのだが。Amin!の日本観察は実に面白い。
彼はパキスタンの高校を卒業後、アメリカに渡ってCornellへやってきた。そこで僕らは友達になった。Electronic Engineeringで卒業後、オーストラリアに渡りTelecom Australiaではたらき、その後、日本へやってきて Deutsche Bank、Nikko CitigroupなどでFinance Technology and Managementのプロフェッショナルとして辣腕ぶりを発揮している。グローバルなキャリアを積み、奥さんはUKで教育を受けた日本人。
Riba(金利)をとることはイスラムの教えでは否定されているが、彼はリベラルなムスリム。クルアーンは英語で読み、結婚式は明治神宮で挙げた。
異邦人による日本社会の参与的観察には、『日本奥地紀行』のイザベラ・バードや『英国人写真家の見た明治日本』のハ-バ-ト・G・ポンティング を引くまでもなく、貴重な見解が多く含まれるのだ。
その彼の日本観察がとても面白かったのでメモ。
・日本は1990年代からほとんどなにも変わっていない。
・ひとりあたりGDPはどんどん落ちてきて、完全にピークアウトしているのに、大方の日本人はそれに気付いていない。あるいは、認めようとしない。
・日本人男性サラリーマンは教養ある会話ができない。
・年間自殺者3万人が10年以上の国の住人はハッピーとは思えない。
・用もないのに夜会社にだらだら残っているのは不思議としかいいようがない。
・日本にくる前は、日本女性は差別されているという先入観があったが、実は女性のほうが元気でクリエイティブ。
・家庭も持たない、地域との接触もなく、会社だけの人が多い。その会社が不況でギクシャクして結局、すがる絆がなくなっている人が増えている。
・年功序列が日本人のクリエイティビティを奪っている。
う~ん、なるほど。
・年寄りをリスペクトする、仲間を大事にする、街を綺麗に保つ、環境を安全に保つ、などのイスラムの教えが徹底されているのが日本。
イスラームの浸透が極端に低い日本ではあるが、なぜかイスラムの教えに沿って社会づくりをしてきたように見える、という観察は鋭い。イスラム神秘主義の話になったことは、相当酔もまわってきたのだが。Amin!の日本観察は実に面白い。