散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

やられてきた東京(9)

2019年07月23日 23時23分23秒 | 食べ歩き
5時起床。朝食はカップヌードルのミニとおにぎり1個。



8時ちょっと前にホテルをチェックアウトして会社へと向かう。バスに乗って25分ほどで会社到着。まだ雨も降っておらず、おそらく東京としては相当涼しい。



(仕事はめまいがするほどの状況で、とてもじゃないが内情を明かせない…)

昼食は社員食堂にて、ご飯小、みそ汁、カレーコロッケ、マカロニサラダ、白菜と干しエビの煮物(340円)。値段安く、それなりにバランスが取れる。

午後は打ち合わせに行き、それが延長になり、普段乗る飛行機を1時間遅らせて帰宅。琴似到着は23時前だ。しかしながら、飛行機に乗れるかどうかで焦っていたので夕食を食べておらず、そんなに空腹感は無いのだが、多少何か食べたい。

時間もないので居酒屋は避け、琴似の「SZ」へ。つい赤ワイン250mlを頼んでしまい、柔らか青豆のサラダ。途中で温度玉子を崩し、さらにその後粉チーズを少々かけて変化を加える。



メインは若鶏のディアボラ風、ポテトとコーン添え。これはこれで美味い。



この後、急いで帰って24時過ぎに無理やり就寝。今回は最後の1時間延長でより疲れた。

やられてきた東京(8)

2019年07月22日 20時19分47秒 | 食べ歩き
1軒目の肉料理で結構、満足感が湧いてきたが、主食でちょっと締めたい。新橋でそうなると、気軽に入れる寿司の「M」が良いだろうか。まだ混雑前の店に入り、定位置となる(数回しか来ていないのだが)端に座り、燗酒を注文。



寿司をきめ細かく注文するのは面倒なので、今日のメニューから鮮魚3貫を注文。内容は真鯛、ひらまさ、しまあじと私好みの感じである。



次は真いわし、真鯵をそれぞれ一つづつ。



最後に軍艦3貫ということで、ウニ、まさご(ししゃもの卵だそうです)、ネギトロを食べる。ウニは期待していなかったが、そんなに悪くなかった。まさごはトビッコに遠く及ばないな(私の好みか)。



1軒目でそこそこ腹いっぱいになっていたので、8貫食べればもう十分。ちょっとだけコンビニで買い物をしてホテルに戻る。明日もあるし、このくらいにしておくか。




やられてきた東京(7)

2019年07月22日 19時50分35秒 | 飲み歩き・東京
新橋の街を歩き、焼鳥屋さん中心に見たものの、どうも入るべきところが見つからない。これはやっぱり、一度あそこに行ってみるべきかということで、ニュー新橋ビルの三階へ。そう、肉料理を中心にした、「NM」である。

幸いそんなに混雑はしておらず、無事に席に着くことができた。周りは食事の人と、少人数での宴会っぽい人たちがいるようだ。私はグレープフルーツサワーと、和牛ローストビーフを注文。



ローストビーフはメニュー写真に比べるとかなり見た感じが寂しいところもあるが、肉の味そのものははっきりと感じられ美味い。オニオンスライスやショウガ、ニンニクの薬味を合わせて食べる。



次は多分名物料理と思われるネギパーコー(豚竜田揚げのような感じ)をシングルサイズで注文。ちょっと見た感じは寂しいが、一人用のつまみには持ってこいだ。



しばらくこれを楽しんでから、レモンサワーと牛筋煮(小)を注文。この店の牛筋煮がうまくないはずはないだろうという考えである。少し待つと、私としてはこのくらいの量で充分と思われる牛筋がやって来た。



早速食べると、混じりけの無い牛肉の味。トロっと柔らかく、かなり脂の感じも強い。途中でローストビーフについていたオニオンスライスや、七味唐辛子のアシストも加えつつ、美味く食べ進む。最後に七味ではなく、タバスコをちょっと入れるのも味の変化としては良かった。

食べ終わって汁を少し味わってみると、ポン酢の味がする。牛すじの脂っこさをうまく処理するために味付けにはポン酢を使っているようだ。なるほどね。


やられてきた東京(6)

2019年07月22日 18時33分35秒 | 食べ歩き
6時起床。朝食はオニオングラタンスープとハムチーズマヨパン。



8時前に会社へと向かう。今日の服装はワイシャツだけでも良いかと思ったが、外に出ると意外と涼しく、会社が冷房効きすぎなのも思い出して、慌てて上着を取りに戻った。

通勤は徒歩3分、バス20分と楽だ。しかしながらバスに乗っている間に、早起きしすぎたせいか、眠くなってきたぞ。

昼食は恒例のカレー&サラダ(440円)。このメニューが一番、時間がかからないような気がする。

午後の仕事は北海道とのテレビ会議もあり、いろいろとやりながら18時くらいまで。仕事終えて通勤と逆方向のバスに乗るが、この時間帯は銀座あたりが大混雑で、バスが進まない。銀座西6丁目で降りて、歩いて新橋方面に向かうことにした。

やられてきた東京(5)

2019年07月21日 23時55分55秒 | 飲み歩き・東京
一軒目でそこそこ食べたものの、時間はものすごく早いし、胃袋が許すならばもう一軒くらい行きたくなるね。



ということで、新橋にもできた話題の立ち飲み「VP」へ。「VP」は前から新橋にあるのだが、日比谷口の店に来るのは初めてだ。



カウンターの少し奥の方まで入り、このチェーンでは好みの紅茶ハイでスタート。まずはほたてわさびを注文。

ほたてわさびはどんなものかと思ったが(貝柱を何分割かして、わさびをちょい乗せした、小柱のようなものかと思っていた)、ホタテのヒモをわさびで和えた、タコわさのホタテ版のようなものであった。



続いて、北海道ではまず食べられない太刀魚焼を注文。そんなに量がある訳ではないが、太刀魚を久々に食べることができて、大満足だ。



残念だったのは奥にいる高齢者3人組の中の一人の声が信じられないくらい大きいことだった(耳が遠いのか…)。私は思わず移動中に使う耳栓をしてしまったが、他の皆さんは気にならないのかな。



それはそれとして、この後、ちょっとだけ飲むものと、明日の朝食を買ってホテルに戻る。なるべく体に無理をさせないようにしよう。

選挙特番は全く見る気がせず、ブログ用の今日の記事を書いたりしながら過ごし、24時過ぎに就寝。ああ、今回はなるべく本を読もうと思っていたのだが。

やられてきた東京(4)

2019年07月21日 18時30分57秒 | 飲み歩き・東京
六本木から新橋に移動。一旦、ホテルにチェックインする。荷物を置いてから、夜の街に出撃だ。


→部屋、狭かった…

かなり疲れていたので、ゆっくり座れる店が良いだろうということで、久々に新橋の焼鳥屋さん「TG」へ。幸い席は空いており、カウンター席に腰を下ろす。あまりの喉の渇きに、今日はビールでスタート。通しはうずら卵を落とした大根おろし、蒸し鶏、沢庵ときゅうりをゴマで和えたものだ。



食べ物は暑い体を冷やすトマトと、焼鳥はまず悩まずに、5本セットで行こう。味付けは「お勧めで」とお願いすると、タレが良いらしい。まずはトマトが来たので、少しづつつまんで待つ。



その後、割と時間がかからずにセットがやって来た。セットの内容は焼鳥、ねぎ間、?(不明)、つくね、モツ(レバ)である。以前はここの焼鳥の鶏の味は少し物足りないのではないかと思っていた私だが、今日はそのあっさり感を感じつつも、間違いなく美味かった。年を取ると、ピタッと来る味なのかもしれない。



飲み物に沢の鶴生酒を他のみ、焼鳥の追加で軟骨、手羽先を注文。こちらもさほど時間がかからずにやって来た。今度は塩味である。





うーむ、これも美味いね。最後に食べた手羽先のボリュームで満足し、まあこんなところで良いだろうか。


やられてきた東京(3)

2019年07月21日 16時51分01秒 | ART
国立新美術館から歩いて、六本木ヒルズ森タワーへ。湿度が高い。

何となく「塩田千春展」に興味を持って森美術館に来たのだが、なんと入場まで50分待ちの表示が…。これ「PIXAR のひみつ展」と同じ列に並ばされているので、その影響なのだろうか。もう一つの列である「進撃の巨人展FINAL」はそんなに並んでいないようにも見えるな。

そこまで待つことも無く、約30分待ちで券を買う直前になったが、私の前の年配の女性3人組が券を買うのに時間がかかりすぎている。これだけ並んでいたのだから、3人でどうやって買うのか、事前に相談しておいてくれないだろうか。今日は終日ゆったりしようと思っていたのに、脳血管が切れそうなくらい、血圧が跳ね上がってしまった(多分)。

ということで券を買い、エレベータで52階へ。ここまで来てみると人はさほど多くなく、コインロッカーも結構空いており荷物を入れることができた。さあ、展覧会へ行こう。

■森美術館「塩田千春展 魂がふるえる」。
「不確かな旅」:入って割とすぐにある大作。船の形をしたものがあり、そこから天井、壁に伸びる赤い糸が部屋全体を埋め尽くしているかのようだ。写真撮影可能ということで、これは撮影してしまうではないか。まさに「インスタ映え」とはこれのことだろう。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

「小さな記憶をつなげて」:美術館の中の外がみえる部屋に小さなおもちゃなどが展示されている。森美術館では作品と東京の街をつなぐ、この美術館ならではの展示ができるのだ。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

「赤と黒」:赤は人と人をつなぐ糸であり、人間の血液。黒は宇宙を表しているのだそうだ。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

「静けさのなかで」:燃え落ちたピアノと椅子。そこから部屋全体を覆いつくすように黒い糸が伸びている。焦げ臭いにおいがするのではないかと、ついにおいを嗅いでしまった。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

「時空の反射」:ゆがんだ立方体の中にドレスが2着。そしてそれを覆うかのような黒糸が張り巡らされている。この作品を見て、私は帯広美術館「タグチ・アートコレクション 球体のパレット」でこの人の作品を見ていたことを思い出したのである。近づいて中を覗き込んでみると、鏡が配置されているらしく、自分の顔が写るというのも面白い仕掛けだ。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

「集積・目的地を求めて」:ああ、この作品のすばらしさを説明したいが説明したくない。写真撮影可能、さらには動画撮影も可能だったので(動く作品なのだ)、もちろん撮影したのだが、それも見せたくない。今まで「旅」を表現した全ジャンルの作品の中で、もっとも成功した作品といって、過言ではないと思う。

最後に唐突だが、会田誠「The video of man calling himself Japan’s Prime Minister making a speech at an internationally assembly」という、日本の首相らしき男が「我が国は鎖国しかない」とスピーチする作品が流れていた。まさに、あのバカ(今日時点の日本の首相)を表現しきった作品だと思う。

思った以上に素晴らしい展覧会だった。おそらく私の今年度ベスト3に入ってくると思う。


→この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
 エレベータ上にあった作品だが、作品名が見当たらなかった。



エレベータで3階に降り、A/Dギャラリーの「NEW EMOTION」という川田龍、多田恋一朗、安井鷹之介という平成元年前後に生まれた作家の展覧会があった。メモを取る気力が無かったが、それぞれに見どころがあった。



さあ、この辺で美術館巡りはやめておくか。

やられてきた東京(2)

2019年07月21日 15時00分17秒 | ART
すぐそばの大門駅に移動し、大江戸線で六本木へ。今日はまずここからだ。



■国立新美術館「ウイーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」。
マルティン・フェン・メイテンス「マリア・テレジア(額の装飾画:幼いヨーゼフ2世)」:まずは帝政時代の大きな絵画をかましてきた。
作者名なし「ウィーンのフリーメイソンのロッジ」:かなり珍しいフリーメイソンの内部の様子を描いた絵画。参加メンバーは皆、剣を持っているのが不思議(紳士たるもの常に剣を持ち、それでいて理性を忘れず、とかあるのかね?)。
カール・ルィートヴィヒ・ホフマイスター「絵画時計-王宮書斎での皇帝フランツ1世」:近代、執務室のデスクに座る皇帝。

アントン・ツィーグラー「ミヒャエラープラッツのバリケード、1848年5月26‐27日深夜」:焚火の明るさは民衆の夜明け前を表している。
「軍用トラベル・セット(広口カップ、塩・こしょう入れ、テーブルスプーン、ティースプーン、ナイフ、フォーク):こういう遊びのある小道具が登場するのは文化の証と言えよう。
ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー「作曲家フランツ・シューベルト」:古典的肖像画だが、理知の人としてシューベルトが描かれている。

ユーリウス・シュミット「ウィーンの邸宅で開かれたシューベルトの夜会(シューベルティーデ)」:迫力と迫真の大きな作品。
フリードリヒ・フォン・アメリング「3つの最も嬉しいもの」:3つとは楽器、酒、女性なのか?
フリードリヒ・フォン・アメリング「黒いヴェール付きの帽子を被った、アントニー・アメリング」:これは同時代に生きた人の美人画と言えるだろう。

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー「白いサテンのドレスを着た少女」:布の質感が古典的に上手い。
フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー「バラの季節」:これはもう印象派である。農村から都会ができて、さらにそこから再発見した田舎の風景という感じ。
グスタフ・クリムト「旧ブルク劇場の観客席」:クリムトは基本的に画がうまい人で、これも写真をコラージュしたようなリアリティがある。

エデゥアルト・レビーツキー「正義、寛容、敬虔(国会議事堂柱廊玄関モザイクフリーズのための習作)」:シンボリックな作品。背景が金色っぽい。
ハンス・マカルト「ドーラ・フルニエ=ガビロン」:赤地に赤毛の女。これはもうイイ女だ。
オットー・ヴァーグナー「美術アカデミー記念ホール設計計画」:世紀末の雰囲気、プログレが入ってきた。

モーリツ・ネーア「郵便貯金局メインホール」:日本の銀行のホールとそっくりで、日本にこの様式がブレなく入って来たのだと思う。
オットー・ヴァーグナー「ウィーン市立皇帝フランツ・ヨーゼフ博物館(シュメルツ)設計計画」:建物はすっきりとした遠近法で描かれているのだが、空にある雲がアートっぽい。
グスタフ・クリムト「牧歌(「アレゴリーとエンブレム」のための原画No.75)」:ジョジョの奇妙な冒険っぽいポーズ。

グスタフ・クリムト「牧歌(「アレゴリーとエンブレム」のための原画No.46)」:作品の両サイドが金貼りになっており、ジャポニスムの香りが強い。
グスタフ・クリムト「第1回ウィーン分離派展ポスター(検閲後)」:検閲前にはテーセウスの股間の毛がみえているのだが、検閲後には木で隠されている。それはやむを得なかったとしても、ミノタウロスの股間は検閲後も丸見えなのだが、それはどうなんだろう。
グスタフ・クリムト「パラス・アテナ」:メドゥーサの顔を首からかけていると言われても、どうも「アッカンベー小鬼」にしか見えない。

グスタフ・クリムト「グスタフ・クリムトの妹、ヘルミーネの肖像」:クリムト、やる気になれば超うまい人なんだよね。
マクシミリアン・クルツヴァイル「黄色いドレスの女性(画家の妻)」:緑の椅子に黄色いドレスが印象的な作品。しかし、ウェスト細いなあ(失神しそうだ)。
ヴィルヘルム・ベルナツィク「炎」:これもプログレ入ってます。

ヴィルヘルム・リスト「白と黒の絵画」:これに描かれている女性は白いメーテルだ!
「第6回ウィーン分離派展ポスター(日本美術展)」:描かれている日本の画が鷹狩りの様子で、「英山」と文字が入っている。菊川英山なのかね?
グスタフ・クリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」:美人というよりも、言わゆるイイ女か。本人が気に入らなかったそうなので、本当はもっと美人なのかも。


→この1枚のみ撮影可能。

エゴン・シーレ「ノイレングバッハの画家の部屋」:ゴッホの黄色い部屋に似たものがある。
エゴン・シーレ「ひまわり」:ありえないような細さと長さを持つひまわり。ハーケンのような鋭いとげ、下に赤い花。決して絵がうまいと思えないシーレだが、これは素晴らしい。
オスカー・ココシュカ「「クンストシャウ、サマーシアター」の演目、「殺人者、女たちの希望」のポスター」:殺人者がキャメルクラッチ式チキンウィングフェイスロックをかけているようにしか見えない。藤田の作品にもあったが、レスリングの見世物が一般的だったのかもしれないな・

クリムト、シーレ、ココシュカという有名画家の作品もあったが、全体を通して「ウィーンの時代の流れ」を堪能できた展覧会だと思う。その意味ではタイトル通りかも。見飽きることが無く、ウィーンの歴史に触れられたような気がする。

やられてきた東京(1)

2019年07月21日 12時57分00秒 | 食べ歩き
ちょっとお疲れ気味のこの頃、昨日はかなり気分転換をして、今日は6時起床。ブログの記事を書き、朝食を食べて8時20分頃に家を出る。

おや、この時間から結構暑いね。JR琴似駅に向かう途中にある温度計は日向にあるとはいえ、既に28度だった。そんなに暑くなるかね。

琴似からエアポートに乗るが、さすがに日曜日とあって席に座ることができた。そのまま新千歳空港まで直行し、飛行機に乗ろうとすると、出発が10分遅延している。

エアポートの中から既に眠かったので(昨日、割と眠れなかったのだ)、飛行機が動き出すやいなや睡眠に入り、着陸まで30分くらいのところで目が覚めた。どうやら予定通りに着きそうではないか。

空港からモノレールで浜松町へ移動し、ここで昼食。何度か来たことのある、世界貿易センタービル地下、「K」で店名を冠したカレーの辛口にタラフライをトッピング。フライは出来合いのものだと思うが、揚げたてなのでなかなか美味い。





もう13時近くになってしまった。

20190721ギャラリー巡り

2019年07月20日 16時36分08秒 | ART
本日は法邑→HOKUBU→SONY→さいとう→スカイホール→三越→アリアンス→富士フイルム→オマージュ→らいらっく→大通→道新→マリヤ→チカホ→赤れんがテラス→紀伊国屋→大丸の17か所。

久々の札幌市内ギャラリー巡りである。何とか早めにスタート。

■HOKUBU記念絵画館「和ノ音ノ、ホノカナルニ」。
中西静香「ミサキ」:トレーシングペーパーが上にかかっているかのような淡い色彩の版画。岬(陸繋島)らしき地形が描かれているのだが、それは女性の乳房を思わせる形状と色彩なのである。全体としては「冨嶽三十六景」の一枚と言ってもおかしくない構図にも見えるが。
紅露はるか「長い冬のむこう」:人の歩く道だけに雪がまだ残されている。人の存在を感じさせる作風に変化してきたように見えた。



いつものコーヒー休憩。この美術館は非常に心和む場所で、疲れていた私も少し元気が出てきた。



■ソニーストアαプラザ「富士山 Mt Fuji」。
「湖上の山脈」:富士山とその手前に広がる諏訪湖、さらにはその周りの街を一気にとらえた作品。特撮映画の一場面のような不思議な感覚がある。

■さいとうギャラリー「夏緑展」。
佐藤仁敬「Painting」:あえて筆跡をハッキリ残した野生の緑。
内藤克人「夏緑」:どこか山奥の風景だろうか? この人の作品で具象寄りなのは珍しいのでは。
宇流奈未「Midori」:久々に見る新作か。

それにしてもタイトルに「令和」を何の工夫もなく取り込んでいる人がいるのが気になる。私は元号を決める下品な与党の振る舞いから、「決してこの先、自ら元号を使うまい」と思っているのだがなあ。

■アリアンスフランセーズ「久保綾乃展 夜行」。友人からの言葉が会場に貼ってあるのだが、本人から「札幌で最初で最後の個展」という話があったらしい。色々思うところはあるのだろうが、私は珍しく感想を描くノートに「気が向いたらまた個展をやって下さい」とあえて軽く書いてみた。

展示は漆塗りの板を思わせるような黒の地に小さな植物や虫が描かれている。一番奥にあった作品には水生植物のようなものと、一般的にはかなり気持ちが悪いと言われそうなフナムシのようなものが描かれており、久保綾乃らしいなあと思ったりして。

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大通に面したビルの入口にある安田侃「白いたまご」を久々に撮影。私は安田侃作品をかなり良く見ている方だと思うが、この作品はいろいろな作品の系列からすると少し違和感があると思う。一番最初に見た時「安田侃の亜流作品か」と思ったくらいで、この傾向の作品は他にないのではなかろうか。





■マリヤギャラリー「蔵書票版画展」。久々にやって来たよマリヤギャラリー。蔵書票はやっぱりいい。7/23までだが、安いものは300円からあります。



■チカホ「交通資料館 in チカホ」。とにかく親子連れが多く、控えめに写真を撮って逃げる。





シミュレータもやってみたくはあるが、当然のことながら子供優先だ。



北37条と北24条を結ぶ路面電車だが、後ろの繁華街が気になる。当然、北24条ということであろうが、見覚えのある建物などはない。



滅多に見ない地下鉄用ゴムタイヤ。直径1mとのことだが、思ったほど大きくない。



地下鉄の模型。



かなり頑張ってみたが、紀伊国屋に立ち寄り、本を買った所で疲れが出てきて、帰宅する。今日はところどころにわか雨もあったようだが、傘は差さずに済んだ。


気分を盛り上げる

2019年07月20日 13時21分02秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの途中、大通の西方面に来たので、「そうだ昼食をあそこで取ろう」と思った。前回大変良かった寿司屋さん「ST」である。時間が少し遅かったので、先客3名がいたが、やがて帰って行き私一人となった。

注文は店頭メニューを見て考えたものの、前回と同じ生ちらしが圧倒的にお得感がありそう。今日も同じものを注文する。



おお、二回目でも驚いてしまうね、この姿には。今日の魚介はイカ、ホッキ、タコ、ゲソ、ホタテ、白身、シマアジ、蒲鉾、玉子焼き、紅鮭、中トロ、マグロ赤身、しめ鯖、海老、イクラ、トビッコと驚くべき充実した内容である。

中トロも嬉しいが、シマアジ(だと思う)もいい。白身魚は種類が分からなかったが、素晴らしい歯ごたえと味だ。とにかく次から次へと魚の種類が登場する楽しさなのである。

吸物も前回と違い、魚の血合を使った少し醤油味と甘さの強いものである。これもなかなかいい。

ということで、最近忙しく疲れ気味の私にとって、今日の食事は気分の上昇に効果的であった。


久々に来たよ

2019年07月18日 20時19分05秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2週間ぶりにすすきののバー「N」へ。時には週に2回来たりすることもあるので、結構久しぶり感がある。出張の愚痴と自慢を言ったりしつつ、一杯目はボンベイサファイアのプライムジン&トニックを飲む。トニックエッセンスというのを使うそうで、そんなに甘くなくて風味が面白い。



2杯目はボウモア12年+アマレット+抹茶リキュールのカクテル。これはアマレットと抹茶が出会い、何とも和菓子のような味になった。疲れた体にはこれはいい味だ(しかしながら、ボウモアの存在感が無い…)。



3杯目はたまにやっちゃいますか、ということで、ニッカシングルカスク余市10年。これはもう、何か言うこともないくらいの味だ。



これを飲んでいると、私が会話する数少ない常連氏がやって来た。そして追加でチーズが出てくるではないか。



ということで、バルデスピノブランデーを最後に飲むことにした。酒を味わい、常連氏といろいろ話をする。



何か大人っぽいよね。

20190717最近読んだ本

2019年07月17日 23時45分01秒 | 読書
■「草を結びて環を銜えん」ケン・リュウ
中国とアメリカの歴史が背景にあるので、イマイチ分かっていないところもあるな。

■「銀河核へ 上下」ベッキー・チェンバーズ
これぞSFというセンスオブワンダーを感じる。その要因の一つに「多様性」を当たり前のように認めているというのがあるのでは?

■「夏の探偵は学生しかしない」山本豪志

■「ヒールンクスのプラネタリウム ペリーローダン596」マール、エルマー
あの濃いキャラCCが死んだ? ポスビ世界がエレメントの十戒の手に落ちるし、人類大ピンチだ。

■「国語、数学、理科、漂流」青柳碧人

■「浮世の画家」カズオ・イシグロ
一度読んでみるかと思っていたのだが…。ブンガクだなあ~。

■「掟上今日子の挑戦状」西尾維新

■「クオンタム・ファミリーズ」東浩紀

少し遊びのある東京(12)

2019年07月17日 23時08分20秒 | 食べ歩き
5時半起床。気がかりなことがあって眠れない・・・。

朝食はコンビニで購入しておいたおにぎりとみそ汁。少々胃もたれ気味だったが、起きてから1時間ほど過ぎると腹が減ってきた。

今日はチェックアウトの日で、8時前にホテルをでる。今日もバスに乗り、乗車時間は約20分。楽だなあ。以前、札幌に転勤で来ていた人とバスでであい、ちょっと会話。少し気分が上向きになった。

昼食はコンビニ弁当で済ませる(社内にコンビニがあるのだ)。

なんとか仕事にも一区切りつき、豊洲からリムジンバスで羽田空港へ。この帰り方、楽なのだが、時間の余裕は全くない。バスの到着から25分後くらいに飛行機が飛ぶのである。

新千歳空港からは前回乗れたエアポートには乗れず、ちょっと遅めに琴似に到着。あまりにも腹が減ったので、晩飯を食べることにしよう。今日は居酒屋で時間をかけるのは避け、イタリアンの「SZ」へ。確かメニューが変わったんだよね。

一応、のどを潤す赤ワインを頼み、チキンとブロッコリーのサラダ。サラダの値段が50円ほど上がったのだが、トマトとドレッシングの混ざっているあたりはかなり美味しい。ブロッコリーというのも健康的な感じがする。



メインはアンチョビのピザ。ちょっと恐れていたことだが、相当塩気が強い。これはちょっと高血圧の人間には無いなあ。



ということで、晩飯終了。22時を過ぎて注文をすると、深夜料金10%が発生するのであった。まあ、こんな時間に働く人のためになるのならば、喜んで払うさ!



帰りはタクシーに乗ると、「カメラで顔識別をして性別を判断し、最適な広告を出す」といった表示があったので、即時、その機能を停止してやった。私、こういうの好きじゃないんだよね。



後はお土産も楽しみなのだが、落ち着いて食べる暇ができるのかどうか。


少し遊びのある東京(11)

2019年07月16日 21時30分46秒 | 飲み歩き・東京
打ち合わせですっかりヘコんだ私は、20時過ぎに新橋に戻ってきた。ま、とりあえず晩飯がてら一杯やりますか。ということで、ホテル直近で気になっていたチェーン店の「BT」へ。こういう気分の時は、個人店で濃厚な感じになるのを避けて、チェーン店がよろしいかも。

テーブル席はグループでにぎわっているが、私は空いているカウンター席に座り、今日もホッピー黒でスタート。通しは無いので、ポテトサラダを注文。



まあ、普通の出来ばえだが、ポテトサラダにはボイルしたガツが入っているのかもしれない。何か歯ごたえがあるね。



続いてこの店のメインである焼トンを注文。なんこつ(塩)、かしら、トロしろのタレで行こう。





ま、大体において普通かな。焼酎をお替りして、次は大物の豚ぺい焼を注文。焼物には時間がかかったので、もう少しゆっくり出てくるかと思ったら、アッというまに到着だ。



さっそく食べてみると、上にかかっているマヨネーズと鰹節のせいか、下に敷いてあるキャベツのせいか、あっさりした中にも豚肉のコクもあり、実に美味い。これ、かなりいいね。

しかしながら、サイズもあって腹が一杯になってきた。ホッピー黒が残っているので、焼酎をお替りし、最後に冷奴で締めよう。



これが気の利いたことに、豆腐の上には鰹節しか載っておらず、ショウガやネギは横に添えてあるんだよね。最近の私はショウガは薬味として強すぎるので、上に乗せるよりは横に添えてあるのが嬉しいのだ。

というところで今日は終了かな。隣のテーブルにいた女性2名のうち、片方が尋常じゃないくらいうるさかったのだが、まあやむを得ないということにしておこう。お店の方が外国の人ばかりなのだが、かなりの気の効き具合で良かったのが救いである。



コンビニに立ち寄って、明日の朝食の買い物をしてホテルに戻る。はあ、今日は疲れた。