散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2014年のアート

2014年12月28日 14時40分09秒 | ART
今年の展覧会で印象に残ったものは以下である。感心や感動の度合いに応じて「!」マークを付けて見た。

新国立美術館「チューリッヒ美術館展」
松濤美術館「醍醐寺」!!
東京都美術館「ウフイツィ美術館展」!
東京国立博物館「日本国宝展」!!
北海道大学総合博物館「美術の北大展」!

札幌芸術の森美術館、関口雄揮記念美術館「Sprouting Garden 萌ゆる森」!
札幌芸術の森美術館「札幌国際芸術祭」
スカイホール「平松佳和個展 邂逅-encountering-」
大同ギャラリー「上田靖之新作展」!

大同ギャラリー「モリケンイチ個展」!
江別市セラミックアートセンター「THE YUNOMI 湯呑茶碗展 -ちょっと昔の、やきもの日本縦断旅-」!
市立小樽美術館「色彩の饗宴 巨匠たちの絵とパレット」
大同ギャラリー「北海道版画協会55周年記念展」
札幌芸術の森美術館「存在の美学」

三菱一号館美術館「ヴァロットン展」
森アーツセンターギャラリー「子ども展」
三井記念美術館「超絶技巧! 明治工芸の粋」!!!
市民ギャラリー「ある人々の心をめぐる旅 服部篤浩展」
古民家gallery鴨々堂「朝地信介展-ざざわわ-」

市民ギャラリー「第四十一回北海道抽象派作家協会展」
森美術館「アンディ・ウォーホル展」!
森アーツセンターギャラリー「ラファエル前派展」
らいらっくギャラリー「らいらっく新鋭展 小林麻美展」
CAI02「宮腰哲子個展”THANK YOU”」

Bunkamuraザ・ミュージアム「シャヴァンヌ展」
江戸東京博物館「大浮世絵展」!
プラニスホール「土門拳の昭和」

以上を踏まえて、展覧会としてのベスト5は以下。
■松濤美術館「醍醐寺」
作品部門にも「過去現在絵因果経」が登場したが、この全体を見ることができたのは幸運であった。

■東京国立博物館「日本国宝展」
国宝好きにはこたえられない展覧会。

■札幌芸術の森美術館、関口雄揮記念美術館「Sprouting Garden 萌ゆる森」
芸術の森の良さを久しぶりに体感した。あれが札幌の宝、北海道の宝だということを認識するべきだと思う。

■新国立美術館の「オルセー美術館展」
とりたててテーマはないが、「あの名作を日本で見られる」という驚きは一番だった。

■三井記念美術館「超絶技巧! 明治工芸の粋」
もはや目の限界。驚異の技巧を堪能。意外と混雑していなかったのもありがたかった。

作品のベスト5は以下。
■「過去現在絵因果経」
仏陀の大冒険。ちょっと笑える悪魔・怪物共も見どころ。

■「風俗図屏風(彦根屏風)」
あの絶妙な人物配置、奇跡的な体の流れ。素晴らしい作品だ。

■「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」
「アンディ・ウォーホル展」で1時間以上のビデオ映像として流れていたもの。何だかんだと全部見てしまった。

■ボッティチェリ「パラスとケンタウロス」
パラスにノックアウト。何でも言うことを聞きます、女神さま。

■アレクサンドル・カバネル「ヴィーナスの誕生」
この作品が日本で見られることの驚き。

やっぱり締めはここ

2014年12月27日 20時52分41秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
個人忘年会の最後は、やっぱりバー「N」である。鰻を食べた後の1杯目はモスコミュールだ。このさっぱりした感じがいい。



2杯目はフェルネブランカカクテル。胃薬的な味で調子を整える。



3杯目はアクアビット+アードベッグウーガダールという強烈な組み合わせで締めよう。先客は1名だったが、その後どんどん客がやって来て、何人かは入れずに帰るくらいだった。ぜひ、私が来ない時だけ大繁盛であるようにと願う。

個人忘年会

2014年12月27日 18時29分40秒 | 食べ歩き
昨年に続いて、今年もすすきのの鰻料理店「K」での個人的な忘年会。ちょっとのどが渇いたので、サッポロ黒ラベルの小瓶でスタート。鰻串焼きセットを注文すると、大根千切りがついて来る。

 

まずはかぶとから。蒸してあるらしく、骨の感じはしない。少しタレを追加し、山椒をかけると申し分ない。奥に見えるのは、レバーである。



はねっとりと脂がのっている背バラと、ボリューム感が嬉しいひれ牛蒡。

 

串セットはくりからにたっぷり山葵をのせて(辛くはない)食べたところで終了。飲み物を冷酒に切り替えて、刺身盛り合わせをもらう。今回、残念ながら鰻刺しは入っていなかったが、なかなか質の良い刺身なのである。

 

よし、締めにはひつまぶし小膳という小さめのを注文しよう。鰻はそれほどたっぷりのっている訳ではないが、いろいろその前に食べているし、財布との相談も必要だ。



私はわさびなどの薬味をつけて食べるのが好きなのだが、最後にダシ汁をかけるのも美味い。



今年の5月に来た時は大混雑で串セットが用意できていなかったのだが、今日は串セット→刺身→ひつまぶしと堪能した。

20141227ギャラリー巡り

2014年12月27日 16時04分17秒 | ART
本日は北のモンパルナス→レタラ→CAI02→スカイホール→ivory→時計台→紀伊国屋の7か所。

■北のモンパルナス「四年目の池袋モンパルナス展」。
福沢一郎「電車の女」:紫色の鉛筆で描いた作品。軽く描いて面白い味。
鶴田吾郎「犬」:暗闇にすっくと身を起こす犬。
久保一雄「3・15」:作者が思想家だということで、刑務所に入れられ、そこから出た後に描かれた作品。刑務所内でただぐるぐると歩かされている(運動というよりは嫌がらせか)シーンを描いたものなのだが、作品解説を見なければ、作品の飄々とした明るさを感じるはず。決して屈しなかった作家の心が伝わってくるいい作品だ。

店主にいろいろと解説をしてもらい、紅茶とお菓子までごちそうになる。

 

■ギャラリーレタラ「札幌のアーティスト50人展」。
野又圭司「斜塔の再建 復興の寓意」:一見ピサの斜塔のような塔の周りを修復用の足場で囲んだ立体作品。塔が斜めであり、足場の線と交差して不思議な視覚作用(歪んで見える)がある。

■スカイホール、時計台ギャラリー「道展U21スモールコスモス」。市民ギャラリーが工事中のせいだろうか。2会場で小さな作品だけの「道展U21」ということになった。大混雑でちゃんとメモを取るどころではなかったので、気になる作品だけ上げておく。

道言風香「通学路」、谷口進吾「礫(いしくれ)」、大坂楓恋「TerminationN」、工藤雅毅「心のリズム」
木鋪利雄「やさしい記憶」、松原明季美「南瓜」、疋田小梅「告白」加藤花菜「実り豊かに」
高見萌「人の目」、中畑栞奈「描かれる。」、上西月花「growing innocence」、岡部郁恵「たこかに合戦」
小池天通「哀楽喜怒の粘土細工」、櫻井竜也「もやもや」、海藤あさひ「不思議の国のアリス」
丸島たまみ「あり」、瀧本夕貴「トロイメの船」、孫田佳奈「rough」、吾妻長治「Yacatecuhtli」
佐藤日向子「丸で夢に見た」

年内はもう一回デパートの展覧会を中心に巡りに行くかもしれない。

閉店191

2014年12月27日 13時57分16秒 | 写真館
昭和ビルの地下飲食店街では、中華料理店、沖縄料理店、カレー店と閉店が相次いでいた。

 



そんな中、「EIJI OHASHI PHOTO GALLERY」というコーナーができていた。自動販売機の写真を撮り続けている方で、私も昔は缶ジュースコレクターだっただけに、興味を持っているのである。


年末の寿司屋さん

2014年12月27日 12時10分05秒 | 食べ歩き
今日は琴似のギャラリーからスタートしようと思ったら、その近くにランチ課題店があることに気がついた。日・祝が定休日に変わってしまったため、なかなか行くことのできない店なのである。

店に入ると座敷に8名くらいのグループ、カウンターに先客3名。師走とあって、寿司屋さんでちょっと贅沢にという発想だろうか(但し、この店のランチは非常に安い)。さらに、後から後から客が来て、カウンターはほぼ満席となった。

私はランチメニューの中から海鮮ばらちらしを注文。少々待ったが、ほどなく注文の品がやってきた。



ばらちらしとあったので、細かく刻んだ魚が乗っているのかと思ったら、普通に切ったものが乗っている。ネタはマグロ、イカ、タコ、ホッキ、サーモン、玉子、トビッコだったかな? トビッコ好きの私は景気良く盛られたトビッコが嬉しい。

魚介系はそれほどびっくりするような品でもないが、値段が700円(税込)とあっては文句のつけようがない。さらになめこと揚げの味噌汁、キンピラ、沢庵がついており、ご飯の量もなかなかである(大盛りにしても無料らしい)。

他の客が食べていた今日の弁当、刺身定食、おまかせ寿司20貫(2400円)あたりにもチャレンジしたくなる、素敵な近所の寿司屋さんという感じであった。


今年の納会(2)

2014年12月26日 21時52分46秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日はいよいよ営業最終日。少し早目の出勤。



私はいつも客先の納会に参加しているのだが、多分、25年連続くらいになるのではなかろうか。午後はあいさつ回り、身の回りの清掃であまり仕事にならない。

納会は延々と続き、ハッと気がつくと21時だった。しかし無理やり酒を飲ませる人がいなくなったので、日本酒にも焼酎にも手を出さずじまい。これで酔っぱらわなければよかったのだが、アルコール度数9%のストロングというのが悪かった。翌日まで軽くダメージが残ってしまった。


今年の納会(1)

2014年12月25日 22時47分49秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は会社の納会第一弾。事務所でビールとワインを少々。店に行って持ってきたというマルゲリータピザ、某所から仕入れたという鶏燻製などが良かった。思えば今日はクリスマスか。

その後、別の会合との抱き合わせで2次会へ。紀伊国屋書店近くの「SGS」は思ったほど込んでいなかった。メンバーと「クリスマスイブじゃないからですかね?」とか「不況で家飲みですかね?」などとこそこそ話す。

結構飲んでしまって、地下鉄で帰宅するも一駅乗り越してしまった。

20141223最近読んだ本

2014年12月23日 21時26分59秒 | 読書
■「黄金の盾 グイン・サーガ外伝26」円城寺忍
やはり、かつてグインを闘技で最も苦しめた男ガンダルには、隠れたストーリーがあった。

■「旅は青空」池波正太郎
再読。

■「酒のほそ道 36」ラズウェル細木
購入したのが祝日の前日。酒を飲みながら読めるのが嬉しい。

■「陽炎の男」池波正太郎
再読。

■「最後のおでん」北王路公子

■「読む餃子」パラダイス山元

■「バーテンダー a Tokyo 3」城アラキ、加治佐修

以下、図書館の4冊。
■「仏像に恋して」真船きょうこ

■「もっと! 仏像に恋して」真船きょうこ

■「生きていてもいいかしら日記」北大路公子

■「もう読みたい本がない!」齊藤祐作

20141223ギャラリー巡り

2014年12月23日 14時23分17秒 | ART
本日は芸森→東急→はやしの3か所。

■札幌芸術の森美術館「光と影のファンタジー 藤城清治の世界展」。正直なところ、それほど好みの画風ではない。しかし、なかなか良くできた展覧会で、藤城ファンの方は確実に「良かった」と思われるのではなかろうか。

「ガラス絵 ピルゼン丘にのぼる酒樽馬車」:銀座のビアホール「ピルゼン」で展示されていた作品。28歳の時の初めての影絵壁画だそうだ。この作品以外に2点あり。
「花と少女(水槽)」:手前が本物の水槽になっており、作品が水面に写り、ゆらぐ様子が見える。
「フェニックス」:東日本大震災の津波、廃墟を小さく描きつつも、花火、太鼓をたたく子供、大漁旗の上にフェニックスが飛ぶ。必ずや再生するとの祈りを込めた作品だろう。

「クリスマスの鐘3」:この作品に登場する、実に細かい教会のステンドグラスは見ものだ。制作に1カ月以上かかり、ご本人が「もう同じような作品はつくれない」と語ったもの。
「こたつと猫」:こたつ布団のパッチワークが布らしくてなかなか良い。
「カンは踊る」:ファンタピーチ、HI-C APPLE、PostWater、PF21、POCARI SWEAT STEVIA等の缶が描かれている。1990年頃は機能性飲料の時代だったか。

「水玉の中のメルヘン」:円形の画が水玉のように壁に貼ってあり、両サイドと天井が鏡であるため、どこまでも広がって見える。
「光彩陸離(レプリカ)」:原作は木の葉が十万枚以上、花弁が6万枚以上、使った剃刀の刃が5万枚以上という恐ろしい作品。それを25分の1に縮めているのだから、気の遠くなるほど細密なのだ。
「福島 原発ススキの里(レプリカ)」:地面に近い椅子でこの作品のための画を描いたため、他の人の倍の線量を浴びたらしい。

「愛のカクテル(レプリカ)」:藤城氏はドンペリニョンのロゼが好きなのだそうだ。



なかなか見ごたえがあったのは、否定できない。なお、中庭ではインスタレーション、田村純也「無風ノ空」が展示されている。

 

その後、工芸館の「クリスマスアート展」も急いで見て回る。



■さっぽろ東急百貨店美術画廊「なつかしのヒーロー大集合 昭和の漫画原画展」。年末恒例のイベントだと思う。
手塚治虫「鉄腕アトム1965」:値段が264万6千円とあって、何回か見たこのイベントでも過去最高ではあるまいか。

今日はしっかり昼食を食べよう

2014年12月23日 12時52分04秒 | 食べ歩き
本日は祝日のため仕事は休み。昨日は珍しく月曜日なのに、翌日が休みのため自宅で大量に酒を飲んでしまった。今日は休肝日だなあということで、どうにも面白くないのだが、代わりに昼食をしっかり食べることにしよう。

飲食店の沢山入っているビルの地下に行って見たところ、祝日のため1軒をのぞいて全店休業。その1軒には行列ができていたため回避することにして、結局、何回か来たことのある夜居酒屋・昼定食屋の店「K」に行くことにした。

入って見ると、先客ゼロ。祝日にしてもなあと思ったら、私の後には数人の客が来た。約1年ぶりと久しぶりの訪問になるのだが、主菜1品+副菜2品の定食が前回より20円アップしての700円と、多分消費税増税のせいで値段が上がっているのであった。

主菜はカツ煮を取って、副菜は相当悩んだ結果、わかめときのこの中華風和えもの、マカロニ入り野菜サラダにして見た。ご飯は十五穀米を選択。以前はテーブルに置いてあって、食べ放題だったつぼ漬けも、ご飯を出すカウンターの横にあるため、そこで皿に取り分けるしかない。まあ、漬物はあまり食べると塩分の取り過ぎになるからな。



カツ煮は優しい味。中華風和えものとみそ汁は少し濃い味付けだった。それにしても塩分が気になるお年頃である。

ところでご飯が少し余る。「ご飯は普通で良いですか?」と言うので「多目に」と言ったら「大盛り」にされたのである。私のイメージでは多目と大盛りは違うのだが、ま、それは細かいことだ。

で、ご飯を食べきるにはテーブルにある「美味しいふりかけ」を使うのである(キャップに「美味しいふりかけ」と書いてある)。さらに塩分が気になるのである。



最後にお茶を飲んで終了。私は食べる速度が速い。もう少しのんびりしても良かったかな、と思う。


20141221ギャラリー巡り

2014年12月21日 13時49分38秒 | ART
本日は札幌彫刻美術館→宮の森美術館の2か所。

恐ろしいほどのツルツル道で、山の上の方にある彫刻美術館に行くのにかなりてこずる。



■札幌彫刻美術館「コレクション展「彫刻のできるまで―本郷新の頭のなか」」。
「泉の像」:「大通公園は素晴らしいが、彫刻がない」という竹鶴正孝の言葉から造られたのだそうだ。さすがマッサン。
「冬の像」:幣舞橋に設置されている「冬の像」だが、それに似た「春を待つ」という先行作品があるのだ。「冬の像」を作るときに、わずかに手の形を変え、冬の寒さに耐える表現にしたのだとか。

何度も来ているので、もう見るべきところもないかと思ったが、予想外に面白い展覧会だった。



■札幌彫刻美術館「In My Room vol.09 梶田みなみ」。
「もりまもりの森」:森を守っている生物を初め、彫刻美術館の一角が森の世界と化した。



■宮の森美術館「伊藤隆介ワンマンショー」。2回目の訪問だが、無事展覧会資料を入手した。



恐怖の道をよろよろ歩き、何とか図書館に行ってから帰宅。明日朝の通勤が危ぶまれる。

主力商品には一理ある

2014年12月21日 12時38分13秒 | 食べ歩き
本日は山の手界隈での昼食。久しぶりに寿司かなと思ったが、外を歩いているうちに寒さでそんな気が無くなり、ファミレス「CCS」へと入店。ビーフハンバーグステーキ&牡蠣フライにライス、ドリンクバーのセットをつけることにした。

それほど待たずに注文の品が到着。





牡蠣フライのほうは何と言うか業務的な感じ。ビーフハンバーグステーキは肉みっしりで、ステーキの感じもしないことはない。なかなかの食べ応えがあり、やはり主力商品にはそれ相応の魅力があると言えるだろう。

ドリンクバーではコーヒーと飲み放題につられココアを飲んでしまった。一人で来ていることもあり、ドリンクバーを利用し長くくつろぐということは私にはできない。

 
→写真を2個乗せるほどの意味もない。

ところで、非常にうるさい集団がいたのだが(特に約1名、妙に声の甲高い女がいた)、ああいうのは何とかならないものか。店員さんにクレーム入れても、店員さんも難しいだろうしな。

20141220最近読んだ本

2014年12月20日 23時27分18秒 | 読書
■「O.tone vol.74」
ビストロ特集。

■「HOシュラン2015」
雑誌「HO」はたたみかけるようにいろいろ出してくることがある。

■「身代り島」石持浅海
極限状態を舞台にすることが多かった作者が、アニメの舞台となった平和な島を舞台に選んだ。もちろん殺人事件が起こるわけなのだが、どこか作者らしからぬ青春ムードの漂う作品。

■「帝王死すべし」折原一
いじめにあっている子供の手記形式で作品がすすむ。この作者だから最後にどんでん返しがあるに決まっているのだが、そこに気づくことができるだろうか。

■「男の系譜」池波正太郎
再読。

■「セケンノハテマデ 2」サライネス

■「郷愁という名の密室」牧薩次

■「かながわ定食紀行4杯目!」今柊二
神奈川県の定食紹介ばかりなのだが、なぜか楽しく読める。2冊目だけ買いそびれたのだが、どうにか手に入らぬものか。

■「味と映画の歳時記」池波正太郎
再読。

20141220ギャラリー巡り

2014年12月20日 16時39分33秒 | ART
本日は近美→資料館→4プラ→三越→スカイホール→さいとう→ivory→CAI02→富士フイルム→大通→道新→大丸→紀伊国屋の13か所。

■北海道立近代美術館「冬のワンダー☆ミュージアム2015 どうぶつたち、大集合!」。まあ、それなりに。



■北海道立近代美術館「生誕100年記念 小谷博貞・絵画の冒険」。初期作品がいい。最初、作品目録があるのに気がつかず、メモを取らなかったので、また行って見ることにしよう。

■北海道立近代美術館「冬季名品選」。最初に陶磁器が何点かあるのが新鮮だった。

資料館前にて。



■スカイホール「札幌スタイル・パサージュ2014」。福井さんのキャンドルを購入。念願だったプログレ話ができたので嬉しい。先日、某バーで小皿をみかけたのだが、その人の作品が展示されていたのだ。但し、札幌スタイル認定が来年初ということで、まだ販売はしていない。値段とデザインにもよるのだが、かなり興味あり。

■さいとうギャラリー「'14→'15展」。
宮地明人「慈姑」:ハッとして足が止まる上手さだ。
毛内やすはる「There」:おなじみの立体造形だが、黒バックの箱の中に配置されているのが良い。
亀井由利「新年-九の月」:白と黒と銀の色彩。年末年始に当たって、ある種の原点回帰か。
泉修次「開運おみくじ」:恒例のおみくじ。私は「吉」だった(この類の占いを信じているということは一切ない)。



■ギャラリーivory「北海学園大学1部写真部写真展 2014winter」。
奥寺樹央「Max」:新幹線を撮影したもので、ありきたりの題材だが、相当選んだのではあるまいか。
小野寺宏弥「阿部散歩 vol.3 in 小樽」:白目女のパンチ力。
南出浩喬「(無題だったか?)」:電車に乗る少年。よくあると言えばあるのだが、なかなか上手い。

■大通美術館「北海道・アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会創立50周年記念美術展 - Solidaridad 50 -」。
浦舟三郎「航路万里 926ミリバールを行く」:猛烈な嵐の中の航海。926ミリバール(今はヘクトパスカル)は凄い。

その他、キューバ人画家の作品が何点かあった(個人所有らしい)。

■道新ギャラリー「第13回全道中学校かべ新聞コンクール展示会」。記事をざっと見ていくと、今中学生がどんなことに興味がある(という風に大人から見られようと思っているの)かが分かる。残食(給食の残り)問題、SNS、集団的自衛権など。