散歩日記X

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第101回北海高等学校美術部 どんぐり会展

2011年02月12日 15時09分48秒 | ART
私は面倒なので展覧会の撮影させてほしいとお願いすることが滅多にないのだが、この展覧会だけは何年か撮影させてもらっているのだ。何しろ、通常の絵画作品の文脈には収まらないような、下手すると支離滅裂に見えるほどエネルギーのある作品が多いのだ。といっても、少し部員は減り気味なのかもしれない。約3分の1程のスペースは賛助出品のようだった。

穴吹舞織「カムフラージュ」。何にカムフラージュしようとしているの、この人。



佐々木智香「遺恨」。顧問の川本先生直伝という感じ。骨と化しても遺恨は残るのか。



中北朋花「夏夢」。このパンチ力、1年生が伝統を受け継いでいる。



渡邊あかね「HEART BEAT」。珍しくBL風な作品。新しい風である。



北山夏帆「17歳」。このタイトルでこの作品。今年も北海名物、破綻系の作品だ。



佐藤拓実「酔生夢私」。丁寧に描かれた「蛸」。少しちゃんとした作品すぎる気もするが、上手い。



山崎晃平「蟷螂」。これも良い。あえて大雑把な形と良く考えられた色使いだ。



金澤凌「スプリットマウス1979」。段々じわじわ効いてくるタイプの作品。



賛助出品は菊池精二「少女習作」、栃内忠男「北アルプス連峰」、藤井高志「麻衣子」、山本恒二、波田浩司、陰山晃、梅津薫、川本ヤスヒロ、斉藤嗣火、田崎謙一、福島孝寿、渡辺貞之。


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