散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

金曜日の蕎麦前

2020年06月26日 18時50分41秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日の仕事終了は16時半。何とか雨も降っていないようなので、散歩に出かけることにした。ついでに銀行にも立ち寄って通帳記帳をするが、いまだ給付金は振り込まれず。あれ? 今週末で振り込み終了なんじゃなかったっけ?

「いつ金を振り込む気なんじゃい!!」(生活には困ってないのですが)と思いつつ、勢いで蕎麦の「K」へ。先客1名である。

外窓に向かって座り、今日も酒1、つまみ1、蕎麦ハーフのセットを注文。酒はかなり自由に選ぶことができて、今回は鳥取県の辨天娘純米生原酒強力生酛荒走(←長い)を注文。昨年、島根と鳥取に行ってから、山陰びいきの私なのである。



酒は薄にごりが入っている。味はどっしりとした旨味はあるが、ふんわりと花のような香りが漂う感じである。



そしてセットのつまみはにしん甘露煮。私はにしん蕎麦というものが全くピンと来ないのだが、にしんをつまみにすると美味いものである。海苔は邪魔ではないか? と思ったのだが、醤油味に海苔だから、相性はすこぶる良い。



ここでボチボチ他の客も来て、それなりの賑わいとなった。追加で十旭日(島根)の冷やと鰆の桜花酢〆を注文する。十旭日は質実剛健で正統派の感じ。



他の人が頼まなそうな鰆を注文してみたのだが、まあ、雰囲気はしめ鯖のような感じであった。しっかりした身を味わっていると、確かにほんのりと桜の香りがする。上に乗っている桜の葉もすんなりと食べられるのだ(桜餅の葉とは全然違う)。



昼食にヨーグルトを食べたのが効いていて、そんなに腹が減っていない。ここはもう締めの蕎麦にしよう。



店主から「蕎麦は更科から粗挽きに変えまして、塩で食べるのもお勧めです」とのこと。私はどうも蕎麦を塩で食べるというすかした行為が嫌いなのだが、試してみると美味かった。蕎麦汁に甘味がほとんど無いので(もう少しあった方が…)、むしろ塩の方が良いとさえ感じた。

この後は蕎麦湯をたっぷり飲んで終了。



幸い雨に降られることもなく帰宅。そこそこ酔って帰る。


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