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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

すすきのの締めはこちらへ

2020年06月12日 20時13分29秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目でちょっと予定より飲みすぎてしまったが、最後は恒例のバー「N」へ。1杯目は通常のモスコミュールでスタート。



久々にバイト氏も出勤しているが、私の来た時点で先客は2名。後から二人来たかな? 全体的に状況が低調なのは変わりが無いようだ。

2杯目はテキーラ+コアントロー+GET27+ライムのカクテルで、爽快な水色に仕上がった。味もミント風味なので、爽やかである。



3杯目は少しやられてきてウイスキーソーダにするものの、燻酒のソーダ割りにアードベッグ10をフロートされるという、強めに来られてしまった。



香りを楽しみながら飲んでいるうちに、次の客が来たので席を譲って帰ることにする。1席ごとに空けるとなると、やっぱりキャパシティには限界があるよね。

本日19,259歩。疲れた。

ここも行かないとマスターに怒られるな

2020年06月12日 18時55分34秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目は20年以上通っている店なので、ここにも行かないとマスターに怒られてしまう「C」へ。1杯目はウイスキーソーダ割りでスタート。

話を聞くと、状況はかなり厳しいようだ。テーブル席は1つおきに使用不可としているが、そもそも6月に入ってからテーブル席を使っていないとのこと。カウンター席も1席づつ間を空けると、4人位しか座れないし。

2杯目は今年もミントの季節がやって来たようだ。皆がモヒートを頼むなら、私はミント・ジュレップだ。



今日の季節にピッタリのカクテルを飲みながら、マスターとの雑談は続く。他の客が来ないもんね。

3杯目は例の美味い余市アップルブランデーウッドフィニッシュをハーフで頂くことにしよう。ウイスキーらしい味とアップルブランデーの甘い香りを楽しんでから、3軒目へ。

こんな時、どの店に行くか

2020年06月12日 17時48分22秒 | 食べ歩き
どのお店も営業は苦しかろう。店は開けたとしても人出がまだ少ないし、以前のように満席にする訳にも行くまい。どうしたって、ギリギリ、または開けても赤字営業というところが多いのではなかろうか。

食べる側としてもそうなるとお金を落とすところを考えることになる。以前は何げなく「チェーン店でいいか」と思っていたが、できれば体力のない、しかし魅力あるお店を応援したい。毎度毎度そんなことを考えながら、今日の訪問先は串かつ「S」である。ここはかなり長期間、短縮営業もせずに店を閉めていたもんね。

店に入ると2番目の客となった。以前に比べると席数の減ったカウンター席へ(4席しかない)。ちょっといい感じに店内は改装したかもしれないな。今日の日中はさほど暑さを感じなかったが、しり上がりに好天になってきた私は喉が渇いたため、ハイボールでスタートだ。



串かつ、串マッシュルーム、アスパラ天を注文したら、衣の関係だろうか、アスパラが一番最初にやって来た。



うひゃあ! 今年何回かアスパラ食べているけど、これは素晴らしいね。皆さん、ここのアスパラ食べてやって下さいよ。薄い衣からスーッと中の繊維や水分が一体となって、まさしく「ザ・アスパラ」だよ。ほんの少し塩をつけてもいいし、醤油やソースをつけてもいい。

しかも、この店の醤油入れとソース入れ、どちらも望んだ量だけピタッと出て、垂れたりしないのもいいね。

次は串マッシュルーム。硬めの衣の中身はキノコ空間。エキスを逃さずに火を通したマッシュルームは美味いよな。



そして定番串かつ(串ものは黙っていると2本セットなのだが、1本づつ注文可能)。これは醤油+辛子、ソース+辛子で肉の味を楽しむ。



飲み物を千歳鶴のコップ酒(常温)にして、ちょっと落ち着こうかとポテトサラダを注文。



ポテサラをつまみながら(野菜部分のドレッシングが美味いね)、串貝と串マグロを注文。



串貝は、私が以前から加熱すると一番香りが立つのではないかと思っている串である。串まぐろは何となく「マグロに火を通しちゃね」と思っていたのだが、カウンター席の知らないオヤジが「串まぐろ美味いね~!」というので注文してみた。

いや、なるほど。香りこそ立たないものの、火がちょうど入って旨味を増したマグロも悪くないね。食べ応えもあるし、さすがに創業65年の名店の品である(65年前から串まぐろがあったかどうかは知らないが)。



というところで勘定をしてもらった。無言で食べていた私だが、勘定の際に「久しぶりにうかがいました。やっぱり美味いですね」というと、「金曜日からやっと店を開けて(先週の金曜日ということか?)。ありがとうございます」とおかみさんの笑顔が出た。

何とも素晴らしい、札幌でも無二のお店である。

20200612ギャラリー巡り

2020年06月12日 14時10分14秒 | ART
本日は近美→三岸→文学館→芸森→大丸→三越の6か所。大物が多いため、朝早くから出発。

■北海道立近代美術館「近美コレクション わたしと絵のあいだに」。開館前に到着し、並び順が2番目になってしまった。開館時には10人くらい並んでいただろうか。手の消毒と検温があるため、一人づつ入館。皆さんとは別れ、私一人で常設展の方へと向かう。

野田弘志「THE-8」:わたしと絵のあいだに膜を作り、あえて意識を向けさせるという展示方法か。



俣野第四郎「静物(2)」:本郷新寄託と書いてあった。知らなかった。

■北海道立近代美術館「近美コレクション ひと・ヒト・人」。
田中良「年の市(A)」:どこの北方かと思ったら、札幌の二条市場を描いたのだそうだ。上部にあるトンガリはテレビ塔だそうだ。



この他、北海道庁赤れんが庁舎が閉まっているため、北海道蔵の岩橋英遠「阿寒湖畔の松浦武四郎」、久保守「開拓計画を練る」、片岡球子「函館街頭風景」が展示されていた。

■北海道立近代美術館「近美コレクション なんちゃってカエル名画展」。福士ユキコによる、名画の登場人物をカエルに置き換えた楽しい作品。主に近美所蔵、または展覧会で出品された作品がモチーフとなっている。

「≪パスキン<花束を持つ少女>≫」。



「≪セザンヌ<帽子をかぶった自画像>≫」。カッコいい、まさにセザンヌ風。



後は2019年度の新収蔵品など。77点の寄贈があったそうだが、ということは予算をつけて購入したものはないということか。



近美の2階休憩コーナーはこんな感じ。椅子が一つづつ離して置いてある。常設展側の観覧者は私一人であった。



近美を出て、知事公館の公園を抜けて三岸好太郎美術館へと向かう。しかし、こんな切り株にまで「今は、きょりをとって」なんて表示する意味合いがあるのだろうか。



■三岸好太郎美術館「変幻する詩情の花」。第一室が「花と画風の変遷」ということで、三岸の「花」を描いた作品を集めたコーナー。「菊の花の静物」は9年ぶりに見たようだが、それ以外はさほど変わり映えがしない。

■三岸好太郎美術館「太陽の森 ディマシオ美術館コレクション」。今回、興味を持っていたのはこっちである。彼の作品はタイトルが無いため、感想が書きにくいね。非常に上手いなあと感じるのと、人物画で人物の手前に脈絡なく破片のようなものを飛ばして立体感を持たせるなど、ちょっとあざとい感じもする。

次の作品は丁寧に猿を描いたもので、「猿の狙仙」ならぬ「猿のディマシオ」と言ってもよいかも。



展示作品は13点、ラリックのガラス作品が3点あった。なお、私が見終わる頃に次の観覧者が来ていたが、私が見ている間は他の観覧者は無い。ほら、こんなもんだろ、札幌の美術館は。



■北海道文学館「せなけいこ展」。30分毎の予約入場となっている文学館。入場する際に予約表がちらっと見えたが、私の訪問する時間帯(11:30~12:00)は5~6人、その前の時間帯が十名強だったように思う。前の時間帯に10分ほど食い込んで早めについたら、ちょうど誰もいないタイミングとなり、スムースに入場できた。

それなりに展示は面白く見たが、展示順にみるとストーリーが一部繋がらないように感じたのだが、どうなんだろうか。



この後、南に向かう。兵どもが夢の跡、中島体育センターである(プロレス会場だったのは別館の方で、もう建物は無い)。



幌平橋からの南北線に乗る。幌平橋駅に来たのは久しぶりだが、こんなタイル画があったのは知らなかった。



■札幌芸術の森美術館「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」。芸術の森入口へのバスは途中までは結構な込みようだった。中学校、大学前でそれぞれ数人が降り、芸術の森入口では7~8人が下車しただろうか。誰よりも早く、美術館の入口へと向かう。

入口では行列ができていなかったが、チケットを持っているかどうか確認される。当日券の発売は無く、前売り券、または時間指定予約券を持っていく必要があるのだ。私は美術館協力会の年間パスで通してもらう。

手の消毒をして体温測定をしてから入場。全体的に観覧者は少ないが、ちょうど私の入る直後の団体(10名くらい?)がいたため、それなりににぎやかな感じになってしまった。

「永遠の花」と言うコーナーは撮影可能エリアで、非常にカラフルかつにぎやかな感じ。たまにはこういうウキウキした雰囲気も悪くないだろう。


→北海道の人って、桜にそんなに興味が無いと思うんだけどなあ…


→小さな標本箱のような世界



続いて「Portraits of the Time」という人物写真の所で、急激に興味を失う。もちろん知っている人も沢山いるんだけど、知らない人が多すぎる。ま、興味と合わないってことだね。



私が見終わる頃には、ちょっとした入場の待ち行列ができていた。



喉が渇いた。ちょっと休憩。



工芸館ではSIAF2020紹介コーナーがあったが、何をやるのかよく分からない。



今年も池にこれが浮かぶ季節になりましたな。



この後、バスで真駒内へと戻る。



バスは乗るつもりだったやつが減便対象だったようなのだが、どこにもその手の表示がなく、分かりにくい。幸いなことにその9分後のバスはやって来たので、それほど待たずに済んだ。

町の寿司屋さんを大切に

2020年06月12日 12時25分15秒 | 食べ歩き
今日は中島公園の辺りで昼時となったのだが、公園の近くだと今一つ飲食店が見つからない。ということで地下鉄で南下して澄川へ。ここで昼食を食べていくことにする。

コッテリしたものよりは、さっぱりしたものかなと思い、定食も含めるとバリエーションの広い、「M」寿司へ。入って見ると、入口すぐのテーブル席には各1名、小あがり席も埋まっている模様。カウンター席は先客3名だが、両隣を空ける形で何とか座ることができた。

メニューは定食(隣のオヤジの刺身定食が美味そうだった)、丼ものも沢山あるが、今日の気分はバラちらしだな。蕎麦もセットにできるそうなのだが、夜の事を考えて単品注文としよう。

かなりの混雑ぶりだったが、さほど待たずにバラちらしがやってきた。早速食べよう。



上に乗っているのは、マグロ、イカ、タコ、サーモン、玉子焼き、イクラ、トビッコ、きゅうりだったか。どちらかと言うと味の混ざらない生ちらしを注文することが多い私だが、これも悪くない。それなりに食べているもの個別の味は分かるように思える。

ボリュームもちょうど良く、すっかり満足してお茶を飲んだ。



外に出てから表示してあるランチメニューを見てみたが、すき焼き定食800円、カツ丼680円か。これはまた訪問して食べてみたいメニューが沢山ある。

この後、真駒内に移動。