
夕方になってもあまり気温がさがらない。逆療法でビアホール「NS」へ行き、やけくそでジンギスカンを食べる。暑さは増すが、ジンギスカンのタレがかなりしっかりした酸味でバリバリ食べられた。羊の肩ロースのところが一番うまい。


食べ終わってまだ明るさの残る中を、「はしご通り」を通ってバー「A」へ。まず1杯目はジンフィズ。かなりたっぷり目のジンが効くなあ。2杯目はいつものシャンゼリゼ。
さて3杯目は何かカクテルブックを見せてもらって考えよう。いろいろ見た上で選んだのがレディーズカクテル。名前だけ見ると軟弱そうな感じだが、ライウィスキー+ペルノー+アニゼット+アンゴスチュラビタースという強靭なレシピだ。マスターの遊び心でライウィスキーをマッカラン10年に、ペルノーをアブサンに変えて見たのだが、これが驚愕の味。

・・・一口飲んだところ
飲み口は強く、アブサンの風味がわずかに効いていながら、今までに飲んだことのない新しい味だ(多分、古くからあるカクテルであろうが)。これは素晴らしい傑作カクテルに出会った。
続いてブランデー+アップルブランデー+スイートベルモット+レモンピールのコープスリバイバー。これはやや甘さにレモンピールの香りを効かしたカクテル。さて、強めのカクテルばかり飲んでいるので、4杯で定量に達しているのだが、どうしてもさっきのレディーズカクテルをもう一度飲みたい。
私には非常に珍しい2回目注文で、レディーズカクテルを飲んで帰宅。バスが終了していたのでJRで帰る。電車の中は何とか持ったが、家に帰って轟沈。