かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

草むしり日和

2009年07月12日 | 上野国「草の者」研究所
久しぶりに涼しい。
だいたい日曜日は、店の隣の空き地の草むしりをするのですが、こんなに涼しい日にできるのは珍しい。
涼しいだけでなく適度に土が湿って抜きやすくなっているのが助かる。

この季節は鬼のように伸びる雑草にはほんとに悩まされますが、草の側も、6月7月はどうぞ抜いてくださいとばかりに、雨で抜きやすく準備してくれている。

それを
はいよ、と抜いてあげる。

本音は半分面倒くさいので、除草剤で一気に片付けてしまいたい気もするけど、他人の土地なのでそうもいかない。

いろいろ手を抜くことも考えたけど、隣りの奥さん(正しくは、お隣りは空き地なのでお隣りの隣り)が、せっせと一日がかりで広い空き地の半分の草をむしっていくので、こちらも手を抜くわけにいかない。

手を抜くよりも草を抜いたほうが、どうやら早い。

本来の自然の原則からすれば、草は、むしるから生えるのであって、むしらずに放置しておけば、やがて低木が生え、次に亜高木が生え、そして高木が生えて順次日光が届かなくなって下草は消えていく。

そのようにしてまわりの空間すべてを自然な森にしていけば一番良いのだけれども、街中の今の現状はそうもいかない。

でも、雑草の生えた景観は、雑草を放置しているという印象を与え、雑草の刈られた景観はまた管理された土地の景観をつくる。

ただそれだけのための作業。

私はこういう作業は嫌いではないので、お隣りさんに負けるわけにはいかないので外で草むしりしています、と店を空けている。

なんとなく、草むしりとかトイレ掃除とかは、ほんとに運気を高める作用がある気がする。

といって、自分の家ではなにもしないのですが・・・
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