英宰相ウィンストン・チャーチルからのメッセージ   

チャーチルの政治哲学や人生観を土台にし、幅広い分野の話を取り上げる。そして自説を述べる。

韓国与党が日本の放射能汚染データを改ざん 嘘をつかなければ生きてこれなかった?

2019年09月30日 23時21分57秒 | 国民性
  韓国与党「共に民主党」の議員らが、日本の放射能土壌調査サイトの数字を利用し、来年の東京五輪の競技会場周辺の放射性物質の検出量を示した地図を公表した。しかし、日本のサイト団体が、韓国与党がサイトの数字を改ざんしたことを明らかにし、韓国与党に抗議している。
  東京電力福島第1原子力発電所事故の福島県を含む1都16県で土壌汚染調査を行っている「みんなのデータサイト」(福島市)は「われわれの情報から作製されたことは事実に反する」として韓国与党に「「事前の連絡なく、事実と異なる測定値の情報が公開され、団体の信頼性を損ねた」と抗議。地図作成の経緯をたずねているが。9月30日午後6時の時点で返答はないという。朝鮮日報によれば、数値は「みんなのデータサイト」に公開されている資料から引用したという。
  共に民主党の地図が「福島県営あづま球場」(福島市)周辺で土壌1平方メートルあたり205万ベクレルの放射性物質が検出されたとしているのに対し、みんなのデータサイトが今年行った調査では14万ベクレルだった。
  何と言っていいのか。ラグビーのワールドカップ(W杯)1次リーグA組で日本に敗れたアイルランド代表選手やアイルランド国民がこぞって日本チームを賞賛し、「フェアプレー」と「公正の精神」を発揮しているだけに、韓国与党の不条理がひときわ目を引く。これは韓国与党の政治家だけの性格なのか、それとも平均的な韓国人の国民性なのか、いまひとつ理解できない。
  ことし6月、中国の成都で開催されたサッカー男子のユース大会「パンダカップ」で、優勝した韓国の選手の一人が、優勝トロフィーを踏みつけてポーズをとり、記念写真を撮ったことが、多くの中国人から批判を浴びたことは記憶に新しい。
  2009年には野球のWBCで、日本に勝った韓国がマウンドに国旗・太極旗を立てて問題になった。1988年ソウル五輪ボクシング・ライトミドル級決勝で、米国選手が韓国選手から2度のダウンを奪ったものの2―3で判定負けした試合では、後の調査で5人中3人の審判が韓国側に買収されていたことが判明している。
  サッカーに限らず、あらゆるスポーツの国際大会で韓国の試合は疑惑のジャッジ、ラフプレー、判定を不服としたゴネといった後味の悪さが目立つ。
  「スコパ(トランプゲーム)について、イタリア人がナポリで書いた手引書の鉄則の第一は『相手のトランプカードを盗み見ようと四六時中努力すること』。これはイタリア人にとり具体的で実践的なすばらしい規則である」と、イタリア人のジャーナリスト、ルイジ・バルジーニ(1908~1984)は皮肉を込めて著書「ヨーロッパ人」で述べ、イタリア人に対する悪評判の一因は「不公平と不正行為」がまかり通っていることを嘆いているが、韓国人はイタリア人に似ているのか。
  理不尽で不正な言行は韓国人の弱さを反映しているように思う。イタリア人が欧州の弱小国であるように、韓国は東アジアの弱小国だ。経済的な反映を謳歌している時期は、この20年余にすぎない。
  韓国人がこの1千年もの間、「手練手札」を使わなければ生きてこれなかった側面は否定できない。コンプレックスの表れなのかもしれない。
  英国人は国際政治の舞台では、外国人からしばしば「不誠実な裏切り者」と罵られてきたが、数字や事実を改ざんしてまでも、嫌いな相手をおとしめることまではしてこなかった。そして、スポーツの世界では、フェアプレーに専念してきた。
  日本人に帰化した拓殖大学の呉善花教授は「韓国人は平気でうそをつく。詐欺が窃盗より断トツに多い国は韓国だ」と話す(共著、売国奴の中で)。
  うそをつく韓国与党や、アンフェアープレーが多い韓国スポーツ選手は、百歩譲って「不実」であっても、せめて「うそ」だけはついてほしくないと思う。このような理不尽な行為を繰り返していると、いずれ世界から相手にされなくなるだろう。イソップ寓話の「おおかみ少年」を思い出すのは私だけだろうか。

(写真)韓国与党が公開した日本の放射能汚染地図