40年ぶりに友人が訪ねてくれた、
二人だけといっても
ご夫妻で、それに姉夫婦という
6人で思い出の地を回りました。
まあ、久しぶりということもあって、
自宅ででも結構話が弾み
昼近く家を出発
お互い醍醐派の寺ということもあって
まずは本山の醍醐寺へ
桜はまだ眠っている
クローンの枝垂れ桜
まだ固い蕾です。
ところが本山事務所の前の梅
ちょうど見ごろです。
三宝院の入り口には珍しい石
何でも珍しく
不思議なものでいる時は
気がつかなかったものです
庭を見ながら日向ぼっこ
ここでも何やかやと話が尽きません
この欄干も年季が入っています
勅使門も内側より
ここで進列して法要に出たことやら
玄関から見る庭も思い出深い
宝物館の「紅枝垂れ」
今月25日は満開とか
一番早く咲くそうです
樹齢200年の枝垂れ桜
これだけたくさんの杖が必要
でも、咲いたら見事です
この場所には立派なソファーがあり
しばし、鑑賞と感傷に耽り
次は一緒に育った東寺へ
まずお大師様の御影堂参拝
御影堂は解体修理中です
鐘楼の横には
河津さくらが見事に咲き誇って
私たちがいるころにはなかった
さくらです
ちょっとしたお花見が
外から一緒に暮らした
宝菩提院を眺め、
美しくなった洛南高校を
彼は勉強した思い出
私は便所掃除した思い出
それぞれに思い出深い場所です。
洛南会館でお茶をして
心置きなく話せる友は
話しも尽きなく
時の過ぎるのを忘れて…
お別れしようと庭を見ると
まあ、仲のよい鳩が
とても睦ましい姿が印象的でした。
